青函トンネル
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青函トンネル(せいかんトンネル)または青函隧道(せいかんずいどう)[3][注釈 3]は、本州の青森県東津軽郡今別町と北海道上磯郡知内町を結ぶ鉄道トンネルである。世界最長の海底トンネルおよび三線軌条のトンネルであり、2016年にスイスの「ゴッタルドベーストンネル」が開通するまでは、世界最長のトンネルであった。
注釈
- ^ JR北海道松前線、江差線(木古内駅 - 江差駅間)、下北交通大畑線、南部縦貫鉄道南部縦貫鉄道線、十和田観光電鉄線などの廃止以前の地図に青函トンネルのみ着色。
- ^ 2010年(平成22年)1月29日に函館本線 深川 - 妹背牛間で発生した踏切傷害事故を受けて、同年JR北海道が特急形車両の先頭車運転台側の貫通路への立ち入りを禁止したため、以後はこのアングルでの撮影は不可能となり、さらに2016年(平成28年)の北海道新幹線開通後は基本的に新幹線のみ乗り入れるため前面展望そのもの不可能になっている。
- ^ 「隧」が常用漢字外であるため、青函ずい道と表記されていたこともある[4]。
- ^ なお、これに合わせて蟹田駅 - 木古内駅間に、乗車券のみで特急列車の普通車自由席に乗車できる特例が設定された。この特例は「青春18きっぷ」・「北海道&東日本パス」などの普通・快速列車に限って利用可能な特別企画乗車券にも適用された。
- ^ 1988年(昭和63年)3月13日に事務次官会議において自治体境界を定め、公海下部分のうち、約4.7 kmを青森県東津軽郡三厩村(現:同郡外ヶ浜町)、約5 kmを北海道松前郡福島町に編入することとなり、同月16日の政府閣議で決定し、同月24日に告示された。
- ^ 他のトンネルに比べ長大であり、トンネル中央部に向けて下り勾配が長く続いていることが大きな特徴である。
- ^ 竜飛斜坑は外ヶ浜町の道の駅みんまや(青函トンネル記念館)、吉岡斜坑は福島町吉岡地区のトンネルメモリアルパーク付近が出口となっている。なお、竜飛斜坑のケーブルカーは青函トンネル竜飛斜坑線として営業運転を行っている。
- ^ 北海道と本州の間の通信ルートとしては、青函トンネルルートに加え、石狩~秋田・仙台間(KDDI)、苫小牧~大間間(NTT東日本)、室蘭~八戸間(ソフトバンク)に光海底ケーブルが敷設されている。
- ^ ナッチャンWorldについては、津軽海峡フェリーが2009年 - 2012年の夏季限定で運航していた。
- ^ 発破ボタンの押下は、中曽根康弘(当時・内閣総理大臣)が総理官邸から電話回線を使用して行った。
- ^ 下り一番列車「海峡1号」の機関車には、石原慎太郎(当時・運輸大臣)が添乗した。
- ^ その影響で坑内は常に湿度100 %であり、通過車両や施設には塩害対策が欠かせない。
- ^ 新幹線開業前は津軽今別駅。
- ^ 旧・知内駅。2014年(平成26年)3月14日営業終了。新幹線開業前は知内信号場。
- ^ 駅機能はなくなったが定点となり、2015年(平成27年)4月3日の事故の様に避難口として利用される事もある。
- ^ 東海道・山陽本線系統の貨物列車に積まれる冷凍コンテナの一部には、この回路が非搭載のタイプがあり、「青函トンネル通過禁止」と書かれている。
- ^ 21世紀初頭に青函トンネル経由で行われた甲種輸送は、2008年(平成20年)11月のミャンマー譲渡車両、2009年(平成21年)3月24日のDF200形ディーゼル機関車などがある。
- ^ この日放送のTBSテレビ「サンデーモーニング」では、「はつかり10号」が停車した蟹田駅からも中継を行った。
- ^ 営業運転最初の列車は貨物列車であった。
出典
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