隼人堀川 橋梁

隼人堀川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/29 22:05 UTC 版)

橋梁

上流より

隼人堀川と大落古利根川の合流点

栢間堀

栢間堀川
久喜市柴山枝郷地区(2011年11月)
河口・合流先 隼人堀川
久喜市菖蒲町柴山枝郷
白岡市柴山境界)
流路 埼玉県久喜市
流域 久喜市菖蒲区域
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栢間堀(かやまほり)は、埼玉県久喜市菖蒲区域を流れる河川であり、庄兵衛堀川の合流地点より上流を指す(下流は隼人堀川)。中落堀(なかおとしぼり)とも称される。行政上は隼人堀川の一部である。

概要

かつて、現在の流路周辺に存在していた栢間沼において新田開発をする際、井沢弥惣兵衛為永により1728年享保13年)に栢間堀(中落堀)とし、この一帯に開発した掘り上げ田[12][13]からの排水路として整備された。このため、流路はおおよそかつての栢間沼の中央部を流下している。また今日の栢間沼は栢間堀川の調節池としての機能も果たしている。現在、流域周辺はほぼ全域水田などの農地の中を流下する。流末は隼人堀川へと至り終点となる。流路の詳細に関しては下記の流路節を参照されたい。

この川は隼人堀川の庄兵衛堀川との合流地点までの流路においても栢間堀川と称されていた[14]

合流

流路

  • 久喜市菖蒲町下栢山の弁天沼の東部より埼玉県道12号川越栗橋線を横断し南東へ流下する。
  • 菖蒲町下栢間の北部を南北埼広域農道に沿って菖蒲町下栢間字下在来を南東へ流下し、途中東北東へと流路を変える。
  • 流域が菖蒲町柴山枝郷に差し掛かった付近にて北側に所在している栢間沼と接続する。
  • 菖蒲町柴山枝郷の字新田・字小塚下など(菖蒲町柴山枝郷中南部)を東へ流下する。
  • 菖蒲町柴山枝郷の東方、白岡市柴山との境界付近にて、北より流下してくる野通川の南側を並行し流下してくる西浦用水と合流し、本流は野通川および見沼代用水を伏せ越し白岡市柴山へ至る。同地へ至ると河川名が隼人堀川となり、栢間堀川は終点となる。
  • 終点:隼人堀川

橋梁


  1. ^ a b 中川・綾瀬川ブロック河川整備計画(付図10元荒川~19隼人盛川)(PDF:5,132KB) (PDF) - 埼玉県、2006年
  2. ^ 観光マップ 歩いてみよっ。しらおか 2014年5月3日のアーカイブオリジナルURL
  3. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、698頁。ISBN 4040011104
  4. ^ 星川・隼人堀川 交差地点 - 白岡市観光協会. 2017年10月29日閲覧。
  5. ^ a b マップルトラベル”. 昭文社. 2016年12月6日閲覧。
  6. ^ a b 『県別ユニオン 埼玉県 シティング道路地図』国際地学協会、1997-07 1990、44頁。ISBN 4-7718-2462-2
  7. ^ 議会だよりしらおか No.187 (PDF) p. 17 - 白岡市議会、2015年5月1日、2016年5月2日閲覧。
  8. ^ 庄兵衛堀川 - 有限会社フカダソフト(気まぐれ旅写真館)、2016年12月6日閲覧。
  9. ^ 大徳寺橋完成 - 埼玉県議会議員 岡しげお. (2016年3月14日)、2016年12月6日閲覧。
  10. ^ 耐候性鋼橋梁 実績資料集 第21版”. 一般社団法人 日本橋梁建設協会. p. 130 (2015年11月). 2016年12月6日閲覧。
  11. ^ 隼人堀橋梁 - 有限会社フカダソフト(気まぐれ旅写真館)、2016年12月6日閲覧。
  12. ^ 栢間沼周辺 (1947年10月28日撮影) - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院
  13. ^ 栢間沼周辺 (1948年4月2日撮影) - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)
  14. ^ 栢間堀 - 白岡市ホームページ


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