佐藤は「(本編を収録上映し、スピンオフ版を上演した)去年の経験が僕を強くしてくれた」とりりしい表情。ダブルキャストのライバル役で5月7日以降に出演するKis-My-Ft2・北山宏光(37)も「帝劇の地下で本番の音を聞きながら稽古をしている。『勝利に負けられない』とポジティブな気持ち」と頼もしかった。
今年はコロナ禍で自粛していた帝劇での本編有観客上演および客席上のフライングが、2020年2月26日以来1139日ぶりに復活。00年の初演からの通算上演数は5月31日の千秋楽で1986回となり、光一が保持するミュージカル単独主演記録を更新予定。来年には帝劇で通算2000回を達成する見込みだ。
異例の2作同時上演から前人未到の領域へ-。「お客さまが作品を愛してくださる気持ちに応えたいと、20年やってきたことは変わらない」。光一の飽くなき挑戦は続いていく。(渡邉尚伸)
★誕生日プレゼントは「剛くんに聞いて」 10日はキンキ・堂本剛の44歳の誕生日。報道陣から話題を振られた光一は「そうなんだ?」とトボけた後、「忘れるわけがない」とニヤリ。自身は誕生日の元日コンサートで剛から祝福されるのが毎年恒例で、今回は「スタッフに〝ある物〟を届けてほしいとお願いした」と告白。プレゼント内容は「剛くんに聞いて」とけむに巻いたが、「剛くん、おめでとう」と祝福した。