リコール署名、全数調査 愛知県選管 不成立では異例

 愛知県の大村秀章知事の解職請求(リコール)を目指した署名活動を巡り、県選挙管理委員会は21日、不正の可能性があるとして、提出された全ての署名が有効かどうかを調査すると発表した。署名は法定数に届かず既に不成立となっており、総務省の担当者は「制度上は進める必要のない調査。これまで聞いたことがない」と話している。

 署名活動は美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が代表を務め、名古屋市の河村たかし市長も協力した。必要な法定数約86万人に対し、大部分の地区が提出期限を迎えた時点で集まったのは約43万人分で、高須院長が11月7日に終結を宣言した。

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