◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(30日・甲子園)
阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)が5試合ぶりにマルチヒットをマークした。
3回1死から広島・九里の真っすぐをとらえると、ライナーがワンバウンドで左中間フェンスまで届いた。12打席ぶりのヒットとなる二塁打で勢いづくと、5回無死一、二塁では右前にしぶとくタイムリーを放った。
この日は無観客で行われたが、ゴールデンウィークのスペシャル企画として、スコアボードの選手名がひらがなで表示された。チームには同姓の佐藤蓮投手(23)が在籍しているため、佐藤輝は「さとうて」の表記。柔らかい印象とは正反対の豪快なスイングで、強烈な打球音を響かせた。