Fate/hollow ataraxia 概要

Fate/hollow ataraxia

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:45 UTC 版)

概要

シリアスな戦いの物語であった前作から一転し、今作では穏やかでコミカルな日常を過ごしつつ、その裏に隠された「真実」に近づいていくという形になる。前作では敵として登場したキャラクターや出番の少なかったキャラクターも多く登場し、前作では語られなかった側面が補完されている。

TYPE-MOONの他の作品『歌月十夜』と同様にイベントフラグがオートセーブで累積されていくシステムを採用しているが、『歌月十夜』の問題点だった、一度しか見られないイベントや見逃したイベントを見るには一からやり直さねばならない部分を改善し、選択マップで重要性のマークを表示する事で分かりやすくしている。またTYPE-MOON作品で初めて回想モードを採用しており、見逃したイベントもクリア時に見ることが出来るようになっている。

今作でも本編である『hollow』パートでは前作のシナリオ担当奈須きのこが執筆しているが、それ以外の日常シーンのほとんどや、後述の『eclipse』の「後日談。」以外のシナリオは、奈須以外のサブライターが執筆している。

本作は『Fate/stay night』の続編とされているが、正確には『Fate/stay night』の3ルートいずれの後日談にも該当せず、武内により「各ルートの後ではなく、『Fate/stay night』というものにあてられたカウンター[3]」という表現が用いられ、武内は「基本的にはプレイヤーさんの気持ちで解釈していただいて良い部分ではないかとも思います」、奈須は「我々としてはユーザーさんの想像にお任せしたいと思っています」とそれぞれコメントしている[注 1]

初回限定版にはタロット風サーヴァントカードが、公式通販特典として小冊子『Fate/side side materiale 2』が付属した。

Windows Vista / 7 / 8などで遊ぶ場合、このディスクはそのままだとディスクチェックを通過できず遊べないため、TYPE-MOON ユーザーページ[4]にてパッチをダウンロードする必要がある。

2013年5月25日発売の『月刊少年エース』2013年7月号よりコミカライズ版が連載を開始した。作画は『アルティマエース』や『月刊Asuka』において『Fate/Zero黒』を連載していた雌鳥が担当している。

2014年1月30日発売の『TYPE-MOONエース』Vol.9にて、PS Vitaへの移植(移植の際、18禁CG及びシナリオの削除とコンシュマー向けにシナリオ改定と新規CGの追加)が発表され、2014年11月27日に発売された。フルボイスとなり、新たに挿入される2本のOPアニメーションをTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』やPS Vita版『Fate/stay night [Réalta Nua]』で3ルート全てのOPアニメーションの制作を担当したアニメ制作会社ufotableが務める。限定版も同時発売され、ねんどろいどぷち「アヴェンジャー」と設定資料集が同梱される。


注釈

  1. ^ ただし、「勘のいい人であれば『あれ、この状況はあのルートの後のお話だな』と気付くかも知れません」という奈須きのこのコメントや、「このルートの後に起きたであろうという設定はしてあります」という武内のコメントもある
  2. ^ 学問では習得の不可能な、一代限りの希有な才能に対し、魔術協会がサンプルとして保護する旨を伝える令状。封印指定された術者は保護の名の下に一生涯幽閉されることになる。魔術師にとっての最高の誉れであるが、一切の研究が不可能になるため、同時に最大の災難ともされている。大半の者は逃亡することを選ぶ。
  3. ^ 封印指定を受けた魔術師が逃亡しても、たいていの場合は静観されるだけである。しかしもし彼らが潜伏先で無関係の人々を巻き添えにした魔術の実験を繰り返す場合、聖堂教会の代行者の手で異端として排除されることになる。そうなれば(魔術協会から見れば)非常に貴重な研究成果まで全て失われてしまうため、彼らの介入を招く前に力ずくで封印指定を執行する必要が出てくる。執行者とはそういうケースで協会に駆り出される魔術師のことで、抵抗する魔術師と代行者とを同時に相手にする可能性のあるきわめて危険な任務に従事しており、各々が魔術を用いた戦闘に特化している。
  4. ^ 彼女の血を用いた儀式によって一つ作成するのに一ヶ月ほど要し、年に十本ほどしか作れない。
  5. ^ 特に『歌月十夜』『MELTY BLOOD』以降。設定されたCVも琥珀と同様のものである。

出典

  1. ^ a b “[CEDEC 2018]FGOにまつわる3つの物語。「ディライトワークス,FGO PROJECTをプロデュースする。~ Fate/Grand Order 成長の軌跡 2015-2018 ~」レポート”. 4Gamer.net. (2018年8月24日). https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20180824038/ 2022年3月10日閲覧。 
  2. ^ 『Fate/stay night+hollow ataraxiaセット 復刻版』発売前のデータ。
  3. ^ 『とらだよ』でのインタビューより
  4. ^ [1]
  5. ^ 本来は繰り返しの中にいるはずのない「教会でのカレン」との会話等。本来の聖杯戦争中の教会には言峰綺礼がいるため。
  6. ^ 汚染による「黒化」ではないため、特徴的だったの甲冑の赤筋模様はなくなっている。
  7. ^ 繰り返しの4日間の中では起こした行動の「結果」は残らないが、「原因」を起こしたということは残る。そのため、桜が手紙を出したという「原因」に対する「結果」として戻ってきた
  8. ^ 2日に1回は家事のために帰宅している。
  9. ^ Vita版での台詞より。PC版では「ベンツ」と表記された。
  10. ^ バーサーカーの枠はアヴェンジャーが埋めている。
  11. ^ 元々真アサシンは他のサーヴァントのように確定した存在ではなく、聖杯戦争開始後に喚ばれたサーヴァントのため、どのハサンになるのも様々な可能性の一つとも言える。
  12. ^ 『Fate/complete material V Hollow material』 エンターブレイン、276頁
  13. ^ 奈須きのこCharacter materialTYPE-MOON、2006年、75頁
  14. ^ a b さいとうよしえ”. パワー・ライズ. 2018年7月29日閲覧。
  15. ^ 九条ケントの2018年1月29日のツイート2019年11月14日閲覧。
  16. ^ アインツベルン城崩壊のシーンは『悪魔城ドラキュラ』のパロディ。ミニゲーム選択画面でのイラストもファミコンソフトのパッケージ風に描かれており、TYPE-MOONのロゴが任天堂のロゴのパロディになっている
  17. ^ 『フェイト/ホロウ アタラクシア』に収録される完全新作エクトラゲーム『カプセルさーばんと』とは?”. ファミ通.com. 2014年4月19日閲覧。
  18. ^ スマホ版『カプセルさーばんと』12月20日配信決定!期間限定価格490円で販売”. iid (2019年12月18日). 2019年12月19日閲覧。






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