Go!プリンセスプリキュア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 13:50 UTC 版)
概要
本作品ではタイトルの通り「プリンセス」をキーワードに、「夢」をテーマに取りあげ[2][3]、全寮制の学園を舞台にストーリーが展開されている。
作品の随所に盛り込まれているフリルやレース状のパターンや、オープニングのスタッフクレジットのアニメーション、放送中に表示される画面左上のデジタル時計の表示[注 1]など、それまでのプリキュアとは違う趣の演出を見せている。オープニング前に約15秒間のナレーションが追加されているため、前作に続いてアイキャッチはBパートスタート時のみとされた一方、番組前期では毎週異なるアイキャッチが使用された。
文字多重放送を実施しており、はるかの台詞を黄色で、その他は白で表記している。また、データ放送やそれによるゲーム(じゃんけん)に勝って電話(テレドーム)することでプレゼントに応募できる企画やスマートフォン用アプリとの連動のほか、前作から導入された時刻のオーバーレイ表示や視聴者からのプリキュア似顔絵投稿も継続されている。
放送開始前のジャンクションには第1話から第6話までは変身シーンの一部の動画が、第7話以降は各話のハイライトシーンを用いた動画がそれぞれ使用されている。
最終回のエンディングの後には後日談として、心も身体も成長した元プリキュアの4人が登場する場面が描かれており、関連書籍においてこの場面は「10年後」である旨が記載されている[4]。またこれに続けて、前作と同様にキュアフローラと、次作『魔法つかいプリキュア!』の主人公・キュアミラクルによるバトンタッチの一幕も盛り込まれた。
また、次作の『魔法つかいプリキュア!』では『Go!プリンセスプリキュア』に登場するドレスアップキーのデザインをした「バトンタッチリンクルストーンセット」[5] が発売された。
注釈
- ^ 朝日放送、テレビ朝日など一部局のみ、ワンセグでは表示されない。表示は「通常表示」と「非表示」の2モードのみで、『ハピネスチャージ』で行われていた「プリキュア仕様」は踏襲されていない。
- ^ 回によっては髪型を変えることもある(第27話など)。
- ^ 三人称では第4話ですでに呼んでいた。
- ^ この少し前はるかたちに「夏休みだからって浮かれてはダメよ」と注意するが、この行動を見たきららに「みなみんが一番浮かれてない?」と突っ込まれる。
- ^ 第1話のみ「わたし」。
- ^ 第3話の終盤で既に入手していた。
- ^ クレジット表記は第20話までは「トワイライト」、第21話から第23話までは「トワ」、第24話以降・『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』以降のクロスオーバー映画では「紅城トワ」と名義。
- ^ 1年生の3人はおろか、生徒会長のみなみも知らなかった。
- ^ それを聞いたきららから「浮かない顔してたもん」と言われ、その後彼女の言葉を聞いたみなみから「浮かない?泳げないだけに?」と揶揄され、それを聞いて「みんなして何ですのー!?」と赤面しながら憤慨する。
- ^ それを見ていたきららに「トワっち、かわいい」と茶化され、またしても「何ですのー?」と憤慨する。
- ^ 実際に伝えた描写があるのは先代フローラのみ。
- ^ 公式HPのキャラクター紹介やEDのクレジットでも「カナタ王子」と表記されている。
- ^ カナタと同じく第21話で行方不明となったが、第42話で無事を確認。
- ^ パフとアロマはミス・シャムールの力がないと人間の姿になることができなかったが、最終話では自らできるようになる。
- ^ パフとアロマがプリンセスパレスを召喚しているように見えるが、2人にアイテムを召喚する力は持っておらず、特に関係ないため2人がいなくても召喚可能である[22]。
- ^ 第7話からは、フローラたちがヘアスタイルを呼称するようになる(第30話まで)。
- ^ 玩具のプリンセスレッスンパッドのイラストデザインやミュージカル版には登場するものの、オールスターズの歴代妖精には含まれておらず、基本的にサブキャラクター扱いである。
- ^ 三人称では「プリンスカナタ」(第15話)。
- ^ 三人称では「リトルプリンセス」(第19話)。
- ^ 第15話より。シャットには左手の甲に押す。
- ^ 時折「レッスンフェアリーパワー!」と唱えながら出す場合もある。
- ^ はるかは第7話でその姿を初めてみたとき一瞬誰なのか疑ったが、アロマから同一人物だと知らされ驚いていた。
- ^ 礒部はクレジット上ではメイド役として表示のため、妖精役としてはノンクレジット。
- ^ 伏線として、第16話で海藤兄妹を見て胸をざわつかせる描写があった。
- ^ ロックの場合、目が光ってのぞく。また、ストップとフリーズの場合、顔の仮面の黒い部分が光ってのぞく。
- ^ クロロと兼役。クレジット上では第33話からクロロ役として表示のため、ロック役としてはノンクレジット。
- ^ 江ノ島をモチーフとしている[29]。
- ^ みなみの父と兄、きららの母も該当。
- ^ はるかに初めて話しかけた時には「春野さん」と呼んでおり、プリキュアの協力者になる前はきららを「天ノ川さん」と呼んでいた。
- ^ プリキュアの協力者になる前はみなみを「海藤さん」と呼んでいた。
- ^ 第1話にも登場しているが、もえと兼役のため、ノンクレジット。
- ^ パフとの兼ね役であるためノンクレジット(のちの『映画 プリキュアドリームスターズ!』も同様)。
- ^ ゆいとの兼ね役であるためノンクレジット。
- ^ 第27話、第43話など。
- ^ まれに目も描写される。
- ^ 埼玉県川越市をモチーフにしており[32]、埼玉りそな銀行川越支店に似た建物が登場している。
- ^ 第5話から登場しているが、声付きは第17話のみ。
- ^ 作中では「老執事」と表記。
- ^ 光の衣姿になる際、装身具もほぼ全て一緒に消えてしまう。また、スカーレットのみ私服が消える時に炎をあげることもある。さらに4人共通で私服が消える時に弱い衝撃波が出るらしく、髪が揺れる演出がある。
- ^ 劇中ではこの名称は呼称されておらず、主に公式サイト内のキャラクター紹介や各種商品展開にて使用。
- ^ 第18話では額、『HUGっと!プリキュア』第37話では時間(とき)。
- ^ 第1話ではるかがフローラに初変身した際、即席に考えたもの。
- ^ これに先立って、第41話で「夢を守るプリンセスがいる」という白金の言葉から学園内で噂されていたこともあった。
- ^ 貝や真珠の装飾、そしてへそ出しルックは、人魚っぽさと海の姫のイメージを意識してデザインされたもの[39]。
- ^ 歴代プリキュアのコスチュームと被らないことを意識した結果、肩を大きく露出したデザインとなった[40]。
- ^ 最終回(第50話)のフローラのみ。この形態では、前髪だけでなく後ろ髪の一番前側部分にもピンク色のメッシュが入っている。
- ^ 『ふたりはプリキュア Splash Star』に登場するダークフォールの真の黒幕。本性を現すまでは同組織の幹部として活動。
- ^ 『スマイルプリキュア!』に登場するバッドエンド王国の皇帝。
- ^ このことは第24話でもトワから語られている。
- ^ ハナビキー及びスカーレットの変身ドレスアップキーを使ったスカーレットのモードエレガントは作中では使用されていないが、玩具のプリンセスパフュームにはこの2つのキーを使ったモードエレガント時の音声データが収録されている。
- ^ 第1話のオープニング冒頭から登場していたキーそのもの。
- ^ 正しい名称は明かされていない。
- ^ 前作『ハピネスチャージプリキュア!』第48話ED直後に放送された予告編(キュアトゥインクル編)映像でも表紙は白だった。
- ^ 映像ソフト収録時または独立局等での再放送時ははるかによる通常ナレーションに差し替え。
- ^ 第31話まで。
- ^ その他のテレビ朝日をはじめとする同系列フルネット23局では、本来の放送日時に制作局からの裏送りで先行ネットしていた。
- ^ 特記のない限り、いずれもテレビ朝日系列フルネット全24局での本放送日。複数記載している場合、上段:制作局(朝日放送)、下段:制作局を除くテレビ朝日系列フルネット23局。
- ^ 同話数にて「プリキュアシリーズ」通算555回の放送を迎え、オープニングの冒頭ではタイトルの「Go」にちなみ、初期メンバー3人が特別メッセージを述べている。
- ^ 制作局と同時刻ネットではあるが、2週先行。
- ^ a b 10:30 - 11:00に放送。
- ^ ANNフルネット局の存在しない山梨県・富山県・福井県・鳥取県・島根県・徳島県・高知県・佐賀県・宮崎県を除く
- ^ 8月22日・8月29日は、世界陸上 北京を放送したため15:30 - 16:00に繰り下げて放送。2016年1月2日は年始特別編成のため休止し、第46話は1月9日に13日遅れで放送した。
- ^ このうち、クロロ・いぶき・もえ・ももかについては声無しての登場。
- ^ 20日遅れで放送される宮崎放送(mrt)のみ、映画公開中に放送されたものも含め通常仕様版が使われた。
- ^ 悪役である鴉天狗の手下の赤狗と黄狗が生み出した存在として登場。
- ^ プリキュアチーム(嶋村、浅野、山村、沢城)、サポートチーム(東山、古城門、佳村、立花、新谷)、ディスダーク(榊原、真殿、日野、甲斐田:ロックとしての扱いのため)の3編。
- ^ a b c 変身ドレスアップキーとエレガントドレスアップキー
- ^ 本体と弓。
- ^ 変身ドレスアップキー、エレガントドレスアップキー、ミラクルドレスアップキー。
- ^ はるかはパフ、みなみはアロマ、きららはシャムール、トワはクロロ。
出典・参照話数
- ^ アスキー・メディアワークス. “【週間ソフト販売ランキング TOP50】首位は3DS『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』(7月27日~8月2日)”. 2016年1月19日閲覧。
- ^ プリキュア:第12弾「Go!プリンセス」はお姫様風ロングドレスに変身,毎日新聞,2014年12月26日
- ^ テーマは夢、プリンセスがキーワード!『Go!プリンセスプリキュア』の概要が明らかに!,テレビドガッチ, 2015年1月6日
- ^ 『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』P.59
- ^ バトンタッチリンクルストーン|魔法つかいプリキュア!プリキュアおもちゃサイト より。
- ^ 朝日放送版公式サイト・キャラクター(アーカイブ)
- ^ a b c d 『プリキュア新聞 2015年春号』より。
- ^ a b 第16話。
- ^ 第16話、第25話。
- ^ a b 第4話。
- ^ 第17話。
- ^ a b 第25話。
- ^ 第9話。
- ^ 第34話。
- ^ a b 第24話。
- ^ Go!プリンセスプリキュア|キャラクター|キュアスカーレット|朝日放送
- ^ a b 第28話。
- ^ 第26話。
- ^ 先代キュアフローラ | キャラクター | Go!プリンセスプリキュア-東映アニメーション
- ^ 先代キュアマーメイド | キャラクター | Go!プリンセスプリキュア-東映アニメーション
- ^ 先代キュアトゥインクル | キャラクター | Go!プリンセスプリキュア-東映アニメーション
- ^ a b c d 月刊アニメージュ2015年12月号増刊 『Go!プリンセスプリキュア』特別増刊号より。
- ^ a b 第33話。
- ^ a b c d e 月刊『アニメージュ』2015年10月号P.102
- ^ どうでもいいだろ! 目の前で人が死んでんだぞ!映画「プリンセスプリキュア」座古監督に聞く,エキレビ!,2017年12月23日閲覧。
- ^ a b 月刊『アニメージュ』2015年9月号 P.85
- ^ a b 『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』P.31
- ^ 第43話。
- ^ a b BD第1巻収録設定資料集での田中裕太の解説より
- ^ 第7話、第9話。
- ^ a b 『アニメージュ』2017年5月号P.88。
- ^ KuretaKのツイート(852192622709850112)
- ^ 第39話での回想シーンより。
- ^ 第39話および映画長編『パンプキン王国のたからもの』での回想シーンより。
- ^ a b c d e f g h 『Go!プリンセスプリキュア シュガー王国と6人のプリンセス!』ストーリークリアのエンディングクレジットより。いずれもゲーム上では平仮名表記(「にいな あやの」「こばやし けいこ」「はしもと ゆい」「たかはし りえ」)となっている。
- ^ a b c 『たのしい幼稚園』などの雑誌等にて。
- ^ 第38話、第39話。
- ^ 第44話。
- ^ プリキュアコスチュームクロニクル p120。
- ^ プリキュアコスチュームクロニクル p123。
- ^ BD第4巻設定資料ライブラリーより。
- ^ 『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』P.7
- ^ a b c 『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』P.29。
- ^ 第39話。
- ^ スタジオガッツスタッフ 2016年2月26日閲覧
- ^ riekitagawaのツイート(665401947890049024)
- ^ carinda_stのツイート(665505156960677888)
- ^ 『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』パンフレットP.5-6「出張プリキュア新聞」鷲尾天インタビュー
- ^ tanakarionのツイート(678366255095549952)、tanakarionのツイート(678367097924116480)
- ^ pinkhottamenのツイート(683183336760541185)
- ^ 20周年記念「映画プリキュアオールスターズF」9月15日公開!全シリーズのプリキュアが集合する特報お披露目,アニメ!アニメ!,2023年3月3日
- ^ 映画プリキュアオールスターズF:オリジナルキャラ・キュアシュプリーム登場 ビジュアル公開 主題歌は「いきものがかり」,まんたんウェブ,2023年7月9日
- ^ 『Go!プリンセスプリキュア1 プリキュアコレクション』P.107
- ^ 「Go!プリンセスプリキュア」BD全4巻が10月からリリース,おた☆スケ,2015年3月13日
- ^ 『Go! プリンセスプリキュア シュガー王国と6人のプリンセス!』パズルとデコシールで『プリキュア』を思いっきり楽しんじゃおう♪,ファミ通.com,2015年4月30日
- ^ 「チャリ走DX3」,「プリンセスプリキュア」コラボステージ登場。フローラ達が走る,4Gamer.net,2015年2月19日
- ^ Febri+書籍編集部 [@febri_edit] (2018年6月25日). "【本日情報解禁】『中谷友紀子 東映アニメーションプリキュアワークス』予約受付開始!". X(旧Twitter)より2018年6月26日閲覧。
- ^ プリキュアつながるぱずるん|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
- ^ Go!プリンセスプリキュア-クリエイターズスタンプ
- ^ プリキュアオールスターズ
- ^ S.H.Figuarts キュアフローラ|魂ウェブ
- ^ S.H.Figuarts キュアトゥインクル|魂ウェブ
- ^ S.H.Figuarts キュアマーメイド|魂ウェブ
- ^ S.H.Figuarts キュアスカーレット | 魂ウェブ
- ^ TAMASHII NATION 2015 ヒロインフィギュアレポート,魂ウェブヒロインフィギュアブログ,2015年10月31日
- ^ プリキュア|HMV ONLINE
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