中国の公安機関が保有していたとみられる約10億人分の個人情報が流出したとの疑惑が浮上している。ロイター通信によると、匿名のハッカーが6月末、インターネット上で「上海公安機関のデータベースから10億人分の個人情報が漏れた」と公表。データは計23テラバイト(テラバイトはギガバイトの約1000倍)以上にのぼり、ハッカーは20万ドル(約2700万円)相当のビットコインと引き換えにデータを販売すると主張したという。
事実であれば世界最大の個人情報流出案件となる。中国外務省の趙立堅副報道局長は4日の定例記者会見で「把握していない」と述べた。
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