LORD of VERMILION LORD of VERMILIONの概要

LORD of VERMILION

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 09:17 UTC 版)

LORD of VERMILION
ジャンル 対戦型カードアクション
リアルタイムストラテジー[1]
対応機種 アーケードゲーム
開発元 シンクガレージ
発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 柴貴正
門井信樹
ディレクター I、II:上原利之
Re:2:横山賢介、しんでぃ
シナリオ 七月鏡一、河崎淳、上原利之[2]
音楽 I:植松伸夫
II:崎元仁ベイシスケイプ
人数 1-2人
稼働時期 I:2008年6月17日
II:2009年10月27日
Re:2:2011年7月26日
デバイス ICカード
スクリーン兼平面カードリーダー
8方向レバー
ボタン×6
カード
システム基板 Type X2
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概要

スクウェア・エニックス社のオンライン対戦型トレーディングカードゲーム。

主人公が描かれているプレイヤーカードとファンタジー世界に登場するモンスターの絵・能力が描かれたカード(使い魔カード)をテーブル型の読み取り筐体の上で操作し、リアルタイムで対戦を行うシステムとなっている。プレイヤーの情報はサーバで保存されており、ICカードで引き出される。データの転送はNESYSを利用している。筐体は悠久の車輪と共用しており、ゲーム画面に加えプレイスクリーン(カードを動かす部分)にも画像が表示される。筐体の左右両方に、同じ機能の決定/技ボタン、キャンセル/アルティメットスペル/降魔ボタンが計2組と、左側には8方向レバー、右側にはスタートボタンと技ロック/切り替えボタンが配置されている。ICカードの使用は必須で、100回のプレイ回数が設定されており、0になるとカードを更新する必要がある。なお、100日以上プレイしないままだとそのICカードは度数を使い切った扱いになり使用不能になるが、新たなカードに更新すれば、既存の情報を失わずにプレイを再開できる。

スクウェア・エニックスとしては、原作のないオリジナル物では初めてのアーケードゲーム直接参入となる(原作付はドラゴンクエスト モンスターバトルロードがあり、悠久の車輪は開発のみ。また、間接参入としては、旧スクウェアのエアガイツや旧エニックスのバストアムーブがあり、どちらも販売はナムコである)。カードイラストのイラストレーターは、Iでは天野喜孝萩原一至等有名な人物を含み、自社製品(ゲーム以外にも、出版している雑誌を含む)に参加した人物が主である。ただしIIになるに当たり、有名イラストレーターは減らされエンディングのクレジットからもはずされていた。その後マイナーバージョンアップに伴い上記イラストレーターの復活や、新たなイラストレーターが参加している。

ストーリー

  • LORD of VERMILION

7つの多次元世界が、ある時≪大崩壊≫により1つに融合してしまい、各世界の生物が1つの世界に混在する事になってしまった。各世界を支えていた紅蓮の魔石≪アルカナ≫を持つ6人の≪ロード≫は、全ての次元世界を束ねる王「ロード・オブ・ヴァーミリオン≪紅蓮の王≫」になるべく、互いの≪アルカナ≫を奪おうと争っていた…。

  • LORD of VERMILION II

「ロード・オブ・ヴァーミリオン」となった主人公。しかしその直後自らを封じ長い眠りに入る。前作から3年後、その眠りから覚めたところより物語は始まる。

プレイヤーキャラクター

主人公は、7個目の≪アルカナ≫を持つ赤い目の戦士で、契約を交わした使い魔達と共に、6人の≪ロード≫に戦いを挑む。男性か女性かを選択可能で、性別によって装備イラストが変わる。男性はニド、女性はリシアという名前が付けられており、これはプレイヤーネームとは別に設定される為変更は不可。ステータスに差異は無い。またニドとリシアは兄妹であり、選ばれなかった主人公は死亡している設定になっている。


  1. ^ [1]
  2. ^ IIから参加
  3. ^ 2010年1月30日に京都で開催されたファンイベント「ふぁん散歩II in 京都」での発表より。
  4. ^ 以下の発表はすべて『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』第33回放送分(2010年7月1日放送)より。
  5. ^ 『ロード オブ ヴァーミリオンRe:2』運営終了のお知らせ (公式サイト、2013年9月26日発表)
  6. ^ 本作のCVは基本的に公開されていないが、杉田はスービエのCVを担当している。
  7. ^ sugitaLOVのツイート(370419776683642880)
  8. ^ 『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』第34回放送(2010年7月29日放送)より。


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