DOHC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 03:32 UTC 版)
DOHC (ディーオーエィチシー) とは、Dual OverHead Camshaft(デュアル・オーバーヘッド・カムシャフト)の略で、レシプロエンジンにおける吸排気弁機構の形式の一つ。
注釈
- ^ スポーツ360は諸般の事情により市販には至らなかったものの、後に排気量を531 ccに拡大した同DOHCエンジンを搭載するS500が発売された。
- ^ 翌年には排気量を750ccに変更した日本向けモデル750RS(Z2)が登場している。
- ^ 点火プラグをシリンダー直上に配置できることも重要な利点である。
- ^ カムリ/ビスタを皮切りに、カローラ・スプリンター・コロナ ・カリーナ・マークII・クラウン・スターレットなど。1994年1月以降はカローラバン/スプリンターバンなどの一部のガソリンエンジン商用車に搭載するようになった。
- ^ 1985年頃、シリンダー列あたりのカムシャフトを3本としたエンジンをスズキが“TOHC”として開発していたともされるが、試作止まりに終わり、以降“TOHC”を名乗るエンジンの商品化はされていない。
- ^ 2T-G系などが主力の時代はDOHCと称している。
- ^ FJ20系しかDOHCエンジンがなかった時代にはDOHCと称している。
出典
- ^ a b GP企画センター 1999, p. 55.
- ^ 森慶太 (2001年3月29日). “「なぜディーゼルにDOHCが必要なのでしょうか?」”. webCG. 2023年7月20日閲覧。
- ^ GP企画センター 1999, p. 59.
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