日本海溝・千島海溝地震で災害ごみ推計4118万トン 東日本の2倍

環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 環境省は5日、北海道から東北地方の太平洋沖にある日本海溝・千島海溝沿いでマグニチュード(M)9級の巨大地震が起きた場合、災害廃棄物が最大4118万トン発生するとの推計を明らかにした。東日本大震災で発生した量の2倍に相当する。より実態に即した計算方法を用いた結果、2023年3月公表の推計値(最大2717万トン)から1・5倍になった。

 新たな推計式は、21年度までの自然災害の実績に基づき、地域ごとの木造家屋の割合や、全半壊して解体される建物の割合などを考慮。1月の能登半島地震でも発生量の推計(約240万トン)に用いた。

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