IS11PT 概要

IS11PT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 07:21 UTC 版)

概要

  • 既存のSIRIUS α IS06(PTI06)を基本に再設計・再開発され、30~60代のユーザー、ならびにスマートフォン初心者を対象にしたAndroid 2.3.4搭載(工場出荷時)のスマートフォンである。スマートフォンの初心者でも利用し易いように、メーカーの独自ユーザーインターフェースの「シンプルモード」が用意されており、通常モードと切り替えて利用する事が可能。ちなみに「シンプルモード」では、左右のフリックでホーム画面が切り替わるといった操作が割愛され、メニュー画面も既存のフィーチャーフォン風の分割したグリッドアイコンのメニューが用いられている。IS06同様、レベル2SIMロックはかかっていない。
  • また、同キャリア向けとしては初の試みとなるUMTSHSDPAW-CDMA・最大7.2Mbps)のデータ通信方式にも対応している。 こちらについては、グローバルパスポートGSMのデータ通信サービスのひとつに位置づけられており、UMTSデータローミング対応エリアで利用する形になる。なお、KDDIの動作保証外だが、海外のUMTS事業者のUIMカードを差し込んだ場合、UMTS方式での音声通信も可能だが、データ通信は仕様上の理由からできないとしている。
  • 商品名の由来である「MIRACH」(ミラク)は同社が韓国で提供しているモデルと同名であり、SIRIUS α IS06の「SIRIUS」(シリウス)と同様、アンドロメダ座の名前から名付けられている。
  • EIS01PTはISシリーズ初の法人向け機種で、機能面に関してはIS11PTにほぼ準拠している。ただし搭載されているアプリなどは法人向けのアプリとなる。ただし本体色はブラックのみ。
  • 本機に限らず、同社製のau向けAndroidスマートフォンはUSB規格ピンアサインのD+D-を探知し、本体がデータ転送モードと充電モードを分ける仕組みになっており、パソコンのUSBケーブルではパソコンや一部のモバイルバッテリーから充電する事が不可能で、特に安価な海外製AC-USB充電器では通常ピンアサインのUSBポートを使用していることがあるため充電できない。この場合充電専用のUSBケーブルか、データ/充電切り替えスイッチつきのUSBケーブルを使用する必要がある。充電規格は約500mAでUSB出力電流が低いパソコンでは満充電できない、もしくはバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことが考えられる。



  1. ^ 2012年7月23日より利用不可
  2. ^ CDMA2000 1xMCおよびCDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.Aでの場合。UMTSの場合850MHz/2.1GHzとなる(データ通信のみ)。
  3. ^ GSMでの場合。GPRSは850/1900MHzとなる。
  4. ^ 最厚部・約12.9mm
  5. ^ 対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP、OPP、PBAP、SPP
  6. ^ [1]
  7. ^ シンプルモードは日本語と英語のみ対応
  8. ^ 対応フォーマットはMP3WMAAACH264(MP4)
  9. ^ 別途、au one Marketからのダウンロードにて対応
  10. ^ au「かんたんメニュー」 - KDDI
  11. ^ 無線LAN(Wi-Fi)環境下での送受信には非対応
  12. ^ au携帯電話の「ケータイアップデート」についてのお知らせ (au) - 2011年11月22日
  13. ^ 「MIRACH IS11PT」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ (au) - 2011年12月22日
  14. ^ 「MIRACH IS11PT・EIS01PT」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ (au) - 2012年2月2日
  15. ^ IS11PTは2011年12月22日公開のケータイアップデートにて対応済み。
  16. ^ 「MIRACH IS11PT・EIS01PT」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ (au) - 2012年4月10日





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