高岡早紀 高岡早紀の概要

高岡早紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:15 UTC 版)

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たかおか さき
高岡 早紀
本名 高岡 佐紀子
生年月日 (1972-12-03) 1972年12月3日(48歳)
出生地 日本 神奈川県藤沢市
身長 163 cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ演劇
活動期間 1986年 -
配偶者 保阪尚希1996年 - 2004年
著名な家族

高岡賢太郎(兄、爆サイ運営会社社長)

高岡由美子(妹)子供(娘)
事務所 ジョイナス エンターテインメント
公式サイト 高岡早紀 オフィシャルWEBサイト
主な作品
映画
バタアシ金魚』(1990年)
忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994年)
テレビドラマ
JIN-仁-』(2009年)
花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)
CM
「アパガード」(1995年)
 
受賞
日本アカデミー賞
第18回 最優秀主演女優賞・新人俳優賞(1995年)
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
ブルーリボン賞
第37回 主演女優賞(1994年)
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
その他の賞
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神奈川県藤沢市出身。ジョイナス エンターテインメント所属。2011年、個人事務所エアジンを立ち上げる。

略歴

芸能界デビュー

幼少期から藤沢市の安田バレエ教室でクラシックバレエを習う。

13歳だった1986年、本名の「高岡佐紀子」名義で雑誌『セブンティーン』のモデルとして芸能活動を開始[1]

14歳だった1987年5月4日、東京厚生年金会館で行われた「ミスマガジンアイドル夢工場'87」の最終審査に進出するも、落選。

同年、バレリーナになるつもりで海外留学の資金集めをどうするか考えていた所、靴メーカー「マドラス」主催の「第3回シンデレラ・コンテスト」を知り、優勝賞金500万円につられて深く考えずに応募。その回の出場者の中で最年少だったが優勝し、直後にCMデビューが前提のコンテストだったことを初めて知る[2]

1988年4月、「マドラス」のテレビCMで俳優・岡田眞澄と共演。同月30日、「高岡早紀」の芸名でCMソングの『真夜中のサブリナ』をリリースし、アイドル歌手としてもデビューした。同期デビューの歌手はWink田中律子西田ひかるら。

1989年10月7日公開の映画 『cfガール』にて女優デビュー。1990年には映画『バタアシ金魚』に出演した。

意図せず芸能界デビューすると次々に仕事が決まったことで、当初思っていたバレリーナになる夢は断念した。ただし、高校3年生になった頃に周りが進学や就職を考える中、高岡も「このままでいいのか?」と迷いが生まれたことが発端となり、93年頃に当時の事務所を辞めて数ヶ月間ロンドンに留学してバレエ教室と英会話スクールに通った[2]

堀越高等学校を卒業した1990年に、ハウスフルーツインゼリーのCMに出演。

1992年は写真集『WAOOOO!!』を出版する。

転機となった映画出演

1994年、映画 『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(以下、『忠臣蔵』)に出演し、ヌードを披露[3]。同作品では日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞などを受賞する[4]。翌年には、篠山紀信撮影のヘアヌード写真集 『one, two, three』を出版。映画、写真集と相次いでヌードを公開した。

1995年から放映された「アパガード」(株式会社サンギ)のCMでは、俳優東幹久と共演、「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズは流行語となった[注釈 1]

芸能事務所は、ボンド企画フロム・ファーストスターダストプロモーション、再度フロム・ファースト、エイベックス・マネジメントと変遷し、2011年に個人事務所エアジンを設立。芸能事務所と業務提携の形をとっていた。2019年6月1日よりtos-sに所属、2021年1月にジョイナス エンターテインメントに移籍する[5]

さらなる活躍

結婚・子育てによる一時休業を経て(後述)女優活動復帰後、2005年に舞台「キレイ 神様と待ち合わせした女」への出演が決まる。しかし本番2週間前の稽古中に転倒し、本人によると女優を続けることに不安がよぎるほどの顔に大きなケガを負った[2]。その後何とか無事に治り出演を果たしたが、本人は当時を振り返って「あの舞台を降板していたら、そのまま女優を辞めていたと思う」と語った[2]

2013年の主演映画「モンスター」のエンディング曲を歌ったことがきっかけで、歌手活動を再開した[2]。また、2019年に五十嵐貴久原作のホラー・サスペンス「リカ」シリーズのリカ役として出演したドラマが話題となり、その後公開された映画「リカ〜自称28歳の純愛モンスター〜」でも同役を演じた[2]

2021年5月20日に初のエッセー「魔性ですか?」を出版[6]

エピソード

子供時代

父親は横浜でジャズ・ライブハウスを経営していたものの高岡が幼い頃に他界。母親一人で育てられた[2]。妹はモデルの高岡由美子[7]。兄もいる。

海の近くに住んでいたことから幼少時は砂浜が遊び場で、洋服のまま砂浜を駆け回りどろんこになって家に帰ってくるような子だった。ただし、当時は口数が少なく自己表現が苦手で基本的には大人しい性格だった[2]

高岡によると母の「父を失った寂しさを感じさせたくない」との思いから、母子家庭ながら小学生の頃からピアノ、習字、スイミングなどのお稽古事に通わせてもらっていた。その中でも6歳の頃に始めたクラシックバレエは、「言葉での表現が苦手な自分でもバレエなら表現できる」とのことで夢中になった[2]

『忠臣蔵外伝四谷怪談』について

先述のロンドン留学中のある日、日本から「面白い仕事があるから帰ってきませんか?」と連絡があり帰国すると、その仕事が深作欣二監督の映画『忠臣蔵』だった[2]

『忠臣蔵』でヒロインのお岩役を演じることになったが、当時高岡は本格的な時代劇は未経験だったため、撮影の前に単身で京都の松竹撮影所に入ると着物の所作を学ぶところから始まった[2]。着付け、歩き方、雑巾の絞り方まで細かな指導を受け、日舞の先生にもついて朝から晩まで様々なお稽古をしては撮影所とホテルを往復するだけの日々を送った[2]

その後始まった撮影現場では、映画製作に妥協を許さない深作から何度も怒鳴られながら何十回もリハーサルを繰り返した[2]。ある日高岡がお岩役をどう演じたらいいか分からず音をあげると、深作から「俺は男だから分からない。お前は女なんだから女の気持ちが分かるだろう」と言われた。これについて高岡は、「目からうろこが落ちた。『どんな役でも自分なりに演じればいい』ということに気付された。監督のこの言葉は女優としての私の宝物です」と語っている[2]

対人関係

結婚生活、恋人など

子供の頃から「母と同じ23歳で結婚したい」との思いもあり[2]、1996年に俳優の保阪尚希と結婚。1998年に長男、2000年に次男と2人の息子を出産。この間出産や子育てのため一時仕事を休業。しかしその後自身が布袋寅泰と不倫関係になり、2004年6月に離婚(息子2人の親権は保阪が得た)。

2010年9月に女児(父親は当時交際していた青年実業家)を出産。ちなみに高岡は、病院に比べてより身近で寄り添ってくれる助産師という存在に安心感を抱いたことから、子供たちは全て自宅で出産したとのこと[2]

2014年頃からのパートナーは、外食産業ダイヤモンドダイニング社長の松村厚久[8]

山下洋輔について

ジャズピアニストの山下洋輔夫妻は両親の親友で、家族ぐるみの付き合いがあるという[9]。山下は、過去に父のライブハウスによく出演しており、高岡は幼少の頃から可愛がられてきた[2]。その後山下とは映画「モンスター」でビアノ演奏する彼と共演したり、2015年のジャズの祭典「SAPPORO CITY JAZZ」(サッポロ・シティ・ジャズ)では山下洋輔トリオにゲストボーカルとして迎えられ、ドラマーの村上 “ポンタ” 秀一とも共演した[2]


  1. ^ 1996年度 新語・流行語大賞ノミネート
  1. ^ ブルボン presents Shining Star|第269回 高岡早紀さん①” (日本語). AuDee(オーディー). 2021年10月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 週刊現代6月26日号私の地図第487回・高岡早紀p80-82
  3. ^ “W不倫”の末に離婚した高岡早紀、保阪尚希は布袋寅泰に同情?【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】”. エキサイトニュース (2019年10月5日). 2019年12月16日閲覧。
  4. ^ 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 熟裸身を堪能する映画ベスト10
  5. ^ “高岡早紀、「女優」「歌手」「母親」で奮闘中…音楽は「女優として表現していく中の1つ」単独ライブ3、4月に開催へ”. スポーツ報知. (2021年1月15日). https://hochi.news/articles/20210115-OHT1T50019.html 2021年4月20日閲覧。 
  6. ^ 高岡早紀 “魔性の女”? 女優であり母である「普通の女でしょう!」”. 日刊スポーツ (2021年7月4日). 2021年7月4日閲覧。
  7. ^ 高岡由美子 調停離婚成立を報告”. エルザ (2014年5月30日). 2020年8月15日閲覧。
  8. ^ 高岡早紀 パーキンソン病公表の恋人社長を支える“献身妻の覚悟””. 女性自身 (2015年9月15日). 2021年2月21日閲覧。
  9. ^ 高岡 早紀|SINGS -Bedtime Stories-”. Victor Entertainment. 2018年5月7日閲覧。
  10. ^ “吉田鋼太郎の恋の相手は高岡早紀!「罪な男なんでしょうね」”. ウォーカープラス. (2014年11月12日). https://thetv.jp/news/detail/52294/ 2014年11月13日閲覧。 
  11. ^ 東山紀之主演時代劇『信長燃ゆ』に中島裕翔&神山智洋が出演”. ORICON STYLE (2015年12月5日). 2015年12月7日閲覧。
  12. ^ 青木崇高×松尾スズキ、『曾根崎心中』誕生秘話を創作”. ORICON STYLE (2015年10月26日). 2015年10月27日閲覧。
  13. ^ 創作テレビドラマ大賞 川獺(かわうそ)”. NHK ONLINE. 2021年6月19日閲覧。
  14. ^ “黒柳徹子の半生が“帯ドラマ”に 『トットちゃん』松下奈緒、山本耕史ら出演者発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年6月9日). http://www.oricon.co.jp/news/2092113/full/ 2017年6月9日閲覧。 
  15. ^ “NHKが平成版「細雪」ドラマ化!四姉妹は中山美穂&高岡早紀&伊藤歩&中村ゆり”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年11月9日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/11/09/kiji/20171109s00041000184000c.html 2017年11月9日閲覧。 
  16. ^ “高岡早紀、悪女ストーカーに!純愛モンスターの“餌食”は小池徹平&大谷亮平”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年8月30日). https://www.sanspo.com/geino/news/20190830/geo19083007000005-n1.html 2019年8月30日閲覧。 
  17. ^ 高岡早紀 自称28歳の狂気のストーカー役に「一緒に恐怖体験を」”. フジテレビ (2019年8月30日). 2019年8月30日閲覧。
  18. ^ “高岡早紀、『リカ』第2弾で“自称28歳”最恐の母親役 「怖いもの見たさ気分で楽しんで」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年2月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2184871/full/ 2021年3月26日閲覧。 
  19. ^ 玉木宏、警視総監の座を狙うキャリア史上最もダーティーな男「権力争いに焦点を」 幼なじみ役に広末涼子”. ORICON NEWS (2021年3月5日). 2021年5月22日閲覧。
  20. ^ 連続テレビ小説「おかえりモネ」 新たな出演者発表 《百音が東京で出会う人びと》”. NHK (2021年3月29日). 2021年3月29日閲覧。
  21. ^ “冬のラブソング「雪の華」登坂広臣&中条あやみ共演で映画化 中島美嘉「びっくり」”. ORICON NEWS (オリコン). (2018年6月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2114477/full/ 2018年6月28日閲覧。 
  22. ^ “高岡早紀主演、狂気のラブサイコスリラーが映画化 「リカ 自称28歳の純愛モンスター」6月18日公開”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2021年3月24日). https://eiga.com/news/20210324/2/ 2021年3月26日閲覧。 
  23. ^ 娼夫・松坂桃李、オーナー・高岡早紀に続き、佐津川愛美、村岡希美、安藤聖が出演決定 舞台『娼年』”. シアタークリップ (2016年5月2日). 2016年9月1日閲覧。
  24. ^ R-15指定の三浦大輔演出「娼年」、松坂桃李「舞台界に残る作品になる」”. ステージナタリー (2016年8月25日). 2016年9月1日閲覧。
  25. ^ “別所哲也&高岡早紀、パルコ劇場一時休館後の「ラヴ・レターズ」に出演”. ステージナタリー. (2016年9月21日). http://natalie.mu/stage/news/202557 2016年9月21日閲覧。 
  26. ^ 高岡早紀 「私は声で拾われた」 新曲発売とライブ開催”. スポニチAnnex (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。


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