広島・大瀬良大地投手(32)が30日、広島市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億8000万円プラス出来高払いでサインした。3年契約の最終年に向け、「来年は契約してよかったと思ってもらえるようにしっかり働かないといけない」と強い決意をにじませた。
今季は23試合に登板し6勝11敗、防御率3・61。10月には痛みの原因だった右肘の手術を受け、リハビリを続けている。元広島で親交がある前田健太投手(35)が米大リーグのタイガースと2年総額2400万ドル(約36億円)の契約に合意した感想を問われると、「いっぱいもらうな、すごいなと思いました。けがから復活して大変だと思いますけどよかった」と刺激を受けた様子だった。