鎌倉幕府 歴史

鎌倉幕府

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/28 00:06 UTC 版)

鎌倉幕府(かまくらばくふ)は、源頼朝が創設した日本武家政権。この時代を鎌倉時代という。


注釈

  1. ^ ただし近年では逆に、武士の起源を有力農民ではなくて貴族の側とする見解が主流となった。詳細は『軍事貴族』『武士#「職能」武士の起源』の項目を参照。
  2. ^ 『百錬抄』寿永二年十月二十二日条によれば「十月十四日、(中略)東海・東山諸国の年貢、神社仏寺ならびに王臣家領の庄園、元の如く領家に随うべきの由、宣旨を下さる。頼朝の申し行いに依るところ也。」と記されている。『百錬抄』寿永二年十月二十日条参照。
  3. ^ 『吾妻鏡』には文治元年(1185年)10月18日以降の記述によれば「廿八、丁未、補任諸国平均守護地頭、不論権門勢家庄公、可充 課兵粮米段別五升之由、今夜、北条殿謁申藤中納言経房卿云々」とあるように、数度に渡り北条時政を通じて荘園公領を問わず反別五升の兵粮米の徴収権を与えられることを奏請した。さらに、九条兼実の日記『玉葉』によれば「二十九日、戊申、北条殿申さるるところの諸国守護地頭兵粮米の事、早く申請に任せて御沙汰あるべきの由、仰せ下さるるの間、帥中納言勅を北条殿に伝えらると云々」と記されている。『吾妻鏡』文治元年十二月六日条、『玉葉』『吉記』文治元年十二月二十七日条。参照。
  4. ^ もっとも、北村拓 著「鎌倉幕府征夷大将軍の補任について」、今江廣道 編 『中世の史料と制度』続群書類従完成会、2005年、137 - 194頁。 のように、征夷大将軍はこの時代には完全に名誉職化しており、何らかの権限を付与されたものではないとする説もある。
  5. ^ 足利尊氏寄進状建武2年(1335年3月28日付(『神奈川県史』資料編3所収)[16]
  6. ^ 「将軍足利尊氏寄進状案」「将軍足利尊氏御教書案」(『神奈川県史』資料編3所収)、「惟賢灌頂授与記」(『鎌倉市史』史料編1所収)[16]
  7. ^ これら学説については井上光貞前掲書、国史大辞典編集委員会編前掲『国史大辞典 3』などに詳しい。

出典

  1. ^ 阿部猛; 佐藤和彦 編 『人物でたどる日本荘園史』東京堂出版、1990年。 
  2. ^ 高橋富雄 『征夷大将軍 もう一つの国家主権』中央公論社、1987年、73-74頁。 
  3. ^ 菱沼一憲 『中世地域社会と将軍権力』汲古書院、2011年、161頁。 
  4. ^ 細川重男 『鎌倉幕府の滅亡』吉川弘文館、2011年、132-133頁。 
  5. ^ 永井 2009, p. 53.
  6. ^ a b 永井 2009, pp. 3–24.
  7. ^ a b c 河内 2007, pp. 304–347.
  8. ^ 峰岸 2005, pp. 37–38.
  9. ^ 峰岸 2005, p. 57.
  10. ^ 峰岸 2005, p. 62.
  11. ^ 峰岸 2005, p. 63.
  12. ^ 永井 2003, pp. 148・150.
  13. ^ 『太平記』巻十「大仏貞直並金沢貞将討死事」
  14. ^ 『太平記』巻十「信忍自害事」
  15. ^ 『太平記』巻十「高時並一門以下於東勝寺自害事」
  16. ^ a b c d 「神奈川県:鎌倉市 > 小町村 > 宝戒寺」 『日本歴史地名大系』平凡社、2006年。 
  17. ^ 佐藤弘夫 編 『概説 日本思想史』ミネルヴァ書房、2005年。 
  18. ^ 鎌倉市. “鎌倉市のみどころ「大倉幕府」 かまくら GreenNet” (日本語). 2009年10月6日閲覧。 [リンク切れ]
  19. ^ 国史大辞典編集委員会編 編 『国史大辞典 3』吉川弘文館、1983年、549頁。 
  20. ^ 岩田慎平「武家政権について」元木泰雄 編『日本中世の政治と制度』(吉川弘文館、2020年) ISBN 978-4-642-02966-7 P316 - 330.
  21. ^ 川合康「鎌倉幕府の成立時期を再検討する」(初出:『じっきょう地歴・公民科資料』76号(2013年)/所収:川合『院政期武士社会と鎌倉幕府』(吉川弘文館、2019年)) 2019年、P276 - 288.
  22. ^ 帝国書院 | 社会科Q & A — 歴史”. www.teikokushoin.co.jp. 2019年11月4日閲覧。
  23. ^ 稲葉継陽 2012, p. 54.
  24. ^ 佐藤 1976.
  25. ^ 佐藤 1976, p. 5.
  26. ^ 佐藤進一 『日本の中世国家』 岩波現代文庫、2007年3月、66頁。
  27. ^ 村井章介「佐藤進一著『日本の中世国家』」『史学雑誌』第93巻第4号、史学会、1984年、 95-96(p.510-521)、 doi:10.24471/shigaku.93.4_510ISSN 0018-2478NAID 110002368296
  28. ^ 吉田孝、上横手雅敬 「(書評)佐藤進一著「日本の中世国家」」『法制史研究』1984巻34号 1984年、177頁。
  29. ^ 奥山研司 「高校日本史における中世史像の変革 : 地頭制の取り扱いを通じて」『社会科研究』38巻 全国社会科教育学会、1990年、93頁。
  30. ^ 平雅行 「中世史像の変革と鎌倉仏教(1)」『じっきょう 地歴・公民科資料』No.65 実教出版、2007年10月、3-4頁。(2020年1月10日閲覧)
  31. ^ 安藤豊「歴史学習「鎌倉時代」に関する内容構成フレームの検討 : 中学校における中世史(「鎌倉時代」)学習内容再構築のための基礎的考察(その1)」『北海道教育大学紀要 教育科学編』第59巻第1号、北海道教育大学、2008年8月、 40(p.39-42)、 ISSN 13442554NAID 110006825912
  32. ^ 稲葉継陽 2012, p. 56.
  33. ^ 佐々木宗雄『日本中世国制史論』(吉川弘文館、2018年) ISBN 978-4-642-02946-9 P13・150-151・182.
  34. ^ 『本郷和人 日本史の法則 kindle版 位置NO.2898/3041』河出書房新社、2021年。 
  35. ^ 『本郷和人 日本史の法則 kindle版 位置NO.2761/3041』河出書房新社、2021年。 
  36. ^ a b c d e f g h i 永井 2009, pp. 40–42.
  37. ^ 永井 2009, pp. 48–52.
  38. ^ 永井 2009, pp. 53–56.
  39. ^ a b 永井 2009, p. 42.


「鎌倉幕府」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

鎌倉幕府のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鎌倉幕府のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鎌倉幕府 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS