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香川「M1」点灯、23日V懸け三重戦/四国ILplus

2011/09/23 09:47

【香川―徳島・第2試合】8回香川無死一、二塁、島袋が右翼線に4点目となる適時二塁打を放つ=アグリあなんスタジアム
【香川―徳島・第2試合】8回香川無死一、二塁、島袋が右翼線に4点目となる適時二塁打を放つ=アグリあなんスタジアム

 四国アイランドリーグplusは22日、徳島県アグリあなんスタジアムで首位攻防の天王山となる徳島インディゴソックス―香川オリーブガイナーズのダブルヘッダーなど、2カード3試合を行った。首位の香川は第1試合を4―5で惜敗したものの第2試合は5―1で快勝し、優勝マジック1を点灯させた。香川、徳島とも23日に残り1試合を行うが、香川は徳島の勝敗にかかわらず三重スリーアローズ戦を引き分け以上で後期優勝が決まる。

 香川は第1試合、3―1で迎えた五回にエース高尾が逆転の満塁本塁打を浴びた。六回に亀沢の犠飛で1点差に迫り、その後も好機をつくったが一歩及ばなかった。

 第2試合は右腕酒井が7回1/3を被安打6で1失点と好投。打線は一回に敵失で先制すると、四回は水口が適時打、六回は島袋が第1試合に続いてソロを放つなど効果的に加点した。
 徳島との対戦はこれが最終戦で、香川は後期3勝1分け4敗。前期の1勝7敗からやや盛り返した。

 ▽アグリあなん・第1試合
香 川101101000―4
徳 島10004000×―5
▽勝 大川22試合15勝5敗
▽S 富永29試合18S
▽敗 高尾28試合15勝7敗1S
▽本塁打 島袋8号(1)(香)大谷龍11号(4)(徳)
▽二塁打 西森、国本、リ▽盗塁 国本、関口▽失策 中川▽与死球 高尾(大谷龍)大川(国本)岩根(甲斐)塚本(松嶋)
▽試合時間 2時間59分

 ▽同・第2試合
香 川100101020―5
徳 島000000010―1
▽勝 酒井28試合4勝3敗
▽敗 河野17試合1勝6敗
▽本塁打 島袋9号(1)(香)
▽二塁打 島袋、国信▽盗塁 林、西森▽失策 国本、輝▽与死球 岩崎(林)
▽試合時間 2時間42分

瀬戸際でチーム一丸
 香川はもう後のない試合で快勝し、優勝戦線に踏みとどまった。西田監督は「選手たちの『優勝したい』という気持ちが相手を上回った。こんな試合ができるのは野球選手冥利(みょうり)に尽きるんじゃないかな」と瀬戸際での勝利を評価した。

 チームは主将の中村や左腕山中をけがで欠き、まさに“満身創痍(そうい)”の状態だが、それぞれがベストを尽くし、そのマイナス分をカバーしている。

 第2試合で好投した酒井は「2人のためにも絶対に勝とうとチーム一丸となった」。第1試合は惜敗したが、ナインに落ち込んだ様子はなかった。そうした雰囲気から右腕も試合に入りやすかったという。

 打線は島袋が2試合連続で本塁打を放つなど気を吐いた。実は、第1試合のソロは実に6試合ぶりの安打。沖縄出身の21歳は「ここ数試合はチームに迷惑を掛けており、貢献できてよかった」と白い歯を見せた。

 23日の三重戦では引き分け以上で昨年後期以来2期ぶりの優勝が決まる。副主将の国本は「勝ちにこだわっていきたい。みんなやることは分かっている」と意欲十分だった。

 ▽松山中央公園サブ
高 知101310000―6
愛 媛200000000―2
(高)山崎―飯田(愛)能登原、井川、中山、入野―河添

IL後期勝敗表(22日現在)
    試勝敗引  勝
    合数数分  率  差
(1)香 川311894  .667  −
(2)徳 島3118103 .643 0.5
(3)愛 媛3114143 .500 4.0
(4)高 知3211192 .367 4.0
(5)三 重319184 .333 0.5

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