SDガンダム ムシャジェネレーション SDガンダム ムシャジェネレーションの概要

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SDガンダム ムシャジェネレーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/28 04:25 UTC 版)

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武者ガンダムシリーズ
通番 題名 期間
第11作 ムシャ戦記 光の変幻編 1999年 - 2000年
第12作 SDガンダム
ムシャジェネレーション
2000年 - 2000年7月
第13作 SD頑駄無 武者○伝 2001年 - 2002年

概要

プラモデルBB戦士の組立説明書に掲載されている漫画『コミックワールド』と、『コミックボンボン』での漫画連載で展開された。神田正宏による武者ガンダム作品はこれが最終作に当たる。

これまでの作品において武者ガンダムは生命体として描かれていたが、本作では人間が乗る巨大ロボットとして登場している。本作発表当時はSDガンダム GGENERATIONシリーズが人気となっていた頃であり、本作もGGENERATIONの武者版というコンセプトで製作された。しかし、あまり人気は伸びずわずか半年で終了する結果となった。結末はSD戦国伝シリーズとのつながりを窺わせるものとなっている。

前作に引き続き各武者の名前は片仮名で表記されている。BB戦士でのキットは、BB戦士シリーズのGジェネレーションのキットへの金型流用前提のデザインで作られている。そのためか、今までのシリーズに比べて基となったMSのデザインに近い武者のラインナップとなっている。

本作の主人公・侶蘭と武者ターンエーガンダムは『SDガンダム GGENERATION-F』に登場している。本作の後、騎士ガンダムでも同コンセプトの『SDガンダム英雄伝』が展開された。

当初の企画案はこれと全く異なり、「月からの侵略者に全世界の勇士が立ち向かう」というこれまでのシリーズの延長線上にあるもので、富野由悠季もアイデアを出していたらしい。[1]

当時単行本は発売されなかったが、2017年7月21日に復刻ボンボンシリーズとして発売。修正・加筆も行われた。

背景設定

本作では登場する人型機動兵器がその姿から「武者」と呼称される[2]。「ムシャジェネレーション」の舞台となる時代の遥か以前には「武者」を開発した超古代文明が栄えていたとされ、その文明では人々が天に人工の島を作り、それを木馬などの天空船で地上と行き来していたとされる。だが、様々な武者や兵器を作り、戦争を繰り返した結果文明は衰えたとされている[3][注 1]。その後、「ムシャジェネレーション」の時代において「武者」と呼称される人型機動兵器は超古代文明の遺産が発掘・運用された[2]。古代文明が残した超巨大電子頭脳「皇帝」との戦いを経て機動兵器であった武者は自我を得て、やがては「機械生命体」として進化を果たしていった。その後の時代を舞台としたストーリーが「SD戦国伝」とされている[4]

登場人物

括弧内はモチーフとなったキャラクター。

天主

侶蘭<ロラン>(ロラン・セアック
声 - 朴璐美(『SDガンダム GGENERATION-F』)
白の武士団の少年武士。一人称は拙者(コミックボンボン掲載時)、僕(単行本)。月姫を救うべく、武者ターンエーと共に黒の武士団と戦っていく。
緋色<ヒイロ>(ヒイロ・ユイ
蒼の隠密団団員。
珠童<ジュドー>(ジュドー・アーシタ
武者の修復を行う武者鍛冶。最終決戦の最中、月姫を救出。
射亜<シャア>(シャア・アズナブル
白の武士団の初代団長。冷凍睡眠で長い眠りに付いていた。
月姫<ディアナひめ>(ディアナ・ソレル
天主を治める姫。東方不敗に囚われ、黒の武士団の表向きの象徴として利用されてしまう。最終決戦で珠童に助けられ、ターンエーを進化させる。
ハロ(ハロ
射亜と共に眠っていた意志を持つ機械。最終決戦では、ターンエーと一体化し、進化させた。
嵐破<ランバ>(ランバ・ラル
機械武者鍛冶屋嵐破の親方で珠童の上司。ヒゲを男の魂と考えており、ターンエーのヒゲにコンプレックスを感じる侶蘭を一喝しつつ、ターンエーの修復も行った。最終決戦後、武者頑駄無の兜飾りに憧れ、ヒゲを短くする代わりに、眉毛を伸ばすようになる。
コミックボンボン版のみの登場であり、最終決戦後のやり取りは単行本で加筆修正されたもの。

黒の武士団/天主帝国

皇帝
天主帝国の皇帝。その正体は自我をもった武者で、超古代文明の残した巨大電子頭脳[4]。コミックワールド版ではターンX黒魔神といった外観だが[4]、ボンボン版ではターンXの頭部から触手が映えた形状[5]と、デザインが異なる。
東方不敗(東方不敗マスター・アジア
侶蘭の師匠。白の武士団の団長であったが、裏切って、黒の武士団団長となった。コミックボンボン版では最終決戦において、皇帝に改造されて、マスターの一部にされた末、ターンエーを巻き込んで自爆した。
コミックワールド版では射亜の力で皇帝の呪縛から解き放たれて正気に戻り、白の武士団に復帰。
弐無馬守<ニムバス>(ニムバス・シュターゼン
緋色と同じ蒼の隠密団団員だったが、裏切って、黒の武士団に就く。緋色との対決の末に戦死。コミックボンボン版のみ登場。



注釈

  1. ^ この背景設定の「古代文明の戦争」のキャプションにはガンダムEz8グフカスタムの対決や、3機のドムの姿もみられる[3]が詳細は不明。
  2. ^ 武者ターンエーガンダム発掘以前の「はるかな昔の姿?」においてはターンエーガンダムと同様のデザインがキャプションされた資料もみられるが[2]詳細は不明。

出典

  1. ^ SDガンダムカタログ SDワールド編 2006
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『201 BB戦士 武者ターンエーガンダム』バンダイ、2000年1月、組立説明書。
  3. ^ a b c d e f g h i j 『BB戦士 206 武者ガーベラ』バンダイ、2000年4月、組立説明書。
  4. ^ a b c d e f 『208 BB戦士 武者ガンダムマークIV』バンダイ、2000年6月、組立説明書。
  5. ^ 『SDガンダム ムシャジェネレーション』講談社、2017年2月、254-255頁。ISBN 978-4063932386
  6. ^ a b c d e f g h i j 『205 BB戦士 武者ブルーガンダム』バンダイ、2000年3月、組立説明書。
  7. ^ a b c d e f g 『204 BB戦士 武者マスターガンダム』バンダイ、2000年3月、組立説明書。


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