X (ゲーム) 音楽

X (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 13:20 UTC 版)

音楽

  • 後に任天堂ゲームの音楽関連における主要人物の一人となる戸高一生が入社初期に作曲を行ったゲームであり、以下のような音楽の事例が存在している。
    • クラブニンテンドー
      • 会員特権のオリジナルグッズ“ニンテンドーサウンドコレクション Vol.3「ルイージ」”では、本作のトンネルシーンのBGMが収録されている。
    • 大乱闘スマッシュブラザーズX
      • 音楽にトンネルシーンのアレンジ曲がある。名称はそのまま「X(エックス):トンネルシーン」。この曲は『スマブラ』シリーズのディレクターである桜井政博の趣味で、曲が良いから選ばれた経緯がある。
      • また、音楽関連ではないが、収集要素「シール」にトレーニングアカデミーのコーチの公式イラストがある。

スタッフ

  • ディレクター:坂本賀勇
  • プログラマー、デザイナー:ディラン・カスバートアルゴノートソフトウェア
  • グラフィック・デザイナー:杉野憲一
  • 3Dシェイプ:ダニー・エメット
  • 音楽:田中宏和戸高一生
  • テクニカル・サポート:出石武宏
  • アシスタント・サポート:尾崎亘洋
  • アディショナル・ヘルプ&デザイン:ダニエル・オーセン、野村扶二子
  • 英語サポート:ダーレン・ドラブエル、イアン・クローザー、サム・リトルウッド、ジャイルズ・ゴダード
  • 日本語サポート:加納誠、大澤徹、TAKASHI IMOTO、小川譲
  • スペシャル・サンクス:SACHIE INOKE、山野勝也、JB YAMADA
  • サンクス:トニー・ハーマン、YUKA NAKATA、トニー・スタンチク、スティーヴ・ダン
  • プロデューサー:横井軍平
  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通27/40点[3]
ファミリーコンピュータMagazine18.7/30点[4]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、7・5・7・8の合計27点(満40点)となっている[3][5]。レビュアーの意見としては、「臨場感を出すのはゲームボーイには無理。それならせめてスーパーファミコンで、と思う人は少なくないと思う」、「内容は多少ゲーム野郎向きだけど、初心者への配慮も怠りなく、とてもグー」、「『スターラスター』マニアならきっと楽しめるハズ」などと評されている[5]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 2.9 3.0 3.1 3.0 3.2 3.5 18.7

備考

当時のCMでは「Xという少々厄介なソフトをご紹介しよう。マニアの方だけに、おすすめする」という、任天堂らしからぬ文言が使われていた[2]


注釈

  1. ^ 別チップによるアクセラレートは、カセット式ゲーム機晩期の将棋ソフト等に例がある。
  2. ^ 処理落ちが発生していない場合。
  3. ^ 上昇操作中のスピードダウン、下降中のスピードアップが若干見られる。ミッション5のエイリアントンネルを抜けるまでの所要時間(タイマー)で検証可能。
  4. ^ BOMBとは異なり、VIXIVを安全な場所まで退避させることは不可能。本来の爆発範囲に入っていなくてもダメージを受ける。発射後にトンネルエントランスで別のエリアに逃げても着弾時にダメージを受ける仕様であることは検証できる。
  5. ^ 自分で誤って破壊した基地は感知しない。
  6. ^ 偽者を救助した場合、その後本物を探して救助すれば追い出せる。逆に本物を先に見つけて後で偽者を救助した場合は本物を追い出してしまうが、追い出したばかりの本物をまた救助することによって偽者を追い出せる。
  7. ^ ミッション4のレーダー基地の案内は的確と言えず、ベースを破壊していないのに案内するエリアが突然変更されたり、ベースが1つも残っていないエリアを案内されることがある。
  8. ^ 全リアクターロッドの回収後は、「北の方向だ!」の表示しかしない。本来はニュークリアサイロを案内するべき場面。
  9. ^ 時間切れになる前に誤って羽化させてしまったバタフライは時間切れになるまでファインダーで探知できない。
  10. ^ 処理落ちにより、タイマーと進行状況にズレが生じることがあり、仮に時間切れでもミサイルがニュークリアサイロに到達しない限りは続行可能。
  11. ^ ジャンクションはごく近くに施設破壊を行う敵兵器が配備されているが、進入方角しだいで破壊前に入ることも可能。トンネルの破壊は他の施設破壊とは異なり、BOMBと同じ白い閃光エフェクトを確認できる。また、ジャンクションからトンネルを利用した場合は脱出直後にそのエントランスが破壊され、その際にVIXIVがダメージを受けるため、トンネルエントランス破壊はBOMBによるものだと検証できる。
  12. ^ a b ミッション6など。
  13. ^ ミッション9冒頭など。
  14. ^ エイリアントンネル内で投下した物はカウントされない。
  15. ^ エリア3に出現した機体を追跡すると、最初は近くにあるエリア3の基地を無視してエリア0の基地へ向かっていく。
  16. ^ 救助した時に顔が映った状態でしばらく放置しておくとBGMが変わる(このBGMはマリオペイントなどいくつかの作品でも使用された)。
  17. ^ ミッション完了させた場合の報酬で検証可能。BOMB3発でレーダー基地を自主的に破壊して出現させ、司令官をBOMBで撃退し、通常の敵を一切倒さなかった場合を例に取ると、敵を倒したカウントにより入手できる「☆小」の数は、レーダー基地破壊に要したBOMB3つ+司令官を倒すために使用したBOMB1つ+司令官側が落としていったBOMB1つ=5個になるため、司令官を倒したこと自体がカウントされていないことがわかる。

出典

  1. ^ X (エックス) - 任天堂公式サイト
  2. ^ a b c d e M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、95ページ
  3. ^ a b X エックス まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月26日閲覧。
  4. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、465頁、雑誌26556-4/15。 
  5. ^ a b ファミコン通信』、アスキー、1992年6月5日。 



エックスゲームズ

(X (ゲーム) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 00:06 UTC 版)

エックスゲームズ(X Games)は、いろいろな種類のエクストリームスポーツを集め、夏と冬の年2回開催されるスポーツ競技大会である。アメリカケーブルテレビネットワークであるESPNによって開催され、アメリカを中心に全世界でテレビ放送される。競技は分類やスタイルによって多種に分けられており、その中で選手たちは金、銀、銅メダルを目指して戦う。アメリカ以外で行われるものとして、Asian X GamesEuropian X GamesLatin X Games もある。




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