セディナ、最大15万8000人の情報流出
三井住友フィナンシャルグループ傘下のカード会社、セディナは16日、最大15万8248人分の顧客情報が不正に持ち出され、外部に売却された可能性が高いと発表した。持ち出したのは保険代理店の事務を委託していた業者という。
今回流出したのはセディナの前身、オーエムシー(OMC)カードの利用者の氏名、生年月日、住所、電話番号などの個人情報。ただ、同社はカード番号や暗証番号の情報が含まれていないため、クレジットカードを悪用される恐れはないとしている。
セディナはすでに顧客情報を売却した業者との契約を解除し、警察などに通報。業者名は非公表とした。セディナは三井住友FG傘下の中核会社。カード事業などを立て直すため、完全子会社になっていた。
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