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検索結果 738 件

  • 蓄電池の外部制御等による家庭部門でのDR実証

    木橋 威夫, 小林 和幸, 塚本 剛, 大前 晴信 エネルギー・資源学会論文誌 45 (1), 50-56, 2024-01-10

    As a measure to make renewable energy the main source of electricity for carbon neutrality and to reduce the risk of a balance of expenditure when fuel costs rise, it is necessary to have a …

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  • ある落橋事例から考える今後の木橋発展に向けた教訓

    渡辺 浩 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    ...<p> 2023年5月,水辺の橋として親しまれてきた木橋が落橋した.この橋は西アフリカ産のボンゴシ材が使用されたアーチ橋で,27年間供用されていた.同様の木橋は1990年代に国内に多数が架けられた.外国での実績を元に架設当初はメンテナンスフリーで耐用年数50年とも言われていたが,国内では短期間で腐朽することが明らかとなった.このような木橋が多数架けられたのにはメンテナンス不要なものがよいとされた当時...

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  • 雪荷重の軽減を目的とした床版開閉式木橋の積雪軽減性能について

    及川 大輔, 野田 龍, 後藤 文彦, 青木 由香利, 森岡 吉己 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    <p> 秋田県の山間部などに架かる木歩道橋では,冬季の雪荷重による落橋の危険性が問題となっている.対策として雪荷重に耐えられるほどに強度を高めるのも1つの方法であるが,雪荷重が作用するのは冬季のみであり,その期間のためだけに橋自体の性能を規定することは,コスト面などから見てもあまり合理的ではない.そこで,冬季の間だけ構造を変換させて雪荷重を回避する床版開閉式構造を提案する.本研究は,この構造を取…

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  • 徳之島の鳥類の繁殖分布と森林環境との関係

    木橋 勉, 関 伸一, 平城 達哉, 木元 侑菜, 寛山 一郎, 小高 信彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 601-, 2023-05-30

    <p>「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は世界自然遺産に登録されたが、徳之島は比較的森林率が低く、遺産登録地も南北に分断されている。本研究では島内89箇所にプロットを設定し、環境指標として優れている鳥類の分布調査を繁殖期に2回実施した。環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)のアカヒゲと情報不足(DD)のリュウキュウキビタキについてはプレイバック法による調査を、他の鳥種に関しては在・不…

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  • 施業履歴の異なるブナ林の20年間の動態と地上部現存量変化

    野口 麻穂子, 齋藤 智之, 直江 将司, 酒井 敦, 澤田 佳美, 八木橋 勉, 太田 敬之, 櫃間 岳, 正木 隆, 杉田 久志 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 452-, 2023-05-30

    <p>森林の地上部現存量(AGB)は、炭素蓄積をはじめとする森林の生態系機能の重要な指標のひとつである。本研究では、奥羽山系のブナ老齢林におけるAGBの長期変化と、施業による撹乱後の回復過程の解明を目的として、2002年から2022年までの20年間にわたる毎木調査データを解析した。老齢天然林および、1969年の皆伐母樹保残施業後に刈払いを1回もしくは3回実施した林分にそれぞれ設置された、計3試験…

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  • 気腫性変化を基礎に有する肺炎患者の予後予測 ~A-DROP と Goddard 分類を組み合わせた AG-DROP による評価法~

    大槻 拓矢, 家 研也, 廣瀬 雅宣, 本橋 伊織, 土屋 知也, 相原 茉里, 櫛渕 澪, 八木橋 国博, 奥瀬 千晃, 松田 隆秀, 大平 善之 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (5), 332-339, 2022-09-30

    A-DROPによる肺炎重症度と Goddard 分類による気腫性変化の重症度を併用した新たな肺炎重症度分類(AG-DROP)を作成し,その予後予測能を検証した。地域基幹病院において胸部CTで気腫性変化を認めた肺炎患者 181 名の診療録より,患者背景及び A-DROP,Goddard 分類,入院中死亡を調査した。Goddard 分類での 2 名の医師の評価者間一致率を確認の上で平均 8 …

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  • タイ西部のチーク人工林での約20年間の成長と土壌特性

    平井 敬三, Dokrak Marod, 齊藤 智之, 櫃間 岳, 野口 麻穂子, 八木橋 勉, 田中 浩 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 495-, 2022-05-30

    <p>熱帯の有用樹種であるチークの成長と土壌特性との関係を検討するため、タイ西部のカンチャナブリ県のタイ王国野生生物・国立公園局のメクロン試験地のチーク人工林で、土壌と毎木調査を行った。対象は1992年植栽林分(TY)と1977年植栽林分(TM)で、毎木調査は1997年で中断し、約20年後の2015から再開した。TYはほぼ平坦地に、TMは傾斜24度の斜面にある。土壌はいずれもAlfisols(U…

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  • 択伐後のヒバ林における残存個体の成長に影響する要因

    櫃間 岳, 八木橋 勉, 酒井 敦, 齋藤 智之, 野口 麻穂子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 357-, 2022-05-30

    <p>北東北の郷土樹種のひとつであるヒバ(ヒノキアスナロ)は,主に天然更新を利用した択伐施業により管理されている.冷水沢ヒバ成長量試験地は,施業法の検証のため1927年に青森県内の国有林に設定された.これまでに実施した6回の択伐により650m<sup>3</sup>/haの総収穫量が得られた一方,林分蓄積は400m<sup>3</sup>以上に保たれていることから,冷水沢での約100年におよぶ択…

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  • 埼玉県入間市金子地区の旧道沿いにおけるお茶の景観分析に基づく狭山茶散策ルートの提案

    張, 平星, 山本, 美知留, Zhang, Pingxing, Yamamoto, Michiru 66 (4), 104-113, 2022-02-28

    ...分析の結果,金子神社─西三ツ木橋ルート,愛宕神社─欄干橋ルート,山祇神社─大橋ルートの3ルートは,お茶の景観が見える区間が長く,景観の変化が多様であり,狭山茶の景観上の魅力発信に適していると考えられる。また,地形の起伏とアクセスを考慮し,3ルートそれぞれは金子駅からの利用者向け,仏子駅から加治丘陵の東部分を巡る登山者向け,高齢者向けとして提案できる。...

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  • 令和元年台風19号により生じた千曲川流域の橋梁被害とその要因分析

    近広 雄希, 小池 悠, 豊田 政史, 奥山 雄介, 大原 涼平, 清水 茂 土木学会論文集F6(安全問題) 78 (2), I_131-I_139, 2022

    ...らかとするために,本川だけでなくその支川も含めた現地調査と資料調査を行い,被害状況を地図上に整理した.さらに,橋梁の被害要因を構造的(架橋年,橋長,幅員,構造形式)・地理学的(河床勾配,川幅,屈曲度)な視点から分析し,考察した.その結果,千曲川では6橋の,支川では14橋の橋梁被害が今回の調査で明らかとなった.多くの橋梁被害は護岸損傷に影響されたものであったが,支川では6例の流橋被害が明らかとなり,そのうち3橋は木橋...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 液状亜リン酸肥料の葉面散布によるダイズ黒根腐病の被害軽減効果

    木橋 素良, 岩間 俊太 北日本病害虫研究会報 2021 (72), 35-40, 2021-12-15

    <p>ダイズ黒根腐病は日本のダイズ栽培における重要病害の一つであるが,これまでに完全な抵抗性品種や卓効を示す農薬などは見出されておらず,安定生産に向けた新たな防除技術の開発が急務である.本研究では,液状亜リン酸肥料の葉面散布による本病の被害軽減効果を明らかにするため,2017~2020年に大型プランターを用いた接種試験において処理方法を検討し,さらに2019~2020年には自然発生圃場においてそ…

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  • 液状亜リン酸肥料の葉面散布によるダイズ黒根腐病の被害軽減効果

    木橋, 素良, 岩間, 俊太 北日本病害虫研究会報 (72) 35-40, 2021-12

    ダイズ黒根腐病は日本のダイズ栽培における重要病害の一つであるが,これまでに完全な抵抗性品種や卓効を示す農薬などは見出されておらず,安定生産に向けた新たな防除技術の開発が急務である。本研究では,液状亜リン酸肥料の葉面散布による本病の被害軽減効果を明らかにするため,2017~2020年に大型プランターを用いた接種試験において処理方法を検討し,さらに2019~2020年には自然発生圃場においてその効果…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 津軽地方のヒバ択伐林試験地における直径分布と材積の100年間の推移

    木橋 勉, 齋藤 智之, 野口 麻穂子, 櫃間 岳 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 362-, 2021-05-24

    <p>ヒバ(ヒノキアスナロ)は東北地方を中心に広く分布し、特に青森県で資源量が多く、主に択伐天然更新による施業で管理されている。本発表では、青森県青森市に1914年に設定され、択伐施業指針に沿って100年以上維持されてきた穴川沢第一ヒバ成長量試験地の直径階分布と材積の推移を報告する。これまでに6回の択伐が行われ、当初の回帰年は10年前後であったが、1982年の伐採では経済性を考慮して伐採量をふや…

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  • 茨城県のスギ新植地における競合植生の成長量に影響する要因の推定

    五十嵐 哲也, 奥田 史郎, 倉本 恵生, 宮本 和樹, 八木橋 勉, 酒井 武, 飯田 滋生, 小山 明日香, 福本 桂子, 星野 大介, 佐藤 保 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 341-, 2021-05-24

    <p>日本の人工林主伐後に人工林の更新を確実に行うためには、造林-保育作業全般を省力化・低コスト化するための技術開発が重要であり、その一つに、下刈りの省力化がある。そのためには下刈り省略の可否を判断するための客観的な基準を提示することが必要である。そのため、本研究では、下刈りを省略した場合の競合植生の成長量について検討した。調査地は茨城県北部の国有林に設置した。調査地は2〜5年生のスギ新植地16…

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  • 土木構造物への木材利用について

    野田 龍 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 190-, 2021-05-24

    ...具体的な利用事例として、ガードレール、遮音壁、軟弱地盤対策や地盤改良としての木杭、木製治山ダム、木橋、駅舎等鉄道施設などがある。</p><p>土木構造物は公共事業で建設されるため、工法選定の際には「費用」対「効果」が特に重要となる。一方、木材には炭素固定による地球温暖化緩和効果や地域産材の利用による地域経済への波及効果といった利点がある。...

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  • 27年供用された木橋部材の劣化評価

    及川 大輔, 藤原 有沙, 後藤 文彦, 野田 龍, 石黒 駿 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) 77 (5), I_45-I_54, 2021

    ...<p> わが国での近代木橋の歴史は1987年に第1号橋が架設されてから34年と欧米と比べ非常に浅く,架替えの適用もまだ少ないため,撤去した部材に対する部材強度のデータ蓄積はあまり行われていない.今後,土木材料として木質材料を利用していくためには,供用されていた木材の部材強度等のデータは非常に重要である.本研究では,2020年に架替えが行われた めおと橋の部材を回収し,静的・動的方法から各部材の剛性や...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • イギリスにおける地域再生と社会的企業の動向

    木橋 慶一 ノンプロフィット・レビュー 20 (2), 95-105, 2021

    <p>本稿の目的は,1990年代後半以降のイギリスにおける地域再生政策および社会的企業振興政策を検証し,これらの政策が市民社会に与えた影響とその対抗策を明らかにすることである.</p><p>まず,上記の2つの政策について,労働党政権時代(1997–2010)の流れを概観する.両政策にかかわる重要な議論として,ローカル・ガバナンス論も取り上げる.次に,現時点で支配的な政策思想となっている新自由主義…

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  • 両側尿管の石灰化狭窄を呈し尿路再建術を要した好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の1例

    木橋 祐亮, 豊里 友常, 島袋 修一, 加藤 晴朗 日本泌尿器科学会雑誌 111 (4), 140-144, 2020-10-20

    <p>血管炎により石灰化を伴う尿管閉塞は稀な合併症であり,好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(Eosinophilic Granulomatosis with Poly-Angiitis:EGPA)の報告は少ない.我々はEGPA患者における両側の尿管壁石灰化と狭窄を外科的に修復した症例を報告する.逆行性腎盂造影では,両側尿管は閉塞し尿管カテーテルを留置できず両側腎瘻となった.免疫抑制剤による治療で血管…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 岩手県のブナ択伐天然更新施業地における伐採30年後までの森林動態

    杉田 久志, 高橋 利彦, 酒井 敦, 八木橋 勉, 櫃間 岳, 高橋 和規, 大谷 達也 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 120-, 2020-05-25

    <p>1970、80年代にブナ天然更新施業が行われ、とくに保安林など伐採率が制限されるところでは択伐天然下種更新が広く採用されたが、その更新の実態は明らかにされていない。本研究は択伐天然更新施業が実施されたブナ林の構造変化を伐採30年後までモニタリングした。調査地は岩手県雫石町国見地区、1989年に材積で30%程度の伐採が行われたが、部分的にはもっと高率のところもあった。林床ではチシマザサが密生…

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  • タケノコ成長期に着目したモウソウチク個体内の放射性Cs動態

    齋藤 智之, 八木橋 勉, 渡邊 広大, 齊藤 佳緒里, 今井 芳典, 若山 太郎, 赤間 亮夫, 篠宮 佳樹, 三浦 覚 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 537-, 2020-05-25

    <p>福島第一原発事故で放出された放射性物質による竹林の汚染が確認され、食用の筍からも基準を超える放射性Csが検出された。以降なかなか基準値を下回らない。事故後のタケノコからCsが検出されたということは経根吸収由来か、タケ個体内に蓄積されたCs由来かと考えられる。このタケノコへのCsの移行流入量は竹林の除染を行えば減らせるのか?本研究では、筍へのCsの移行メカニズムを解明するため、空間線量率は近…

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  • タイのチーク植栽木の生残と直径成長に対する地形と個体密度の影響

    櫃間 岳, 八木橋 勉, Woraphun Himmapan, 宮本 和樹, Tosporn Vacharangkura 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 718-, 2020-05-25

    <p> タイ北部で2004年に植栽したチーク人工林において間伐の効果を検証した。4m間隔で植栽したプロットを9つ設定し,植栽10年後の2014年に間伐を行った。9プロットのうち,3箇所で40%の本数間伐,3箇所で60%の本数間伐を行い,残り3つを無間伐の対照区とした。間伐直前の2014年3月と間伐5年後の2019年6月に,立木の胸高直径と樹高を測定した。間伐前の直径,間伐の有無,微地形,個体ごと…

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  • 沖縄島北部におけるヤンバルクイナの繁殖分布に影響する要因

    木橋 勉, 小高 信彦, 久高 将洋, 久高 奈津子, 大城 勝吉, 中田 勝士, 高嶋 敦史, 東 竜一郎, 城間 篤, 渡久山 尚子, 石原 鈴也, 宮本 麻子, 関 伸一, 齋藤 和彦, 中谷 友樹 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 845-, 2020-05-25

    <p>ヤンバルクイナは沖縄島北部のやんばる地域のみに分布しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類(CR)に分類されている。森林面積や外来種とヤンバルクイナの繁殖分布の関係を明らかにするため、沖縄島北部でプレイバック法による調査を2007年から2016年の繁殖期に3年ごとに4回実施し、確認個体数を応答変数とするGAMMによる統計解析を行った。その結果、ヤンバルクイナは、マングースが少ない場所…

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  • LOX/エタノールガスジェネレーターの温度場評価

    中田, 大将, 八木橋, 央光, 稲積, 慧, 有松, 昂輝, 住吉, 政哉, 湊, 亮二郎, 内海, 政春, NAKADA, Daisuke, YAGIHASHI, Hiromitsu, INAZUMI, Satoshi, ARIMATSU, Koki, SUMIYOSHI, Masaya, MINATO, Ryojiro, UCHIUMI, Masaharu 令和元年度宇宙輸送シンポジウム: 講演集録 = Proceedings of Space Transportation Symposium FY2019 2020-01

    令和元年度宇宙輸送シンポジウム(2020年1月16日-17日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県

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  • オートエンコーダによる家庭エネルギー使用量推定手法

    中山 功, 八木橋 威夫, 川原 慶喜 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4I2GS202-4I2GS202, 2020

    <p>一般家庭における電力の使用量、使用パターンは居住者の家族構成やライフスタイルなどにより多種多様ではあるが、外気温が低ければエアコン暖房を使用する、夜間にはエコキュートなどの給湯機が自動的に運転する等、ある程度共通した複数の機器の運転パターンで合成されていると考えることが可能である。 本稿では家庭ごとの電力の用途別使用量を推定するために、電力使用量実績をオートエンコーダによって機械学習し、共…

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  • 電気使用状況や気温による住宅断熱性能の推定

    木橋 威夫, 中山 功, 川原 慶喜 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4I2GS201-4I2GS201, 2020

    <p>目的:住宅断熱性能を電気使用量(スマートメータデータ)から簡易推計する手法を確立 内容:夜間温度降下計測による住宅断熱性推定手法を活用し、約900軒の住宅で実測調査を実施。 この計測で得た推定Q値を教師データとし、各世帯の電気使用量(スマートメータデータ)から、住宅断熱性能を 機械学習で推定した結果を紹介する。 結論:電気使用量からの住宅断熱性能推定は、ある程度は可能と思われる。 …

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  • 橋渡し研究

    中川 敦寛, 佐藤 千穂, 八木橋 真央, 高橋 千明, 冨永 悌二 Japanese Journal of Neurosurgery 29 (11), 760-767, 2020

    <p> 近年, 優れた研究成果を社会に実装するために橋渡し研究 (translational research : TR) が世界各国でそれぞれの課題に即したかたちで進められてきた. 一般的にはTRモデルでは, 基礎研究から臨床研究に移行するT1バリアと臨床研究を社会実装, 改善につなげるT2バリアがあり, 拠点構築, 人材育成, 収支を含めた持続的運営, …

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  • blast-induced traumatic brain injury (bTBI): 損傷機序と病態

    中川 敦寛, 大谷 清伸, 八木橋 真央, 佐久間 篤, Tomita Hiroaki, 刈部 博, Rocco Armonda, 久志本 成樹, 冨永 悌二 NEUROSURGICAL EMERGENCY 25 (2), 195-202, 2020

    <p> 爆風損傷は爆発に伴い発生する爆風に暴露され生じる.一般の臨床医が経験する外傷機転に加えて,穿通物による機序,衝撃波を伴う圧損傷による機序が複合的に生体に影響を及ぼし,損傷が発生する.外傷初期診療ガイドラインに沿った対応を行うとともに,損傷時の状況の把握を含めて衝撃波を伴う圧損傷のリスク階層化と病態を考慮した治療を行う.通常の外傷とは異なる点があり,外科的あるいは脳血管内治療に際しては特徴…

    DOI Web Site 医中誌

  • 隔年下刈りがカラマツ植栽木の5年間の生存と成長に及ぼす影響

    野口 麻穂子, 松尾 亨, 小西 光次, 櫻 昭二, 八木 貴信, 櫃間 岳, 齋藤 智之, 新井 隆介, 八木橋 東北森林科学会誌 24 (2), 37-46, 2019-10-31

    カラマツを植栽した岩手県内の再造林地において,毎年下刈り(4 年目まで),隔年下刈り(1・3 年目,2・4 年目),無下刈りの4通りの下刈りスケジュール間で植栽から5生育期間の植栽木の生存と成長,植栽木と周囲の植生との競合の状況を比較し,下刈り回数削減の可能性について考察した。植栽後5生育期間経過時のカラマツ植栽木の樹高および地際直径は,下刈り回数が少ないほど小さくなった。カラマツ植栽…

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  • 膀胱外傷保存的治療後に尿閉を契機に生じた腹膜内膀胱破裂の1例

    木橋 祐亮, 村上 隆啓, 今泉 督, 本竹 秀光 日本外傷学会雑誌 33 (4), 385-388, 2019-10-20

    <p> 外傷性の腹膜内膀胱破裂 (Intraperitoneal Bladder Rupture : IBR) に対する保存的療法 (Non-operative management : NOM) の報告が散見されている. 我々はIBRに対してNOMにより自然治癒した以降, 飲酒に伴い尿閉を繰り返し約2年後に膀胱自然破裂を来たし, 腹腔鏡下に修復した症例を経験した. IBRにおいて, …

    DOI 医中誌

  • 発生時期の異なるタケノコの放射性セシウム濃度・蓄積量の変化

    齋藤 智之, 八木橋 勉, 渡辺 広大 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 381-, 2019-05-27

    <p>宮城県の一部では、福島第一原発事故で放出された放射性物質による竹林の汚染が確認され、筍の出荷制限が続いている。事故後に新たに発生してくるタケノコからCsが検出されるということは、タケの植物体内に蓄積されたCsが、他の部位からタケノコに移行流入していると考えられる。そこで本研究では、宮城県内のモウソウチク林に試験地を設定し、出筍前から稈に成長するまでの時期別にCs濃度を測定することで、タケノ…

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  • 奥羽山系の冷温帯林における22年間の地上部バイオマスと林分構造の変化

    野口 麻穂子, 星崎 和彦, 松下 通也, 杉浦 大樹, 八木橋 勉, 齋藤 智之, 板橋 朋洋, 太田 和秀, 柴田 銃江, 星野 大介, 正木 隆, 大住 克博, 高橋 和規, 鈴木 和次郎 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 622-, 2019-05-27

    <p>森林生態系の機能や、気候変動に対する生態系の応答の観点から、森林のバイオマスの長期変化に関心が集まっている。しかし、老齢林における地上部バイオマスの変化傾向や、バイオマス変化に対する大径木の寄与の度合いについては議論が定まっていない。本研究では、カヌマ沢渓畔林試験地(岩手県奥州市、面積4.71ha)における胸高直径5cm以上の樹木の22年間の毎木調査データ(測定間隔2~4年)を用いて、冷温…

    DOI

  • 合併症管理は神経障害から

    木橋 操六 日本糖尿病教育・看護学会誌 23 (1), 66-69, 2019-03-31

    <p>多忙な糖尿病外来で神経障害の診察のために時間をかけ問診と診察を行うことはいうは易く行うは難しである.神経障害は耐糖能異常の段階からゆっくりと進展するありふれた病態であるゆえに臨床的には十分な対処がなされていない.一旦進行すると治療に難渋する足の痛み,QOL低下をもたらす自律神経障害,さらには平均寿命の短縮化などをもたらす深刻な合併症となる.この不幸な病態を防ぐためには,医師,患者いずれにも…

    DOI 医中誌

  • カラマツコンテナ苗における床替苗根腐病

    升屋 勇人, 安藤 裕萌, 八木橋 勉, 齋藤 智之, 野口 麻穂子 森林総合研究所研究報告 18 (4), 389-392, 2019

    2014年に岩手県下で発生したカラマツコンテナ苗の枯死原因を調査した。分離試験の結果、<i>Fusarium</i>属菌による根腐れが主因と考えられた。特に当年度に床替えした苗で大発生していることから、床替苗根腐病と診断された。苗木の植え替え時における根の損傷、仕立て時の様々な因子が急速な病徴の進展に大きく関与していると予想された。

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 再造林コスト削減の取組

    駒木 貴彰, 梶本 卓也, 八木橋 東北森林科学会誌 24 (1), 21-24, 2019

    主伐後の民有林の再造林は,東北地方では各県ともほぼ20~30 %の低調な実施面積率となっており,再造林コス トが高いことが大きな原因となっている。そこで,再造林コスト削減の方策として植栽密度を下げるとともに下刈り作 業を省略して,植栽と下刈り作業のコストを低減させる技術開発が行われている。全国各地の再造林コスト削減の取組を見ると,1,000~2,000本/haの低密度植栽の実施と,…

    DOI Web Site

  • EVAR後の遠隔期合併症に対するinterventional radiology

    西巻 博, 小川 普久, 千葉 清, 八木橋 国博, 丸橋 孝昭, 小徳 暁生 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌 34 (1), 46-54, 2019

    Endovascular aortic repair (EVAR) for abdominal aortic aneurysm has an early survival benefit but an inferior late survival compared with open repair. To improve results for late survival after EVAR …

    DOI 医中誌

  • 大学病院総合診療科初診患者のうつ状態を評価するためのハミルトンうつ病評価尺度の有用性

    阿部 倫明, 野崎 裕之, 中川 高, 八木橋 真央, 石沢 興太, 奥田 拓史, 赤石 哲也, 田中 淳一, 大澤 稔, 沼田 健裕, 菊地 章子, 高山 真, 奈良 正之, 小野寺 浩, 富田 博秋, 石井 正 日本病院総合診療医学会雑誌 14 (6), 556-563, 2018-11-30

    大学病院総合診療を受診する初診患者の多くは他施設受診歴があり,また複雑な主訴を呈しており,なかなか診断がつかないことをしばしば経験する。その理由として器質的疾患のみならず気分障害などの精神疾患が混在している可能性が考えられている。本研究では 2016 年から 2017 年に東北大学病院総合診療外来を受診した初診患者 362 名のうち 226 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 渓畔林における水平・垂直方向のニッチ分割:大規模稚樹群集データの解析

    板橋 朋洋, 松下 通也, 森 英樹, 野口 麻穂子, 直江 将司, 中川 弥智子, 岡田 美憲, 太田 和秀, 太田 敬之, 齊藤 哲, 齋藤 智之, 高橋 和規, 上山 芝穂, 八木橋 勉, 星崎 和彦 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 322-, 2018-05-28

    <p> 森林において、土壌水分や斜面方位といった水平方向のハビタット異質性は、多種共存を促進すると予測される。一方で、垂直方向に不均一な光環境が光要求性の異なる種の共存を促進するという予測もある。これらは水平方向・垂直方向へのニッチ分割と捉えられるが、両者の効果を分離した研究は少ない。そこで、微地形が豊富な渓畔林(3.2 ha)において、大規模な稚樹の毎木調査を行い、存在する全稚樹(直径1~5 …

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  • 秋田佐渡スギ天然林の26年間の林分構造の動態

    太田 敬之, 野口 麻穂子, 齋藤 智之, 直江 将司, 八木橋 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 614-, 2018-05-28

    <p>秋田県北秋田市阿仁の佐渡スギ群落保護林は標高950mに分布するスギ天然林である。1991年に台風被害を受け、翌1992年に1.05haの調査地を設定し、1992年~2017年まで5年に1回、胸高直径5cm以上の幹(以下、立木)の毎木調査を行ってきた。25年間で立木密度は353本 ha<sup>-1</sup>から901本 …

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  • 結実の豊凶は冷温帯落葉樹混交林の年間リター供給量をどう変化させるか

    太田 和秀, 野口 麻穂子, 松下 通也, 八木橋 勉, 齋藤 智之, 太田 敬之, 柴田 銃江, 星野 大介, 高橋 和規, 大住 克博, 正木 隆, 鈴木 和次郎, 佐藤 孝, 星崎 和彦 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 469-, 2018-05-28

    <p>落葉は林床への主要な資源供給源とされている。しかし、リタートラップで収集される内容物には葉以外に花や種子なども含まれ、落葉冷温帯樹林では主要樹種の多くが、開花結実量に大きな変動を示すことが知られている。開花量の変動はリター供給量にどの程度栄養を与えるのだろうか。そこで本研究では、岩手県奥羽山脈に位置するカヌマ沢試験地にて収集された、23年間(1991~2013)のリタートラップのデータを用…

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  • 異なる下刈りスケジュールで育成したカラマツの5年目までの生存と成長

    野口 麻穂子, 松尾 亨, 小西 光次, 櫻 昭二, 八木 貴信, 櫃間 岳, 新井 隆介, 八木橋 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 542-, 2018-05-28

    <p>下刈り回数の削減は育林初期コストを低減する手段として期待されている。しかし、カラマツは初期成長が速い一方、耐陰性が低いことから、下刈りの省略による負の影響が大きいことが予想される。本研究では、4通りの下刈りスケジュール(4年間毎年下刈り、隔年下刈り(1・3年目および2・4年目)、無下刈り)を設けた岩手県内の国有林で、カラマツの成長・生存を調べた。植栽後5生育期間が経過したカラマツの樹高およ…

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  • チークの個体成長に対する密度効果

    櫃間 岳, 八木橋 勉, Himmapan Woraphun, Vacharangkura Tosporn 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 557-, 2018-05-28

    <p> チーク人工林における間伐の効果を検証するため,タイ北部のウタラディット県で,2004年にチークの苗を植栽した。4m間隔で植栽したプロットを9つ設定し,植栽10年後の2014年に間伐を行った。9プロットのうち,3箇所で40%の本数間伐,3箇所で60%の本数間伐を行い,3つを無間伐の対照区とした。間伐直前の2014年3月と間伐から2年後の2016年5月に,立木の胸高直径と樹高を測定した。 …

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  • 回復期リハビリテーション病棟における右被殻出血と半側空間無視

    舟橋 怜佑, 前島 伸一郎, 岡本 さやか, 布施 郁子, 八木橋 恵, 浅野 直樹, 田中 慎一郎, 堀 博和, 平岡 繁典, 岡崎 英人, 園田 茂 脳卒中 40 (2), 69-74, 2018

    <p>【目的】リハビリテーション(リハ)目的で入院した右被殻出血患者を対象に,半側空間無視の有無やその検出法に関与する要因について検討した.【対象と方法】対象は回復期リハ病棟に入院した右被殻出血103 名で,発症から評価までの期間は40.5±27.4 日.発症時のCT より血腫型を評価し,血腫量を算出して,半側空間無視がみられたかどうかや,その検出法を診療録より後方視的に調査した.【結果】半側空…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 言語学は女性と男性をどう見てきたか

    木橋 宏勇 杏林医学会雑誌 49 (1), 43-49, 2018

    <p> 女性と男性を区別しない社会はない。世界には約5,000もの言語があると推定されているが,女性と男性を区別しない言語もないと考えられる。言語は社会の有り様を映し出す鏡であり,両者は常に相互作用しているからである。長く,生物学的にも,文化的にも,両性は異なる社会的役目を担い分業を営んできた。それは言語にも反映されている。一方で,言語を意識的に変えることで,社会に変革を迫ることも可能だと思われ…

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  • 研究発表要旨

    楊 鶴, SATO(VEYSSIÈRE) Goro(Georges), 渋谷 直樹, 山本 明美, 野田 農, 五味田 泰, 嶋野 牧子, 菊池 博子, 木村 仁志, OTANI Kenichiro, 石川 典子, 八木橋 久実子, 佐藤 正尚, BEAUVIEUX Marie-Noëlle, YAMAMOTO Takeo, 太田 悠介 フランス語フランス文学研究 112 (0), 133-148, 2018

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  • 全身多発転移をきたしたepithelioid glioblastomaの1例

    齋藤 紀彦, 平井 希, 青木 和哉, 高萩 周作, 八木橋 彰憲, 横内 幸, 小林 弘明, 松熊 晋, 古賀 絢乃, 藤田 聡, 岩間 淳哉, 中山 晴雄, 林 盛人, 櫻井 貴敏, 岩渕 聡 Japanese Journal of Neurosurgery 27 (2), 131-137, 2018

    <p> 68歳男性, 右側頭葉皮質下出血にて発症し内視鏡下血腫除去術が施行された. 3カ月後, 同部位にリング状造影効果を示す腫瘍性病変が認められ, 開頭腫瘍摘出術が施行された. Epithelioid glioblastomaの診断で, 放射線・化学療法を開始するも14日後に両肺に多発結節状病変が出現, 治療開始後32日目に死亡した. 病理解剖の結果, 局所再発に加え, 両側肺, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 関節液細胞診が術前診断に有用と考えられた膝関節滑膜軟骨腫症の 1 例

    木橋 祐弥, 長谷川 多紀子, 中田 ゆかり, 楠美 智巳 日本臨床細胞学会雑誌 57 (1), 35-38, 2018

    <p><b>背景</b> : 関節液細胞診が術前診断に有用と考えられた膝関節滑膜軟骨腫症の 1 例を経験した.</p><p><b>症例</b> : 34 歳, 女性. 1 年前に左膝を打撲後, 疼痛, 腫脹が改善せず当院を受診した. MRI 等の画像検査では関節液の増量を認めるのみで, 疾患の特定にはいたらなかった. 関節液細胞診では軟骨細胞の結節状集塊を認めた. 核は大小不同性を示し, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • ロケットエンジン用液体酸素供給ラインの圧損特性

    有松 昂輝, 中田 大将, 湊 亮二郎, 吉川 稲穂, 八木橋 央光, 内海 政春 流体工学部門講演会講演論文集 2018 (0), OS14-5-, 2018

    <p>Pressure loss characteristics of propellant supply system for rocket engine is analyzed in this paper. Gas generator(GG) is part of Gas Generator cycle Air Turbo Ram jet(GG-ATR) engine, which is …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 幼児に対するネオニコチノイド系殺虫剤の曝露評価

    池中 良徳, 宮原 裕一, 一瀬 貴大, 八木橋 美緒, 中山 翔太, 水川 葉月, 平 久美子, 有薗 幸司, 高橋 圭介, 加藤 恵介, 遠山 千春, 石塚 真由美 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), O-20-, 2017

    ネオニコチノイド系殺虫剤は、哺乳類における体内蓄積性は短く、昆虫とヒトのニコチン受容体に対する親和性の違いから、ヒトに対する毒性は相対的に低いため、一定の基準以下であれば、日常生活においてその毒性は無視できると考えられている。しかし、日本では諸外国と比べ数倍~数十倍と果物や野菜、茶葉における食品残留基準値が高く設定されていること、また、記憶・学習などの脳機能に及ぼす影響をはじめ、発達神経毒性には…

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  • 持続的な熱帯林管理のためのフタバガキ科林業樹種の交配特性を考慮した択伐施業の高度化

    谷 尚樹, Lee Soon Leong, Lee Chai Ting, Ng Kevin Kit Siong, Muhammad Norwati, Pakkad Greuk, 増田 真佑, 上野 真義, 新山 馨, 八木橋 勉, 大谷 達也, 近藤 俊明, 沼田 真也, 西村 千, 奥田 敏統, Kassim Abd Rahman, Musa Samsudin, 津村 義彦 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 698-, 2017

    <p>熱帯雨林から得られる資源、生態系サービスを維持するためには、伐採後の二次林においても残存木による健全な種子生産と森林更新を持続させる必要がある。マレーシアの半島地区においてはSMSと呼ばれる択伐手法が用いられ、フタバガキ科に対してDBHが50cm以上の立木の伐採が認められている。しかし、この基準で伐採された二次林において各樹種が健全に種子生産を行えるかどうかは未知であり、多樹種を通して同一…

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  • 間伐強度と斜面位置がチーク人工林の成長に及ぼす影響

    櫃間 岳, 八木橋 勉, Himmapan Woraphun, Vacharangkura Tosporn 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 571-, 2017

    <p> チーク人工林における間伐の効果を検証するため,タイ北部のウタラディット県で,2004年にチークの苗を植栽した。4m間隔で36mx36mの正方形に100本植えたプロットを9つ設定し,植栽10年後の2014年に間伐を行った。9プロットのうち,3箇所で40%の本数間伐,3箇所で60%の本数間伐を行い,3つを無間伐の対照区とした。間伐直前の2014年3月と間伐から2年後の2016年5月に,立木の…

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  • 落葉広葉樹林の林床におけるササ3種の放射性セシウム汚染の実態

    齋藤 智之, 酒井 武, 杉田 久志, 八木橋 勉, 池田 重人, 田中 浩 東北森林科学会誌 22 (1), 20-26, 2017

    ササ群落の放射性物質による汚染の実態を面積単位で推定するため、東京電力福島第一原子力発電所からの距離の異なる二地域において、クマイザサ、ミヤコザサ、スズタケ個体内の放射性セシウム137濃度を調べた。2012年9月にササを採取し、分枝構造から3年前の部位まで齢毎に部位分けし、それぞれの<sup>137</sup>Cs濃度を測定した。面積あたりの<sup>137</sup>Cs蓄積量は、原発からの距…

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  • 下刈り実施・省略下でカラマツ稚樹が示す樹形アロメトリーの経年変化

    八木 貴信, 野口 麻穂子, 齋藤 武史, 八木橋 勉, 成松 眞樹, 松尾 亨, 小西 光次 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 533-, 2017

    <p>下刈り作業は重労働なため,下刈り省略は保育作業の負荷軽減にきわめて有効である。また下刈り省略を低密度植栽と組み合わせて天然更新稚樹を積極的に活用することは,混交林も含めた多様な目標林型を目指す重要な施業技術になりうる。このように下刈り省略は大きな可能性を持つ技術だが,その前提は,競合植生の繁茂による植栽木の成長低下が許容範囲におさまることであり,この前提を満足する下刈り強度決定のためには,…

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  • ナラ枯れ被害終息後の林分における植物遺体と土壌動物相の推移

    斉藤 正一, 上野 満, 柴田 銃江, 八木橋 勉, 中静 透 東北森林科学会誌 20 (2), 54-59, 2016

    ナラ枯れ被害を受けた森林では,多くの枯死木が発生し,植物遺体として林床に蓄積する。本研究では,被害程度に応じて異なると予想される,ナラ類の植物遺体の動態と分解に関与する土壌動物群集の変化について,被害後の経過年数が異なる林分において調査して基礎的データを得た。植物遺体は,当初は枝が林床に落下し,やがて枯死木の腐朽にともない折損や倒伏した幹の量が増加した。15年後には激害林では…

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  • ウソが選好するサクラの種類,品種が示す花芽の特徴

    鈴木 祥悟, 島田 卓哉, 八木橋 勉, 八木 貴信 東北森林科学会誌 21 (1), 1-5, 2016

    東北各地のサクラの名所でも,ウソによるサクラ花芽の摂食が問題になることがある。ウソが摂食するのはおもに花芽であり,サクラの種類や品種の違いによっても摂食されやすいものとそうではないものがある。これらの原因を明らかにするために,森林総合研究所東北支所構内に植栽されているサクラについて,ウソが摂食する時期の芽の特徴を調査した。花芽と葉芽の化学成分分析から,葉芽にはタンニンおよび総フ…

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  • スギコンテナ苗と裸苗の成長と形状比の関係

    木橋 勉, 中谷 友樹, 中原 健一, 那須野 俊, 櫃間 岳, 野口 麻穂子, 八木 貴信, 齋藤 智之, 松本 和馬, 山田 健, 落合 幸仁 日本森林学会誌 98 (4), 139-145, 2016

    <p>これまでに,コンテナ苗の樹高成長は,植栽時の苗の形状比が平均60程度の集団であれば,裸苗と同等以上であるが,形状比が平均100程度の集団では,裸苗と比較して劣ることがわかってきた。本研究では,集団の平均値ではなく,個体ごとの形状比と成長との関係に注目し,コンテナ苗と裸苗の成長を4成長期にわたって調査した。1成長期ごとの形状比と相対成長率の関係は,相対樹高成長率では,すべての成長期において,…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献5件 参考文献3件

  • 東北地方におけるスギコンテナ苗の成長と形状比の関係

    木橋 勉, 中谷 友樹, 中原 健一, 那須野 俊, 櫃間 岳, 野口 麻穂子, 八木 貴信, 齋藤 智之, 松本 和馬, 山田 健, 落合 幸仁 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 491-, 2016

    これまでに,東北地方のコンテナ苗の樹高成長は,植栽時の苗の形状比が平均60程度の集団であれば,形状比が40-50の裸苗と同等以上であるが,形状比が平均100程度の集団では,裸苗と比較して劣ることがわかってきた。本研究では,同一地点における個体ごとの形状比と成長との関係に注目し,コンテナ苗と裸苗の成長を4成長期にわたって調査した。1成長期ごとの形状比と相対成長率の関係は,樹高相対成長率では,すべて…

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  • モウソウチクにおける放射能汚染の実態と除染試験の効果

    齋藤 智之, 八木橋 勉, 清和 研二, 鈴木 有映, 今埜 実希 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 431-, 2016

    竹林は森林生態系の構成要素の一つとして、また食用筍の生産現場としてかなりの面積を有する。東日本の主要な筍生産地では筍から基準を超える放射性Csの値が検出されたため出荷停止が続いている。そこで福島第一原発事故により放出された放射性物質による竹林生態系の汚染実態とその後の経過を把握すること、および除染試験の効果を検証することを目的に調査を行った。実態調査では、筍のみならずタケ個体全体の放射能汚染の実…

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  • 森林総合研究所東北支所構内におけるウソによるサクラの芽の摂食

    鈴木 祥悟, 八木橋 東北森林科学会誌 20 (2), 49-53, 2016

    森林総合研究所東北支所構内で,ウソの飛来状況とウソにより摂食されたサクラの芽の数を調査した。ウソは数羽から10羽程度の群れでおもに1月から3月にかけて飛来したが,1年おきに飛来数が多い年と少ない年があり,飛来数が多い年は摂食されたサクラの芽の数も多かった。サクラの種類,品種別ではソメイヨシノが最も摂食されやすく,オオヤマザクラはほとんど摂食されなかった。また,ソメイヨシノは1…

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  • ナラ枯れ被害終息後の林分における鳥類群集の推移

    斉藤 正一, 八木橋 勉, 高橋 文, 柴田 銃江, 中静 透 東北森林科学会誌 21 (1), 11-17, 2016

    ナラ枯れによる被害程度が大きい場合は,森林の高木層に林冠疎開をもたらす。高木層の植被率と鳥類群集の個体数との相関は高く,ナラ枯れ被害により林冠疎開した林分には多くの鳥類が生息していた。また,鳥類群集は林冠疎開の程度に応じて生息する構成種が類似していた。出現種を林内と林外にグループ分けした場合,林縁や疎開地を好む林外グループの鳥類は激害林に多く,被害により疎開した森林空間を利用していると考えられた。

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  • ナラ枯れ被害終息後の林分における更新の可能性と生物群集への波及効果

    斉藤 正一, 八木橋 勉, 高橋 文, 上野 満, 柴田 銃江, 中静 透 東北森林科学会誌 21 (2), 60-65, 2016

    ナラ枯れ激害林では,被害後に高木層が衰退し林冠疎開するため開空度が大きくなり,ナラ類や他の高木種が更新する可能性があると考えられた。激害林でも種子散布者のヒヨドリが生息していることから,被食型の樹木の種子も供給されると思われるが,林冠疎開による常緑低木やリョウブなどの低木層の繁茂によって,今後の高木種などの更新は困難であることも考えられる。激害林ではナラ枯れをきっかけ…

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  • 応急橋に適した木製トラス橋の開発とリユース

    平沢 秀之, 戸沼 淳, 小澤 暁栄, 藤田 好彦, 渡辺 浩, 鈴木 譲 構造工学論文集 A 62A (0), 1323-1330, 2016

    Natural disasters such as earthquake, typhoon, rainstorm, landslide, debris flow, etc. occur almost every year in Japan. These disasters often divide roads or railways, and make villages isolated …

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  • 半島マレーシア低地フタバガキ林の粗大有機物量について

    佐藤 保, 新山 馨, 八木橋 勉, Abd Rahman Kassim, Azizi Ripin 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 104-, 2016

    森林生態系内の炭素プールを考える上で枯死木から構成される粗大有機物は、無視することができない割合を占めている。本研究では、マレー半島の典型的な低地フタバガキ林にて粗大有機物を比較した結果を報告する。調査はマレーシア・ネグリスンビラン州のパソ―試験地にて行った。5つの20m×100m方形区(以下、サンプル区)内の元口10cm以上のすべての枯死木を測定対象とした。これら粗大有機物は材積を求めた後に、…

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  • 下刈り省略時の競合植生による被覆がカラマツ植栽木の個体成長に及ぼす影響

    野口 麻穂子, 松尾 亨, 小西 光次, 櫻 昭二, 八木 貴信, 櫃間 岳, 新井 隆介, 八木橋 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 501-, 2016

    下刈りの回数削減は、育林初期コストを低減する上で大きな課題となっている。本研究では、A:無下刈り、B:2・4年目下刈り、C:1・3・5年目下刈り、D:毎年下刈り、の4処理を設けた試験地において、カラマツ植栽木の成長を植栽から3生育期間にわたって調べた。3生育期間経過後の樹高・地際径は、D区で他の3区より有意に大きかった。一方、A・B・C区の間では、C区の地際径がA区を上回った以外に、有意差は認め…

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  • 研究発表要旨

    渡邉 修吾, 谷川 雅子, 渋谷 直樹, SATO Yosuke, 山本 健二, 五味田 泰, 佐原 怜, 神房 美砂, 小玉 司, 大坪 裕幸, 縣 由衣子, 芦川 智一, 八木橋 久実子 フランス語フランス文学研究 108 (0), 227-239, 2016

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  • 伝統的木構造物で使用される銅金物の劣化抑制への寄与(1) : 京都三条大橋欄干の蛍光X線分析

    栗崎, 宏, 藤井, 義久, 簗瀬, 佳之, 西川, 智子, 中野, ひとみ, 瀬川, 真未, 清水, 秀丸 木材保存 = Wood preservation 41 (6), 256-263, 2015-11

    ...寺社,木橋,古民家といった日本の伝統的木構造物では,擬宝珠,端隠し,根巻き,釘隠しなどと呼ばれる銅製金物が,防水の目的で施工されてきた。これら銅金物を施工した建築物では,金物の下方の木材部材の生物劣化が強く抑制されているものがある。これは,金物から溶出した銅が部材に移行し,木材保護効果を発揮したのではないかと考えられる。...

    日本農学文献記事索引

  • 添畑沢スギ間伐試験地における45年生から104年生までの長期成長データ

    正木, 隆, 大住, 克博, 関, 剛, 森, 茂太, 梶本, 卓也, 櫃間, 岳, 八木橋, 勉, 柴田, 銃江, 野口, 麻穂子 森林総合研究所研究報告 14 (1), 65-72, 2015-03

    添畑沢スギ間伐試験地は1953年(45年生時)に秋田県能代市の丘陵地のスギ人工林(1909年植栽)に設定され、強度間伐2区、中庸度間伐2区、弱度間伐2区、無間伐2区の計8つの処理区(各40m×50m)が設けられた。間伐区での間伐は1957年(49年生時)、1969年(61年生時)、1981年(73年生時)に行われた。1991年(83年生時)に台風19号の強風により若干の枯損が発生した以外は、現在…

    日本農学文献記事索引 Web Site Web Site

  • 飲食料品取扱い小売業の供給体制に関する理論的考察 : 小売主導型SCMに着目して

    木橋 会津大学短期大学部研究紀要(CD-ROM版) (72) 43-54, 2015-02-28

    商業統計では、小売業の事業所数が1982年以降減少を続け、2007年では約110万店前後となっている。また、飲食料品小売業も1982年以降減少を続け、2007年では約39万店に減少している。これらの飲食料品取扱い小売業の減少によって、最寄の小売店へのアクセスに不便を感じる消費者が増加しつつあり、こうした状況がいくつかの実態調査で示されている。その理由として、消費者は、飲食料品を最寄の小売店で購買…

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  • 錦帯橋の建設費用に関する研究

    任 叢 叢, 腰原 幹雄 日本建築学会計画系論文集 80 (716), 2201-2209, 2015

     Kintai bridge is a five-span wooden arch bridge first constructed in the year 1673. During the past 340 years it has been constantly repaired and rebuilt nevertheless its form has been maintained …

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  • 近代木橋に対する耐用年数の推定法

    篠原 己観郎, 本田 秀行, 荒木 昇吾 構造工学論文集 A 61A (0), 578-584, 2015

    The history of modern timber bridges is about 30 years in our country, and maintenance method of the bridges is being improved. However, the actual condition is that the investigation on durable …

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  • マレー半島の低地および丘陵フタバガキ林での乾燥と一斉結実

    新山 馨, 佐藤 保, 八木橋 勉, 田中 憲蔵, 飯田 滋生, 木村 勝彦, Azizi Ripin, Abdul Rahman Kassim, 小杉 緑子 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 624-, 2015

    東南アジアの熱帯雨林では、一斉開花とエルニーニョに伴う乾燥の関係が数多く研究されてきた。この発表は、1992年から2012年までの20年間のリタートラップデータを使い、マレー半島の低地および丘陵フタバガキ林での結実現象を検証し、低温や乾燥が一斉開花・結実の誘因となっているのか、また低地フタバガキ林と丘陵フタバガキ林で結実パターンに違いがあるのかを明らかにすることを目的とした。エルニーニョのピーク…

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  • 多雪地におけるスギコンテナ苗と裸苗の成長

    木橋 勉, 櫃間 岳, 松尾 亨, 小西 光次, 中原 健一, 那須野 俊, 野口 麻穂子, 八木 貴信, 齋藤 智之, 柴田 銃江, 中谷 友樹, 松本 和馬 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 729-, 2015

    スギ(<i>Cryptomeria japonica</i>)のコンテナ苗が,東北地方の厳しい気候下で良好な成長ができるのか,また徒長気味に見えるコンテナ苗でも良好な成長をするのかを確かめるため,最大積雪深が1m前後である岩手県と宮城県の2調査地において,成長量の調査を行った。コンテナ苗と裸苗の樹高と地際直径を植栽後3または4成長期に渡って計測して比較した。その結果,岩手県の調査地では,コンテナ…

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  • スギ人工林に侵入した広葉樹との混交林施業 ―秋田県森吉山麓における10年間の林分構造変化―

    杉田 久志, 八木橋 勉, 齋藤 智之, 野口 麻穂子, 櫃間 岳, 八木 貴信, 大原 偉樹, 西園 朋広, 澤田 智志, 和田 覚 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 743-, 2015

    戦後の拡大造林推進により大面積に造成された針葉樹人工林では、多雪環境や手入れ不足のため広葉樹が侵入して針広混交林が形成されている場合がある。従来このような人工林は「不成績造林地」と呼ばれてきたが、近年になって生物多様性の面からその価値が見直され、混生広葉樹を生かした省力的・合自然的な人工林の取り扱いが新しい森林施業のあり方として注目を集めている。しかし、針広混交林が今後広葉樹優勢へと向かうのかそ…

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  • 東北地方におけるスギコンテナ苗と裸苗の成長

    櫃間 岳, 八木橋 勉, 松尾 亨, 中原 健一, 那須野 俊, 野口 麻穂子, 八木 貴信, 齋藤 智之, 柴田 銃江 東北森林科学会誌 20 (1), 16-18, 2015

    コンテナ苗が,東北地方の厳しい気候下で良好な成長ができるのか,また徒長気味にも見えるコンテナ苗でも良好な成長をするのかを確かめるため,最大積雪深が1m前後である岩手県二戸市浄法寺町と宮城県白石市において,裸苗とコンテナ苗の成長を植栽後3成長期間に渡って計測した。その結果,岩手県の事例では,コンテナ苗の方が裸苗よりも樹高,直径成長ともに速かったが,宮城県の事例では裸苗の方が初期成長が速かった。両試…

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  • 歴史で学ぶ糖尿病

    槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六 糖尿病 58 (10), 741-744, 2015

    第49回「糖尿病学の進歩」において世話人特別企画「歴史で学ぶ糖尿病」を開催した.「切手にみる糖尿病の歴史」ではインスリンを発見したFrederick Grant Banting,「糖尿病の歴史」では糖尿病と妊娠の治療に貢献したPriscilla White,「ランゲルハンス島ヒストリア」ではPaul Langerhans,「糖尿病性腎症の歴史」では腎症の概念を確立したPaul …

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  • マルチプレックス EST-SSR 分析を用いたヒノキアスナロ天然林における稚樹のクローン識別

    長谷川 陽一, 高田 克彦, 八木橋 勉, 櫃間 岳, 齋藤 智之 日本森林学会誌 97 (5), 261-265, 2015

    日本に固有の樹木であるアスナロ属ヒノキアスナロは伏条更新によるクローン繁殖を行うことが知られており, これまでにアイソザイムマーカーを用いたクローン構造の調査が行われている。しかし, 一般にアイソザイムマーカーの多型性は低いため, 正確なジェネットの識別は難しい。そこで本研究は,近年開発された多型性の高いEST-SSRマーカー 6 座を用いてマルチプレックス PCR を行い, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献9件

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