「すみだ水族館」お披露目 東京スカイツリータウン
今月22日に開業する東京スカイツリー(東京・墨田)を中核とする新しい街区「東京スカイツリータウン」が10日午前、公開された。水槽内の水に人工海水を使った「すみだ水族館」などが初めて披露された。展示は約400種、合計1万匹を見て楽しめる。
オリックス不動産が運営するすみだ水族館は、合計312店舗が入るショッピング・飲食ゾーン「東京ソラマチ」の西側5、6階に設置。
国内最大規模の屋内開放型のプール水槽では、間近でペンギンやオットセイが見られる。バックヤードを観察できるゾーンもあり、飼育の現場なども見られるのも売り物だ。館内は落ちついた照明で、あたかも海の中に潜ったような演出。午後9時までの営業で、会社帰りでも立ち寄れる。初年度、水族館は約175万人の来館者を見込む。
すみだ水族館の田海雅彦支配人(46)は「何度でも足を運んでもらえる充実した施設。タウン全体の集客に貢献したい」と話していた。
料金は大人2000円、高校生1500円、中・小学生1000円、幼児(3歳以上)600円。
東京スカイツリータウンの敷地面積は約3万6900平方メートル。中核となる電波塔のほか、商業施設や水族館、ドームシアター、オフィスなどがある。
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