Xボンバー 登場メカ

Xボンバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 08:08 UTC 版)

登場メカ

超宇宙マシーン Xボンバー

外宇宙からの侵略に対抗するための、"X計画"によりムーン・ベースで建造された、全長259mにも及ぶ巨大な宇宙戦艦。特徴的なX型の左右上下各対照な主翼を装備し、また水鳥のように下垂した艦首を持つ。優れた高速性を持ち、地球時間換算で一年以上の長期の宇宙での生活や作戦行動を想定した生命維持機能を有し、そのための生活資材や食料の長期保管も可能。主な武器は、機首部分を上方に展開して短時間で発射する中規模エネルギー砲・ブレスト速射砲と、翼端にある4機の砲門より同時発射される最強のレーザーエネルギー兵器「Xインパルス」で、後者はゲルマ母艦に甚大な被害を与える事が可能[9]。他にも艦首ブリッジ側面に左右それぞれ二連装の回転式銃座や爆雷を装備している[9]。機体のブロック計3箇所にトリプルアタッカーと呼ばれる3機の艦載機各機を格納搭載している。

トリプルアタッカー

Xボンバーを母艦とし、Xボンバーの護衛や航路の偵察・斥候、襲撃する敵の迎撃等のために用いられる。迎撃機・爆撃機・駆逐艦の三種の目的を持つ各々の中小の艦載機の総称であり、それぞれ偵察・斥候、強襲、護衛が主任務である。なお、護衛を主とするレッグスターにも他の2機と同じ程度の火力を与えられている。各機とも合体機能を有しており、3機が合体することで後述のビッグダイXとなる。

ブレインダー
ビッグダイX頭部を形成する、小型迎撃機。Xボンバー機首下面に格納されている。合体時は左右翼を収納し、翼部がそのまま頭部装甲を形成する。着陸時は翼部(ビッグダイX後頭部相当)を降着装置にする。左右の翼部にパルスレーザー砲を各一門、計二門装備する。
ジャンボディー
ビッグダイX上半身を形成する、中型爆撃機。Xボンバー可動機首部下面に格納されている。合体時は外見上、明白な形状変更を認めるような、大きな変形は行われないが、機首コクピットが摺動移動して、胸部前面に位置している。左右スラスターには各一門、計二門のビーム砲を装備するほか、ビッグダイXの拳が隠されている。ほかに宇宙機雷等を装備している(タカトクトイスから発売された、電撃合身ビッグダイエックスではジャンボデーの名称になっている)。
レッグスター
ビッグダイX下半身を形成する、中型駆逐艦。Xボンバー機体左後部・主翼付根のブロックに格納されている。合体時は機体後半下部が展開する形で伸張し、脚部を形成する。機首及び双胴の機体の左右に、機首に二門ずつ、機体側面に一門ずつ、計六門のビーム砲を装備している。履帯を出し、地上では戦車としての機動力も発揮する。

ビッグダイX

トリプルアタッカー3機がダイXジャンクションして、レッグスター・アセプティング、ジャンボディー・セクション、ブレインダー・コンタクトの過程を経て完成する巨大ロボット[9]。敵機の迎撃、要塞の攻撃などでその戦力を発揮する。アンチバリヤー機能を内蔵し、パンチやキックのみでゲルマ基地を壊滅する[9]。頭部より発射されるXレイ、右手首のスーパーカノン、左手首のアームミサイル二基、胸部から発射されるブレストミサイルが主な武器で、前面に展開される敵の攻撃を防ぐXバリヤーも装備されている[9]

デザイン・造形
永井豪は合体・変形の都合を考慮して頭部のデザインのみで現場に委ね、残りの部分は美術監督の高橋章が担当した[3]
造型はヒルマモデルクラフト[10]。撮影には、ミニチュアの他、膝から上あたりまでの着ぐるみも用いられた。
設定上は、ブレインダーコクピット下にはビッグダイX後頭部になるそり(スキッド)と、もう一門のパルスレーザー砲がある。タカトクトイス玩具版では、この2ヶ所は再現されていない。
合体時にブレインダーとジャンボディー、またジャンボディーとレッグスターのドッキングボルトが登場するが、この内ジャンボディーのブレインダーとの合体部位は、デザイン段階ではジャンボディーの主砲になる予定だった。
ジャンボディーは、そのままでは大気圏内の飛行能力がない(揚力を生む形状ではない)為、タカトクトイス玩具版では追加の機首と主翼を設け、腕部を格納し胸部を展開して飛行形態になる改変が施されている。同様に、ブレインダーも機体後部に大型の推進部が追加装備されている。

ゲルマのメカ

ゲルマ母艦
超大型戦闘母艦。太陽系方面先遣隊司令官ブラディ・マリーが指揮を執る指令旗艦。イモ虫のようなフォルムでのっぺりと丸い艦首には艦載機の発進口があり、ナマズの髭を思わせるアンテナが生えている。木星のメタンの海での長時間の潜航が可能[9]。普段は単艦で移動するが艦首の発進口から次々と空母や戦闘機などの艦艇を発進させ、瞬く間に攻撃艦隊を形成する。最後は、発進口からビッグダイXに突入され、内部から破壊された。
デザイン・造形は三上陸男[3]
ゲルマ空母
単に「空母」とも。よくコズロが乗り込んで陣頭指揮を執っていた。蟻を思わせるフォルムをした大型戦闘艇。船体から左右3本ずつ張り出した計6本のアームの先に1機ずつゲルマファイターを繋留しており、ゲルマ母艦から発進した後それらを展開させる。空母自身も高い攻撃力を持ち、運動性能も高い。
ゲルマファイター
単座式の小型戦闘機。パイロット仕様の一般兵士「エイリアン」が操縦する1人乗り戦闘機。ダニを思わせるフォルムで、武装はビーム砲1門と心許ないが、編隊を組んで飛来し、何度もXボンバーを窮地に陥れた。
ゲルマ要塞
ゲルマ帝国の本拠地であり、ゲルマ魔王の居城。移動する巨大な小惑星で、上部に攻撃要塞である魔城「ゲルマ城」を戴き、下部の岩塊部分には多数の艦船を発着させるプラットフォームをいくつも備えている。

その他のメカ

アストロファイター
冥王星前線基地に配備されている戦闘機。ゲルマ母艦を迎撃に出撃するが、全滅してしまう。地球基地にも同型の戦闘機が配備されている。
外洋パトロール艦隊
月面に不時着したXボンバーに代わり、ゲルマ軍の攻撃に駆けつけるが、ホログラフィーの罠にかかってしまう。
ドクロ号
ハレーが指揮を執る、幽霊船を思わせる謎の宇宙帆船。

  1. ^ Xボンバー REMASTER DVD-BOXバンダイビジュアル公式サイト
  2. ^ a b c d e 宇宙船140 2013, p. 119
  3. ^ a b c d e f 宇宙船140 2013, p. 124, 「インタビュー 高橋章
  4. ^ 全怪獣怪人』下巻、勁文社、1990年11月30日、300頁。C0676。ISBN 4-7669-1209-8
  5. ^ Xボンバー・登場人物バンダイチャンネル公式サイト
  6. ^ 宇宙船140 2013, p. 121.
  7. ^ 「『仮面ライダー』美術監督対談 三上陸男×高橋章」『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日、61頁。ISBN 978-4-7986-1202-7
  8. ^ 宇宙船140 2013, p. 123.
  9. ^ a b c d e f 特撮全史 2020, pp. 8-9, 「Xボンバー」
  10. ^ 『別冊映画秘宝 特撮秘宝』Vol.4、洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2016年8月27日、261頁。ISBN 978-4-8003-1005-7
  11. ^ 宇宙船140 2013, p. 125.
  12. ^ 洋泉社『特撮秘宝』vol.2。244頁「三上陸男ロングインタビュー」
  13. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1981年(昭和56年)3月、テレビ欄。
  14. ^ 日刊スポーツ』1982年6月6日 - 6月27日付テレビ欄。
  15. ^ 『日刊スポーツ』1981年5月4日 - 6月1日付テレビ欄。
  16. ^ 福島民報』1980年10月10日 - 1981年4月3日付朝刊、テレビ欄。
  17. ^ 北日本新聞』1981年2月26日付朝刊、テレビ欄。




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