『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲、ゲーム音楽として初めて米国議会図書館の保存資料に選ばれる

数十年たった今でも近藤浩治のおかげで鼻歌を歌えている

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米国議会図書館が、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲(地上BGM)を、全米録音資料登録簿へ保存される楽曲に選定した。ゲーム音楽としては初の事例となる。

米国議会図書館のブログの中で、全米録音資料登録簿へ新たに登録される25の音声記録のうちひとつに、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマが含まれていることがわかった。選定は毎年行われるもので、「保存に対する意識を高めるため、アメリカにおける幅広く多様性ある録音音声の資産」を収集することを目的としている。

全米録音資料登録簿は2002年以来600を超える音声を収集しているが、「マリオ」のテーマ曲はゲーム音楽として初めて選ばれた。2023年の選定リストにはこのほか、ジョン・レノンの「イマジン」やマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」など、誰もが知る名曲たちが名を連ねている。

米国議会図書館のカーラ・ヘイデンは、登録簿の更新の重要性についてコメントし、その使命と選定のプロセスを説明した。

「全米録音資料登録簿は、録音音声を通じて歴史を保存し、我が国の多様な文化を反映させています」とヘイデンは言う。「国立図書館は、次世代のためにこうした音声記録を保存する一助となることを誇りに思うとともに、次に保存すべき楽曲、スピーチ、ポッドキャスト、録音音声に関する一般からの情報を歓迎しています。登録簿に保存すべき音声記録として、今年は1100を超える一般からの推薦を受けました」

1985年、任天堂の作曲家・近藤浩治はファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』で、最も記憶に残る楽曲のひとつを生み出した。「マリオ」シリーズにおける近藤の経歴は数十年に渡り、ほかにも「ゼルダの伝説」のテーマ曲など、名だたる楽曲の数々を制作している。

それから約38年経った今なお、近藤の楽曲は新たな形で親しまれている。テーマ曲は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の中でもアレンジされ、IGN USのレビュー(英語版)も楽曲を称賛している。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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