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【ロッテ】36歳荻野貴司が最年長盗塁王 シーズン24盗塁 最多安打との2冠に輝く

2021年10月30日 18時03分

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3回裏2死一、三塁、打者中村奨のとき、二盗を決め笑顔を見せる荻野

3回裏2死一、三塁、打者中村奨のとき、二盗を決め笑顔を見せる荻野

◇30日 ロッテ3―5日本ハム(ZOZOマリン)
 ロッテの荻野貴司外野手(36)がシーズン24盗塁で初の盗塁王に輝き、最年長獲得記録も塗り替えた。35歳シーズンで1982年の福本豊(阪急)、87年の大石大二郎(近鉄)、2016年の糸井嘉男(オリックス)がタイトルを手にしていたが、36歳以上での獲得は初。荻野はプロ12年目でシーズン全試合出場を果たし、最多安打との2冠にも輝いた。
 チームメートの和田康士朗外野手(22)もシーズン24盗塁で並んでおり、初の盗塁王を獲得。同一球団から2人の盗塁王が生まれるのは戦前を含めて史上初の快挙となった。源田(西武)、西川(日本ハム)も24盗塁をマークしており、4選手が同時に盗塁王となるのも史上初だ。
 和田はシーズン中は代走での起用が多く、わずか24打席に立っただけ。1リーグ時代だった1944年に呉昌征(阪神)が記録した93打席を塗り替える史上最少打席でのタイトル獲得となった。
 24盗塁でのタイトルは2リーグ制となった1950年以降では93年の緒方耕一(巨人)、石井琢朗(横浜)に並ぶ最少記録。1リーグ時代を含めた史上最少数での盗塁王は35試合制だった1938年春の江口行男(名古屋金鯱)で14盗塁。

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