【阪神】「さとうて」こと佐藤輝明、12打席ぶり安打に適時打で5試合ぶりマルチ

5回無死一、二塁、無観客の甲子園で佐藤輝明が追加点となる右前適時打を放つ(捕手は坂倉将吾)
5回無死一、二塁、無観客の甲子園で佐藤輝明が追加点となる右前適時打を放つ(捕手は坂倉将吾)
無観客で開催された阪神・広島戦。こどもの日イベントとしてこの3連戦はスコアボードの名前表記が平仮名と片仮名になった
無観客で開催された阪神・広島戦。こどもの日イベントとしてこの3連戦はスコアボードの名前表記が平仮名と片仮名になった

◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(30日・甲子園)

 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)が5試合ぶりにマルチヒットをマークした。

 3回1死から広島・九里の真っすぐをとらえると、ライナーがワンバウンドで左中間フェンスまで届いた。12打席ぶりのヒットとなる二塁打で勢いづくと、5回無死一、二塁では右前にしぶとくタイムリーを放った。

 この日は無観客で行われたが、ゴールデンウィークのスペシャル企画として、スコアボードの選手名がひらがなで表示された。チームには同姓の佐藤蓮投手(23)が在籍しているため、佐藤輝は「さとうて」の表記。柔らかい印象とは正反対の豪快なスイングで、強烈な打球音を響かせた。

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