野生児
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 02:41 UTC 版)
参考文献
- ロバート・ジング著、中野善達・福田廣訳 『野生児の世界―35例の検討』 福村出版、1978年、ISBN 978-4571215025。
- ロバート・ジング他著、中野善達編訳 『遺伝と環境―野生児からの考察』 福村出版、1978年、ISBN 978-4571215049。
- ルシアン・マルソン著、中野善達・南直樹訳 『野生児―その神話と真実』 福村出版、1977年、ISBN 978-4571215056。
脚注
外部リンク
- FeralChildren.com(英語) - 閉鎖。(2010年10月8日時点のアーカイブ)
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の122頁によると、野生人とは野生児の分類の節で示した3つの類型のうち1と2のパターンを指す(つまり「放置された子ども」を除いた純粋な野生児のこと)。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』3-4頁の訳者まえがきより。なお、「動物化した子ども」「孤独な子ども」「放置された子ども」という語句は『野生児―その神話と真実』126頁で、「絶対的野生児」「擬似野生児」という語句は『砂漠の野生児―サハラのカモシカ少年』(J・C・アルメン著、佐藤房吉訳、評論社、1975年、169頁)で、「孤立児」という語句は 『アヴェロンの野生児―禁じられた実験』(ロジャー・シャタック著、生月雅子訳、家政教育社、1982年、3頁、ISBN 978-4760601950)でそれぞれ使われている。
- ^ 藤永保 『幼児教育を考える』 岩波書店、1990年、163頁。ISBN 978-4004301219。
- ^ 動物園で犬が虎などの子を育てた記録はあるが、人間の子供は乳離れも歩行も哺乳類の中ではかなり遅い部類で、養親について行くことができなかったり、母乳がすぐに止まるなどして餓死してしまう。また母乳の成分が違う動物だと消化することができず、栄養が採れない。
- ^ 外部リンクの節で示したFeralChildren.comでは、2008年現在で100以上の野生児の事例を紹介している。
- ^ 『野生児―その神話と真実』81-85頁。
- ^ 『野生児―その神話と真実』の127-129頁に掲載されている。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』を参照。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-177頁に掲載されている。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』98頁。
- ^ J・P・フォーリー・ジュニア 「南アフリカの「ひひ少年」」『遺伝と環境―野生児からの考察』30-43頁。
- ^ ロバート・ジング 「南アフリカの「ひひ少年」への異論」『遺伝と環境―野生児からの考察』43-64頁。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』のカバー写真の解説文より。
- ^ C・マクリーン著、中野善達訳編 『ウルフ・チャイルド―カマラとアマラの物語』 福村出版、1984年、7頁、ISBN 978-4571210044。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』131-132頁。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』183頁。
- ^ 以下、リンネに関する記述は『野生児の世界―35例の検討』の9頁・14-15頁・97-98頁や『遺伝と環境―野生児からの考察』の122-123頁などを参照。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-171頁に掲載された野生児の事例の総括表によると、そこに挙げられた31人の野生児のうち多毛であるとされているのは3人のみである。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-171頁に掲載された野生児の事例の総括表によると、そこに挙げられた31人の野生児のうち19人が四つ足で動き、22人が話しことばを持たなかったとされている。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』147-169頁の「要約と結論」やそのあとの総括表を参照。また、『野生児の世界―35例の検討』284頁の訳者あとがきにも野生児の特徴が簡潔にまとめられている。
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』148-149頁、『野生児の世界―35例の検討』16-17頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』147-150頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』203-207頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』106-121頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』236-244頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』209-215頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』27-29頁。
- ^ 以下、『野生児の世界―35例の検討』125頁・128-132頁を参照。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』56-66頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』66-72頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』72-76頁。
- ^ 『野生児の世界―35例の検討』244-259頁。
- ^ J・C・アルメン著、佐藤房吉訳 『砂漠の野生児―サハラのカモシカ少年』 評論社、1975年。
- ^ 笠間亜紀子「6歳で救出された虐待女児「成長記録」」『Yomiuri Weekly』 2004年10月10日号、読売新聞東京本社、90-93頁。
- ^ “【虐待はどんな傷を残すのか】(3)“犬小屋”に2児を監禁1年半 「究極のネグレクト」回復の鍵は「愛着」”. MSN産経ニュース. (2010年5月24日). オリジナルの2010年5月27日時点におけるアーカイブ。 2022年10月31日閲覧。
- ^ 林隆博 (2010年10月8日). “「普段着の小児科医」59. 虐待・隔絶児と言葉の発達;養育不全と心の発達障害”. チャイルド・リサーチ・ネット(CRN). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “犬猫に育てられた5歳の少女、ロシアで保護”. MSN産経ニュース. (2009年5月29日). オリジナルの2009年5月31日時点におけるアーカイブ。 2022年10月31日閲覧。
- ^ Russian Police Find Feral Girl In Siberia[リンク切れ] Planet Ark、2009年5月28日。
- ^ マルソン、p.83-84
- ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』147頁。
- ^ Carzon, Pamela (2019年9月). “Cross‐genus adoptions in delphinids: One example with taxonomic discussion” (英語). Ethology. pp. 669–676. doi:10.1111/eth.12916. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “ヒョウの赤ちゃんを育てるライオン、インドで見つかる:朝日新聞GLOBE+”. 朝日新聞GLOBE+. 2022年5月28日閲覧。
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