霧ヶ峰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 14:04 UTC 版)
利用
グライダー
霧ヶ峰は藤原咲平らの尽力で日本グライダー発祥の地[6]といわれ、土日休日を始め、グライダーが飛行している。滑走路付近には、グライダーふれあい館[7]があり、機体の展示等を行っている。歴史は古く、大正時代からグライダーの飛行は行われていた。戦後、グライダーに関する全ては破棄されたが、1952年(昭和27年)に再開され、現在も盛んにグライダーの飛行が行われている。
観光の影響
霧ヶ峰では団体客が集中しており、マイカーによる渋滞、観光客の移動によって持ち込まれた外来種の拡大などが問題になっている[2]。
霧ケ峰高原のドライブイン「霧の駅」が約40年にわたって営業していたが、老朽化により2022年5月31日で営業を終了することになった[8]。
交通
山火事
- 2013年4月28日午前9時40分ごろ、下草や雑木などを焼く火入れの日が燃え広がり約7時間にわたって延焼[9]。焼失面積は154ヘクタール[9]。
- 2023年5月4日午後1時30分ごろ、ガボッチョ山山頂付近から出火して霧ヶ峰高原に燃え広がって延焼[10]。焼失面積は9万平方メートル以上とみられている[10]。茅野市災害対策本部は翌5日午前7時前に鎮圧したと発表し、緑の村別荘地と車山高原別荘地に出されていた避難指示は午前7時に解除された[11]。
ギャラリー
- ^ 日本の火山: 霧ヶ峰 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2020年6月閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l 「霧ヶ峰の自然 (PDF) 」長野県 2020年12月21日閲覧
- ^ 登山ルート・山旅スポット. “霧ヶ峰(きりがみね)の登山ルート・難易度”. 山旅旅. 2020年9月17日閲覧。
- ^ 一般社団法人諏訪観光協会 霧ヶ峰へ行こう スポット
- ^ “まるごと信州 黒曜石ガイドブック” (PDF). 長野県教育委員会. 2020年8月9日閲覧。
- ^ 車山レア・メモリーが語る霧ヶ峰グライダー発展史
- ^ じゃらんNet - グライダーふれあい館
- ^ “霧ケ峰高原のドライブインが老朽化により閉鎖、解体へ 31日に最後の営業”. 信濃毎日新聞 (2022年5月28日). 2022年6月6日閲覧。
- ^ a b “2013年4月29日付朝刊「霧ケ峰、154ヘクタール焼く 火、ビーナスラインに接近」(アーカイブ)”. 信濃毎日新聞. 2023年5月4日閲覧。
- ^ a b “【3報】ビーナスライン、全面通行止め 別荘地に避難指示、茅野市が発令 霧ケ峰高原の大規模火災”. 信濃毎日新聞. 2023年5月4日閲覧。
- ^ “【速報】霧ケ峰大規模山火事は鎮圧 避難指示は解除”. 長野朝日放送. 2023年5月4日閲覧。
- ^ 「初秋の霧ヶ峰高原にテーマ曲「「冒険者たちのメロディー」を流してロケ撮影」(パンフレット)『冒険者 (アドベンチャー) カミカゼ』、東映株式会社映像事業部、1981年11月7日、12 - 13頁。
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