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JR博多駅ビルを運営するJR博多シティ(福岡市)は12日、2022年度の売上高が前年度比27.3%増の1111億円だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限がなく入館者が増えた。売上高は、過去最高だったコロナ前の18年度の約9割に回復した。
売上高は、専門店街のアミュプラザ博多や百貨店の博多阪急など8施設の合計。集客イベントの再開や政府の需要喚起策「全国旅行支援」の効果に加え、水際対策の緩和で訪日外国人客が増えた。博多阪急の売上高は22.1%増の506億円で、18年度と比べ2.1%減となり、コロナ前の水準にほぼ戻った。