浄水器のタカギ、小倉南区に新工場 今秋着工、現敷地の15倍に 福岡

 浄水器・散水用品メーカー、タカギ(北九州市小倉南区)が、本社工場を移転することが28日、分かった。小倉南区堀越で現在の15倍近い土地を取得し、今秋に着工し、平成32年度の完成を目指す。建設費は100億円を見込む。

 新たに取得した敷地は29万7千平方メートル。このうち新工場は5万6千平方メートルで、従業員は2千人規模となる。園芸散水用品や蛇口一体型浄水器を製造する。

 同市内にあるコールセンターや浄水器カートリッジの製造工場も集約し、社員向けの託児所や研究棟も併設する。

 また、一般に開放する野球場やソフトボールグランド、テニスコートも設置する。

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