W-OAM W-OAMの概要

W-OAM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 01:07 UTC 版)

W-OAM対応と目される8エレメントの新型基地局 2004年
W-OAMに対応したW-SIM、「RX420AL」を挿入した状態のWS002IN (DD)

概要

PHS規格の変調方式を改良し、データ通信の高速化・カバーエリアや屋内浸透度を向上させたものであり、「高度化PHS」の一種であった。かつて次世代PHSと称されていたXGP規格とは無関係である。

W-OAM(W-OAM typeGを含む)により通信しようとする場合には、W-OAM / typeGに対応した端末を使用して、W-OAMに対応した基地局と通信する必要があった。通信しようとする基地局側がW-OAMに対応していない等の場合には、自動的に従来(現行PHS)の変調方式(1x/32kbps)により通信する。なお、ここで言う1xとは、「

音声通話におけるW-OAM

音声通話時には、従来のQPSKによる通信(32kbpsADPCM)に加えて、低速だがエラーに強いBPSKによる通信も用いられる(対応音声端末のみ)。この場合、音声符号化方式は16kADPCMとなる。従来のQPSKによる通信に比べ、通話時にも実効上の移動耐性・屋内浸透性が若干上がるとされている。




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