秋の褒章755人・15団体 落語家・立川志の輔さんら
政府は2日付で、2015年秋の褒章受章者755人(うち女性171人)と15団体を発表した。芸術やスポーツ、学問で功績を残した人に贈る紫綬褒章に小説家の桐野夏生(本名・橋岡まり子)さん(64)らを選んだ。3日に発令する。
紫綬褒章は12人(女性1人)。落語家の立川志の輔(本名・竹内照雄)さん(61)、写真家の畠山直哉さん(57)らが名を連ねた。
その道一筋に励んだ人をたたえる黄綬褒章は251人(女性15人)。竹鶴酒造会長の竹鶴寿夫さん(74)らを選んだ。公共の利益に貢献した人への藍綬褒章は460人(女性135人)が受章した。
人命救助に尽力した人への紅綬褒章は7人(女性2人)。14年6月に橋から川に転落し、溺れている女性1人を救助した山田安志さん(21)らに贈られた。山田さんは今回の褒章で最年少の受章者。
社会奉仕活動に従事した人への緑綬褒章は25人(女性18人)と15団体が受章した。