HUNGRY
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アートワーク
ジャケット写真に写っている長渕は、それまでのトレードマークともいえる長髪がカットされており、若干のメイクアップが施されている。
ツアー
本作を受けてのコンサートツアーは「LIVE'85 - '86 HUNGRY」と題し、1985年8月26日の千葉県文化会館を皮切りに52都市全62公演が行われた[1]。しかし、このツアー中に毎日39度を超える発熱を点滴で抑えてステージに上がっていた長渕は、ステージ終了後には楽屋で昏倒する日々が続いていた[7]。食事を摂取する事もままならず、体重は53kgを下回りやせ細った体になったが、周囲のスタッフは誰も公演を中止しようとはしなかった[7]。結果、1986年1月22日の日本武道館公演を最後に過労により長渕はダウンし、重度の鬱状態のため残り20本全ての公演がキャンセルとなった[8]。
批評
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[9][10] |
別冊カドカワ 総力特集 長渕剛 | 肯定的[4] |
- 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「男の生きざまがぷんぷんと臭ってくるようだ。スティール・ギターを泣かせてるところなどブルースのフィーリングを感じさせる」[9]、また「グレッグ・ラダニーをミキサーに迎えて、本格的なロック・サウンドを展開。スティール・ギターなどを使用し、ブルース・ロック的な雰囲気も感じさせる」と肯定的な評価を下している[10]。
- 文芸雑誌『別冊カドカワ 総力特集 長渕剛』において音楽ライターの藤井徹貫は、「収録曲『明日へ向かって』『勇次』『STANCE』は近年のライブでもたびたび歌われるのだが、25年以上前の曲とは思えないほど、何の違和感もない。何の矛盾もない。それは主義主張を貫いている証明だ」と肯定的な評価を下している[4]。
チャート成績
オリコンチャートでは最高位4位となり、売り上げは約9万枚となった[11] 。また、2006年の再発版では最高位247位となった[12]。
- ^ a b “長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE”. 長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE. 2018年11月22日閲覧。
- ^ “【1980年代ラジオ伝説】第31回 ラジオを使って公開ナンパ?~長渕剛のオールナイトニッポン~”. Nicheee! [ニッチー!]|テレビリサーチ会社がお届けする情報サイト. フルタイム (2011年4月19日). 2018年11月22日閲覧。
- ^ 矢吹光 1995, p. 113- 「第2章 対決! 両雄黄金の経歴」より
- ^ a b c 別冊カドカワ 2010, p. 250- 藤井徹貫「長渕剛オール・ヒストリー&アルバム・コレクターズ解説」より
- ^ 文藝別冊 2015, p. 234- 栗原康「ディスコグラフィー 一九七九→二〇一五 富士の国への軌跡」より
- ^ “長渕剛、リマスター&紙ジャケ復刻決定!”. CDジャーナル. 音楽出版 (2005年12月19日). 2018年11月22日閲覧。
- ^ a b ライナーノーツ「TSUYOSHI NAGABUCHI INTERIEW」 『Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。』、EMI Records、2014年。
- ^ 文藝別冊 2015, p. 235- 栗原康「ディスコグラフィー 一九七九→二〇一五 富士の国への軌跡」より
- ^ a b “長渕剛 / ハングリー [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2018年9月22日閲覧。
- ^ a b “長渕剛 / HUNGRY [紙ジャケット] [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2018年9月30日閲覧。
- ^ 矢吹光 1995, p. 88- 「第2章 対決! 両雄黄金の経歴」より
- ^ “HUNGRY|長渕剛”. オリコンニュース. オリコン. 2018年11月22日閲覧。
ハングリー!
(HUNGRY から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 08:49 UTC 版)
『ハングリー!』は、2012年1月10日から3月20日まで、関西テレビとホリプロの共同制作により、フジテレビ系列の火曜22時ドラマ枠で放送された、日本のテレビドラマ。全11回。
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- ^ 「ザテレビジョン」2011 No.49
- ^ 国仲涼子、向井理が大安28日に入籍 約2年半の交際を経て デイリースポーツ 2014年12月30日
- ^ “『ル・プティシュ』のワイルドさ、『ガステレア』の華やかさ。英介と麻生を表すかのような、2つのコントラストに注目!” (日本語). ハングリー! 公式サイト-トピックス. 関西テレビ放送 (2012年1月23日). 2012年2月8日閲覧。
- ^ 石村順 (2011年12月19日). “『ハングリー!』主演の向井理にベース演奏指導しました☆”. NICE VIBES LIFE ベーシスト 石村順 ブログ. 2012年12月3日閲覧。
- ^ 安田奈央「真夜中のひだまり」およびROCKHEAD「自由の街」は大橋トリオが手掛け、大橋トリオのアルバム『FAKE BOOK III』(2012年3月21日発売)にセルフカバーが収録された。
- ^ a b “向井理主演「ハングリー!」が別フレ2012でマンガ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年1月10日) 2021年5月13日閲覧。
- ^ “ハングリー!”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月13日閲覧。
- 1 ハングリー!とは
- 2 ハングリー!の概要
- 3 スタッフ
- 4 参考文献
固有名詞の分類
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