流用とは? わかりやすく解説

りゅう‐よう〔リウ‐〕【流用】

読み方:りゅうよう

[名](スル)

定まっている使途はずれて別のことに用いること。「接待費に—する」「旧版イラストを—する」

予算執行上の必要から、歳出予算または継続費定められ経費財務大臣承認経て同一の項に属する各目の間で融通し融通受けた目の経費とすること。→移用


流用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 09:20 UTC 版)

流用(りゅうよう)とは、一般には、決まった目的以外のことに融通して使用することを指す[1]。また、各分野において、以下のような用法がある。

  1. 経済においては、国の歳出予算に定めた部・款・項・目の区分のうち、同一の項に属する各目の間で相互に融通し、その融通を受けた目の経費とすることである[1]。これには財務大臣の承認が必要である[1]。なお、国の歳出予算に定めた各部局の経費を必要に応じ、異なる部局または項の間で写し用いることを移用といい、こちらは財務大臣の承認だけでなく国会議決が必要である[2]
  2. 生物学において流用 (co-option) は、発生遺伝子系の進化において、既存の遺伝子系を別の場所やタイミングで用いることを指す[3]

脚注

  1. ^ a b c 新村出 編『広辞苑』(第六版)岩波書店、2008年1月11日、2958頁。ISBN 978-4000801218 
  2. ^ 新村出 編『広辞苑』(第六版)岩波書店、2008年1月11日、203頁。ISBN 978-4000801218 
  3. ^ 長谷部光泰『陸上植物の形態と進化』裳華房、2020年7月1日、148頁。ISBN 978-4785358716 

流用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 16:00 UTC 版)

じゃない方芸人」の記事における「流用」の解説

前述又吉同時に芥川賞受賞した羽田圭介は、受賞以後又吉(または『火花』じゃないほう」という呼ばれ方をされた。 棋士藤井猛九段は、活躍中の藤井聡太九段引き合いに「じゃない方藤井」と自己紹介することがある

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流用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 06:33 UTC 版)

サウスポー (ピンク・レディーの曲)」の記事における「流用」の解説

当時放送されていた「NTV紅白歌のベストテン」では、白組応援合戦でこの曲を演歌調にアレンジした演歌サウスポー」が堺正章らによって歌われことがあるシングル発売から40年以上経過した現在でも、山本リンダの「狙いうち」(同曲も同じく作詞阿久悠作曲編曲都倉俊一)などと共に日本の高校野球応援歌として定番である。また応援するチーム選手により、様々な脚色施されている。 2014年からは中日ドラゴンズ私設応援団中日ドラゴンズ応援団」がチャンステーマとして使用していた。ところが2019年7月、このチャンステーマ含まれる「お前が打たなきゃ誰が打つ」の歌詞部分に、中日監督である与田剛から「選手を“お前”と呼ぶのはいかがなものか」という指摘があったことを受けて球団側が歌詞一部変更求めた結果当面の間楽曲の使用自粛することを発表した。 「シャワランきらめきの夏」(「星から来た二人」にコマーシャル・ソング・メドレーの1曲目収録)で、未発表ヴァージョンメロディが流用されていた。これは、「続・人間万葉歌阿久悠作詞集」に収録(後にSingles Premium収録)されて、初め認知された事である。シャワランのCMでは、後期でもオリジナル・ソング使われている。これが、未発表曲の存在期待させる要因である。

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流用

出典:『Wiktionary』 (2021/10/16 11:43 UTC 版)

名詞

りゅうよう

  1. 当初目的決まっていた財貨を他の目的振り替え使用すること。。

動詞

活用

サ行変格活用
流用-する

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