E30HT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動キャリア | au |
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製造 | HTC |
発売日 | 2009年5月1日 |
概要 | |
OS | Windows Mobile 6.1 Professional Edition 日本語版 |
CPU | Qualcomm MSM7500A 600MHz |
音声通信方式 | 3G:CDMA 1X (CDMA2000 1xMC) (800MHz/新800MHz/2GHz) |
データ通信方式 | 3.5G:CDMA 1X WIN (CDMA2000 1xEV-DO Rev.A/Rel.0) 3G:CDMA 1X (CDMA2000 1xMC) |
形状 | スライド式(QWERTY) |
サイズ | 106 × 52 × 18 mm |
質量 | 154 g |
連続通話時間 | 約260分(国内モード利用時) |
連続待受時間 | 約330時間(国内モード利用時・移動と静止の組み合わせ) |
内部メモリ | 約512MB(ROM) 約256MB(RAM) |
外部メモリ | microSD (2GBまで・KDDI公表) microSDHC (8GBまで・KDDI公表) |
日本語入力 | Advanced Wnn |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | あり(2.0+EDR) |
放送受信機能 | なし |
備考 | 1. 無線LAN対応 (IEEE 802.11b/g) 2. 製造国: 中華民国 3. SAR値:0.563W/Kg |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 640×480ドット |
サイズ | 2.8インチ |
表示色数 | 6万5536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約320万画素・CMOS |
機能 | AF(静止画) |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ソフィスティケイティッドブラック | |
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概要
HTCの端末、HTC Touch Pro(の北米向け[1]CDMA2000派生仕様)がau向けにカスタマイズされた端末。引き出し式のQWERTY配列のキーボードを有しており、長文の入力に適している。Wi-FiやBluetoothを搭載しているが、赤外線通信は搭載していない。
後発の同キャリア向け個人ユーザー向けスマートフォンのdynapocket IS02(TSI01/RP8-J01)同様EZwebに対応していない為、@ezweb.ne.jpのEメールアドレスを使ってメールを送受信する事ができない。Cメールは受信のみ可能だが絵文字非対応である[2]。同様にEZサービスであるEZ Felica、「LISMO Music & Video」、EZアプリ(BREW)/EZアプリ「Full Game!」、EZナビウォーク、じぶん銀行用アプリ「じぶん通帳」などには対応していない。
ただし、au ICカードには対応しているので、端末増設での機種変更であれば上記のサービスに対応する旧端末とSIMカードを移し変えれば、これらのサービスは継続して使用できる。希望するのであれば端末増設時にEZwebのオプション(EZ WINコース)も残すことが可能である。EZナビウォークに関してはGPS自体の機能は搭載されている為、付属しているNAVITIMEのアプリケーションを使えばルート検索等もできる。音楽再生機能に関してもWindows Media Player Mobileが搭載されている為、音楽を聴くことや動画を楽しむ事は可能(下記参照)。ただし着うたや着うたフル、着うたフルプラスには対応しない。
本端末で通信を行うためには、EZ WINコースに加入していない場合au.NET(525円/月[3])を利用するか、Packet Win対応のプロバイダとの契約が別途必要となる。また本来はISシリーズのスマートフォンで提供されているIS NETコース(315円/月)を契約して利用することもできる。こちらはEZ WINコースに加入している場合は手続き不要で、利用したときはIS NETへの接続となる。
基本的に法人ユーザー向けの端末であるが、既存の法人ユーザー向け音声用端末のE03CA(2009年5月現在、すでに製造終了)およびE05SH、E07K(2009年10月29日発売)、E08T(2010年2月16日発売)同様、一般ユーザーも入手することが可能だった。
歴史
- 2008年(平成20年)9月11日 - KDDI、およびHTC Nipponより公式発表。
- 2009年(平成21年)5月1日 - 全国にて一斉発売。
- 2010年(平成22年)5月 - 個人向けとしての販売を終了。
- 2010年9月 - 法人向けとしての販売を終了。
- 2011年(平成23年)10月18日 - Microsoft My Phoneのサービスが終了。
- 2012年(平成24年)5月17日 - Windows Mobile 6.x Marketplace のサービスが終了[4]。
- 2012年7月22日 - L800MHz(旧800MHz帯・CDMA Banclass 3)帯エリアによる音声・通信サービスの停波によりそれ以降はN800MHz(新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2)帯エリアおよび2GHz(CDMA Bandclass 6)帯エリアの各音声・通信サービスで利用する事となる。
- ^ 例・スプリント・ネクステル向け等
- ^ ただし後発のIS02の場合、システムアップデートを実行する事により同キャリア独自の顔文字を含むCメールの送信が可能となる(2010年10月22日よりシステムアップデートにて対応。ただしIS02単体でアップデートする事ができず、アップデートする際には別途、WindowsがインストールされたPCが必要となる)。
- ^ 2010年12月1日改定以前は945円/月
- ^ Windows Mobile 6.x Marketplace のサービス終了について - 日本マイクロソフト 2012年5月18日。
- 1 E30HTとは
- 2 E30HTの概要
- 3 ソフトウェア
- 4 主な機能・サービス
- 5 外部リンク
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