Xボンバー Xボンバーの概要

Xボンバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 08:08 UTC 版)

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Xボンバー
ジャンル 人形劇
原作 永井豪
脚本 藤川桂介
出演者 古川登志夫
千葉繁
竜田直樹
寺島幹夫
小山茉美
オープニング 「ソルジャー イン ザ スペース」
エンディング 「銀河漂流」
時代設定 西暦2999年
製作
プロデューサー 池田公雄
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1980年10月4日 - 1981年3月28日
放送時間 土曜日18:00 - 18:30
放送分 30分
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概要

1980年(昭和55年)10月4日から1981年(昭和56年)3月28日まで、フジテレビ土曜日18:00-18:30枠で放送された、じんプロダクション・コスモプロダクション制作のスーパーマリオラマ(特撮人形劇)。

本作の実質的な製作は、三上陸男が社長を務めていた造形会社「コスモプロダクション」に任されていた。エキスプロダクションの社員時代に『サンダーマスク』の撮影などを担当していた安倍安正(安部安正)や土田政雄は、コスモプロに移籍後、本作へも起用されることになった。合成を担当した山田孝は、16mm合成を専門に設立したチャンネル16の社長を務めており、裏番組の『電子戦隊デンジマン』でもチャンネル16名義で合成を担当していた。

放映第一回目の「超宇宙マシーンXボンバー・発進準備完了」は、VTR撮影の特別番組で、本編は全25話。現在、フィルム撮影の全25話のみが、エノキフィルムの管理によって映像ソフト化されている。

本編のほかに30分のパイロットフィルムが存在し、当時のSF大会で上映されたこともある。パイロットフィルムの映像ソフト化はダイジェスト版という形ではあるがXボンバー REMASTER DVD-BOXに収録されている[1]

企画経緯

参考:宇宙船140 2013, p. 119

企画は、じんプロダクションのプロデューサー池田公雄がチャンネル16の山田を通してコスモプロダクションの三上へ制作を依頼し開始された。三上はスタジオや美術予算の縮小のためにマリオネットでの作品制作を模索しており、池田の提案と合致し人形劇での制作となった。原作とキャラクターデザインは池田の意向により永井豪が起用され、永井の推薦により藤川桂介がメインライターとなった。

日本国外での展開を念頭に置いたパイロットフィルムは制作費4千万円と1年余りの期間をかけて制作され、テレビシリーズの制作へと至る。

製作

コスモプロダクションは本作のために新たなスタジオを用意して制作にあたった[2]。一方で制作当初はスタッフはアルバイトの5・6人しかおらず、コスモプロは三上以外現場には参加していなかった[3]

現場はマリオネットを用いた撮影に不慣れであったため撮影は遅滞し、一か月に3本を完成させるのが限度であった[2]。そのためスケジュール調整として第1話は特番となり、その後も総集編を3本挿入することとなった[2]

裏番組に『電子戦隊デンジマン』や『料理天国』などが存在していたことから視聴率は苦戦し[4][2]、当初の予定の通り2クールで終了した[2]

ストーリー

西暦2999年、第三次星間戦争が終結した太陽系は平穏な日々が流れていた。突如それを打ち破り、謎のゲルマ帝国が出現した。その圧倒的戦力で冥王星前線基地を落とし、一気に太陽系に侵攻してきた。地球の頼みは、月面のムーン・ベースでドクトル・ベンの下、密かに進められていたX計画しかない。地球防衛総合司令本部のジェネラル黒田は、宇宙戦士訓練学校の銀河シロー、ボンゴ・ヘラクレス、ビッグマン・リーを、ムーン・ベースへ向かわせる。ゲルマ帝国の要求するF-01(エフゼロワン)とは何か? 今、全宇宙の命運をかけて超宇宙マシーンXボンバーが発進する!


  1. ^ Xボンバー REMASTER DVD-BOXバンダイビジュアル公式サイト
  2. ^ a b c d e 宇宙船140 2013, p. 119
  3. ^ a b c d e f 宇宙船140 2013, p. 124, 「インタビュー 高橋章
  4. ^ 全怪獣怪人』下巻、勁文社、1990年11月30日、300頁。C0676。ISBN 4-7669-1209-8
  5. ^ Xボンバー・登場人物バンダイチャンネル公式サイト
  6. ^ 宇宙船140 2013, p. 121.
  7. ^ 「『仮面ライダー』美術監督対談 三上陸男×高橋章」『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日、61頁。ISBN 978-4-7986-1202-7
  8. ^ 宇宙船140 2013, p. 123.
  9. ^ a b c d e f 特撮全史 2020, pp. 8-9, 「Xボンバー」
  10. ^ 『別冊映画秘宝 特撮秘宝』Vol.4、洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2016年8月27日、261頁。ISBN 978-4-8003-1005-7
  11. ^ 宇宙船140 2013, p. 125.
  12. ^ 洋泉社『特撮秘宝』vol.2。244頁「三上陸男ロングインタビュー」
  13. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1981年(昭和56年)3月、テレビ欄。
  14. ^ 日刊スポーツ』1982年6月6日 - 6月27日付テレビ欄。
  15. ^ 『日刊スポーツ』1981年5月4日 - 6月1日付テレビ欄。
  16. ^ 福島民報』1980年10月10日 - 1981年4月3日付朝刊、テレビ欄。
  17. ^ 北日本新聞』1981年2月26日付朝刊、テレビ欄。




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