2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、河井克行元法相(60)=服役中=から現金計70万円を受け取ったとして、公選法違反(被買収)の罪に問われた元広島市議藤田博之被告(85)=佐伯区=の求刑公判が28日、広島地裁であった。検察側は罰金70万円、追徴金70万円を求刑。藤田被告は「選挙運動の報酬として受け取ったものではない」と改めて無罪を訴え、結審した。判決は8月31日。