東日本大震災10年 変わったこと 変わらないこと
2021年3月8日 05時00分 (3月8日 05時00分更新)
東日本大震災から十年。東北地方で先月、大きな余震が起きるなど、震災はまだ終わっていない。それでも人はこの間、懸命に生きてきた。何が変わり、何が変わっていないのか。
新たな語り手 育てる 「富岡町3・11を語る会」代表・青木淑子さん
震災翌日に全町避難指示が出された福島県富岡町は、二〇一七年三月末で避難指示が一部解除され、人が住めるようになりました。四年になりましたが、町は空き地が多く、住民は以前の一割ほどです。個人商店はほぼなく、スーパーなどの営業も縮小されています。小中学校も再開し、JR常磐線の全線復旧など人が住む整備は少しずつ進んでいますが、復興というにはほど遠い状況です。
町に戻っている...
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