LOGO 影響

LOGO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 14:04 UTC 版)

影響

LOGOはプログラミング言語Smalltalkに大きな影響を与えた。オブジェクト指向がタートル・グラフィックスに起源を持つことはよく知られている[19][20]Smalltalkから派生したSqueakで書かれたプログラミング教育環境EtoysもLOGOの影響を強く受けている。

学習者の学習環境として思考の表現方法としては、そのEtoys、同じくSqueakで書かれたMITのScratch[※ 6]、カーネギーメロン大学のAlice英語版[※ 7]、Elicaがその可能性を競い合っている。

LOGOはまた、Boxerの基盤言語でもある。Boxerはカリフォルニア大学バークレー校マサチューセッツ工科大学の共同開発プロジェクトで、「リテラシーモデル」に基づくマイクロワールドの一種である[21]

KTurtle英語版は、緩やかにLOGOに基づいた子供向けプログラミング環境であり、KDE上で動作するKDE Education Projectに含まれる[22][23]

参考文献

関連項目

  • SMC-777 - 同言語環境(DR LOGO)が標準でサポートされていた。
  • N88-BASIC - NECの初期のパソコンにはタートルグラフィック機能を実装したBASICがついていた。
  • UCSD Pascal - LOGOと同様に教育用として開発された言語で、タートルグラフィック機能が実装されていた。
  • 知育玩具 - 遊びを通して教育ないし知能をトレーニングする玩具。LOGOも広義の知育玩具である。
  • Processing
  • MZ-2000 - ソフトウェア開発サードパーティーとしての日本ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)からMZ-LOGOが提供されていた。

  1. ^ 出典URL: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.crackerjack.logo&gl=US, 出版日: 2023年2月7日, 閲覧日: 2023年4月14日, 題名: Android: Version 3.6.4 Updated on Feb 7, 2023
  2. ^ Harvey 1997aHarvey 1997bHarvey 1997c
  3. ^ Logo Foundation
  4. ^ ハワード・ラインゴールド 著、栗田昭平 監訳、青木真美 訳『思考のための道具 異端の天才たちはコンピュータに何を求めたか?』パーソナルメディア株式会社、1988年8月10日、336-341頁。ISBN 4-89362-035-5 
  5. ^ Origine du langage LOGO "Les origines du langage LOGO par Wallace Feurzeig"
  6. ^ Cynthia Solomon
  7. ^ Logo Foundation
  8. ^ Logo Programming Language at the Logo Foundation website
  9. ^ The Logo Tree Project
  10. ^ Welcome to LCSI
  11. ^ Berkeley Logo (UCBLogo)
  12. ^ Home - FMSLogo
  13. ^ StarLogo
  14. ^ StarLogo
  15. ^ Elica
  16. ^ Crikets
  17. ^ Object Logo
  18. ^ Logo3D - SourceForge.net
  19. ^ 早過ぎた孤独な予言者 - @IT自分戦略研究所
  20. ^ http://www.h6.dion.ne.jp/~origami/LOGO.html
  21. ^ Boxer
  22. ^ The programming language used in KTurtle is loosely based on Logo.
  23. ^ KTurtle



ロゴ (曖昧さ回避)

(LOGO から転送)

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