元世界王者の故・星野敬太郎さんの死因は肝硬変 師匠の花形進会長「残念です」

星野敬太郎さん
星野敬太郎さん

 東日本ボクシング協会は14日、都内で理事会を開き、沖縄で死去した元WBA世界ミニマム級王者・星野敬太郎さんの情報を共有し、今後は日本プロボクシング協会(JPBA)とともに、公式サイトやSNSなどで哀悼の意を示す意向を示した。

 東日本ボクシング協会の花形進会長(JPBA会長)は「急な知らせにびっくりしました。(死因は)肝硬変と聞きました。残念です」と語った。

 星野さんがかつて所属していた花形ジムによると、死因は司法解剖の結果、肝硬変と判明。死亡日時は今月6日と推定され、8日に沖縄の自宅で亡くなっているのが発見されたという。14日昼に荼毘(だび)に付され、遺骨は家族により横浜市の実家に帰るという。

 星野さんは1988年11月、花形ジムからプロデビュー。96年8月に日本ミニマム級王座を獲得すると、5度の防衛を飾った。2000年12月にガンボア小泉(フィリピン)を下し、WBA世界同級王座の奪取に成功。師匠の元WBA世界フライ級王者・花形会長とともに、国内初の師弟世界王者となった。

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