東京六大学野球秋季リーグ第1週第3日(東大6-13明大、12日、神宮)3回戦1試合が行われ、2季連続優勝を狙う明大は、東大に打ち勝ち、2勝1分けで勝ち点1とした。来秋のドラフト候補で4番の上田希由翔(きゅうと)内野手(3年)が、2試合連続本塁打を放つなど3安打4打点。東大は13安打を記録して奮戦したが、終盤に投手陣が崩れた。
引っ張った打球が軽々と右翼フェンスを越えた。一回1死二、三塁から上田がリーグ戦通算6号となる先制3ラン。2試合連続で神宮にアーチを架け「いい感じで捉えられた」と胸を張った。
前日11日は第1打席で決勝2ランを放つも、その後は無安打。この日は一発を放った直後に、田中監督から「この後が大事だ」と声を掛けられ、七回には右前打、八回には右翼線へ適時二塁打を放つなど全5打席で出塁し、結果で応えた。