大関・貴景勝「7月にいい成績を」 昇進披露宴に約2000人
大相撲の大関貴景勝の昇進披露宴が16日、東京都内のホテルで開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や白鵬、鶴竜の両横綱ら約2千人が出席した。
22歳の貴景勝は新大関で臨んだ夏場所で右膝を負傷。途中休場後に一度は再出場したが、大関以上では極めて異例の再休場で負け越した。初のかど番となる名古屋場所(7月7日初日・ドルフィンズアリーナ)の出場は不透明ながら、壇上では「大関とは何かを考え直し、勉強して、7月にいい成績を残したい」と抱負。さらに「強くなるしかない。感謝をして、一生懸命取り組んでいく」と決意を新たにした。
八角理事長はスピーチで「名誉ある大関の地位に就いた喜びと役割を考えてほしい。稽古に励み、横綱を目指してほしい」と激励した。〔共同〕