新・十六銀が業務開始 岐阜銀行を吸収合併
十六銀行は18日、子会社の岐阜銀行を吸収合併し新たな業務を開始した。同日午前7時、システム統合のため3連休中に休止していたATMが稼働し、午前9時には各店で窓口業務も開始した。
新たな十六銀の預金残高は6月末時点の単純合算で4兆9765億円、貸出金残高は3兆7251億円。岐阜銀の岐阜県内32店は十六銀に統合する一方、愛知県内8店と桑名支店(三重県桑名市)は存続し、十六銀としては三重に初進出する。店舗網は5都府県(東京、大阪、愛知、岐阜、三重)で計155店となる。
開店前には岐阜市の十六銀本店で約500人の行員を前に、堀江博海頭取は「今日が新・十六銀行のスタートの日だ。行員は当行に対する期待や責任が重いという自覚をもってもらいたい」と述べた。
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