J1リーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/19 15:08 UTC 版)
明治安田生命J1リーグ Meiji Yasuda J1 League | |
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加盟国 |
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大陸連盟 | アジアサッカー連盟 (AFC) |
開始年 | 1993年 |
参加クラブ | 18 |
リーグレベル | 第1部 |
下位リーグ | J2リーグ |
国内大会 |
天皇杯全日本サッカー選手権大会 スーパーカップ |
リーグカップ | Jリーグカップ |
国際大会 | AFCチャンピオンズリーグ |
最新優勝クラブ | 横浜F・マリノス (2022年) |
最多優勝クラブ | 鹿島アントラーズ (8回) |
公式サイト |
www |
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タイトルパートナー契約(後述)により2015年から明治安田生命J1リーグ(めいじやすだせいめいジェイワンリーグ)の名称を用いている。
概要
1993年から1998年までは1部のみの「Jリーグ」として最大18チームで開催され、1999年からの2部制導入に伴い「Jリーグ ディビジョン1」(英: J. LEAGUE DIVISION 1)に移行した。Jリーグカップ、天皇杯と並んで日本の国内3大タイトルとされる(スーパーカップは除く)。上位3クラブにAFCチャンピオンズリーグへの出場権(上位2クラブに本戦出場権、3クラブ目にプレーオフ出場権)が与えられる[注釈 1]。
毎年早春(1993年シーズンのみ5月)に開幕し、晩秋から初冬の時期まで総当たり戦(いわゆるリーグ戦)を行う「春秋制」を採用しており、3大タイトルの中ではJリーグカップの後、天皇杯の前にタイトルが決まる。
リーグ発足当初は2ステージ制を採用し、複数回の開催方式変更を経て2017年シーズンから1ステージ制を採用している。J1リーグ戦の開催方式は#開催方式を参照のこと。
リーグカテゴリーカラーは「頂点を表す太陽の赤」をイメージしたレッドである[4]。
大会名称
リーグ開始時の1993年から1995年までの間は、Jリーグ協賛スポンサーの最上級カテゴリーに当たる「ステージスポンサー」としてサントリー株式会社と、日本信販株式会社(現・三菱UFJニコス株式会社)が就任。第1ステージ(リーグ前半戦)を「サントリーシリーズ」、第2ステージ(後半戦)を「NICOSシリーズ」と、ステージごとにタイトルスポンサーをつけて開催。年間決勝戦のチャンピオンシップ (CS) もサントリー株式会社の協賛による「サントリーチャンピオンシップ」として開催された。1996年に1シーズン制となりステージスポンサーがなくなり、2シーズン制が復活した1997年以降もステージスポンサーが復活することはなかったが、同年から2004年まで行われたCSでは、引き続きサントリーがタイトル協賛した。
2015年より明治安田生命保険相互会社とJリーグ全体のタイトルスポンサーとしての契約(Jリーグタイトルパートナー契約)を締結し[5]、リーグ戦の名称を「明治安田生命J1リーグ(MEIJI YASUDA J1 LEAGUE)」[注釈 2] とすることとなった[6]。2018年12月14日に明治安田生命保険との4年契約を更新している[7]。
所属クラブ(2023年)
各指標はJリーグ公式サイトのクラブプロフィールの記述に基づく。Jリーグ加盟年は正会員となった年。J1在籍年には1998年以前の1ディビジョン時代を含む。
クラブ名 | Jリーグ 加盟年 |
J1在籍年 |
---|---|---|
北海道コンサドーレ札幌 | 1998年 | 1998, 2001-2002, 2008, 2012, 2017- |
鹿島アントラーズ | 1991年 | 1993- |
浦和レッズ | 1991年 | 1993-1999, 2001- |
柏レイソル | 1995年 | 1995-2005, 2007-2009, 2011-2018, 2020- |
FC東京 | 1999年 | 2000-2010, 2012- |
川崎フロンターレ | 1999年 | 2000, 2005- |
横浜F・マリノス | 1991年 | 1993- |
横浜FC | 2001年 | 2007,2020-2021,2023- |
湘南ベルマーレ | 1994年 | 1994-1999, 2010, 2013, 2015-2016, 2018- |
アルビレックス新潟 | 1999年 | 2004-2017,2023- |
名古屋グランパス | 1991年 | 1993-2016, 2018- |
京都サンガF.C. | 1996年 | 1996-2000, 2002-2003, 2006, 2008-2010, 2022- |
ガンバ大阪 | 1991年 | 1993-2012, 2014- |
セレッソ大阪 | 1995年 | 1995-2001, 2003-2006, 2010-2014, 2017- |
ヴィッセル神戸 | 1997年 | 1997-2005, 2007-2012, 2014- |
サンフレッチェ広島 | 1991年 | 1993-2002, 2004-2007, 2009- |
アビスパ福岡 | 1996年 | 1996-2001, 2006, 2011, 2016, 2021- |
サガン鳥栖 | 1999年 | 2012- |
注釈
- ^ “More Member Associations to benefit from inclusive AFC Champions League”. the-afc.com. Asian Football Confederation (2019年11月23日). 2022年11月18日閲覧。
- ^ “ACL 2020 to kick-off in Singapore and Philippines”. Asian Football Confederation. (2020年1月13日) 2022年11月18日閲覧。
- ^ “横浜FM、川崎&甲府がACL本戦出場!3位広島は浦和のACL決勝の結果次第でPOへ”. GOAL.com (2022年11月5日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ 明治安田生命とのタイトルパートナー契約更新について
- ^ “明治安田生命保険相互会社とJリーグタイトルパートナー契約を締結” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2014年12月16日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “リーグ戦大会名称・タイトルマーク” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2014年12月16日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “サッカー「Jリーグ」との「Jリーグタイトルパートナー契約」を更新 ~地域社会の活性化へのさらなる貢献に向け、Jリーグと「新しい価値」を共創~” (PDF) (プレスリリース), 明治安田生命保険, (2018年12月14日) 2018年12月14日閲覧。
- ^ Jリーグ 24年からJ1~J3の20チーム案検討 配分金比率も変更、リーグ価値向上狙う(デイリースポーツ)
- ^ J1、2024年に20クラブへ J2とJ3も(サンケイスポーツ)
- ^ “J.League Data Site / 通算勝敗表”. 2022年11月5日閲覧。
- ^ “対戦データ”. J.League Data Site. 2022年11月5日閲覧。
- ^ “明治安田生命J1リーグチャンピオンに授与される 明治安田生命杯「球軌道」が完成” (プレスリリース), J.LEAGUE.jp, (2015年11月27日) 2015年12月1日閲覧。
- ^ “通算出場試合数ランキング”. J.League Data Site. JAPAN PROFESSIONAL FOOTBALL LEAGUE. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “通算得点ランキング”. J.League Data Site. 2022年11月5日閲覧。
- ^ 2020年以降、ACLの前年度優勝クラブには自動的にACLプレーオフ出場権が付与され[1][2]、一方で各国の出場枠に変更はないため、日本のクラブがACLで優勝し、当該クラブがJ1リーグ及び天皇杯の成績でACL出場権を獲得できなかった場合は、ACL優勝クラブがJ1リーグ3位に替わってACLプレーオフに出場する[3]。
- ^ ロゴ等で用いられている表記は「明治安田生命 J1 LEAGUE」
- ^ 5月4日が浦和vs鹿島戦、5月5日はこの節のルヴァンカップの試合がなかったクラブを含めた川崎Fvs新潟とG大阪vs清水を開催。
- ^ 1993年はテレビ中継の都合による。1994年は開催スタジアムに照明設備がないため。2011年は東日本大震災発生に伴う被災地での省エネ対策のため
- ^ J2からの昇格のみ実施
- ^ 2007・2008年の鹿島がこれに該当する(ACLで2007年は浦和、2008年はG大阪が優勝)。
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