隻眼 隻眼の概要

隻眼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 10:07 UTC 版)

病気(腫瘍など)の内因の他、事故戦闘中の負傷など外因、奇形による先天的な要因の場合もある。外因により視力を失った際、多くは反対側の眼にも失明を及ぼすため、片目を喪失した者のうちで隻眼となるのは多数ではない。目が失われたために義眼を入れたり、眼帯などで隠し、自らの威厳の誇示を兼ねることがある。「隻」とは「対になっている物の片方」を数えるときに用いる助数詞である。


注釈

  1. ^ この箇所で柳田は大蛇を「おろち」とも称するが、「主(ぬし)」とはしていないが、柳田のくだりの引用を挙げて、日本では池や山などの怪物を「主」と呼ぶとの川上氏の注釈がある[7]

出典

  1. ^ 広辞苑』7版(せき-がん[隻眼] ①一つの眼。独眼。②(「一隻眼」の形で)真実を見抜く眼。また、ひとかどのの見識。)p.1626
  2. ^ 小学館国語大辞典(せき-がん【隻眼】①一つの目。片目。②ものを見抜く力のある一眼識。また、一種独特の見識。)p.1413
  3. ^ まなびじゅある フジテレビ+(プラス)[リンク切れ]
  4. ^ ToshiYoroizuka シェフ
  5. ^ お話させていただきます(川島なお美オフィシャルブログ「『なおはん』のほっこり日和」)2012-02-19 22:58:17更新 2012年2月21日閲覧
  6. ^ 柳田国男「目一つ五郎考」『民族』第3巻、第1号、民族発行所、31頁、1927年11月https://books.google.com/books?id=3s45AAAAMAAJ&q=%22福村%22 ; 『一つ目小僧その他』、小山書店、1934年(『一つ目小僧その他』、グーテンベルグ21、2013年版)所収.
  7. ^ Kawakami, Takahisa (1979), Guédon, :en:Marie-Françoise; Hatt, D. G., eds., Obake and Yurei: The Analysis of Japanese Ghosts”, Canadian Ethnology Society: Papers from the sixth annual congress, 1979 (University of Ottawa Press): p. 57, JSTOR j.ctv16t51.10, https://books.google.com/books?id=yoHfAAAAMAAJ&q=%22Usu%22 ; (Repr.) in Canadian Ethnology Service/Service Canadien D'ethnologie (1981) Paper/Dossier (29), p. 57.





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「隻眼」の関連用語

隻眼のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



隻眼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの隻眼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS