里山 関連項目

里山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 15:41 UTC 版)

里山(さとやま)とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在するをいう。深山(みやま)の対義語。


注釈

  1. ^ 後に木村伊兵衛賞受賞。

出典

  1. ^ 有岡利幸『里山』 1巻、法政大学出版局〈ものと人間の文化史〉、2004年3月、1-2頁。ISBN 4588211811 
  2. ^ 佐々木高明 『日本文化の多様性』 小学館、2009年、126-127頁。なお、「ウチヤマ」は焼畑を行う土地や薪炭林、畑など。「オクヤマ」は材木を調達したり狩猟をしたりする山林で、「ダケ」は最も標高が高い部分で原生林となっている。
  3. ^ 四手井綱英 『森林はモリやハヤシではない―私の森林論』 ナカニシヤ出版、2006年、3章。ここで四手井は上述の近世の「里山」の用例に言及しつつ、日本列島の農用林を「里山」と名付けた経緯について語っている。
  4. ^ Photologue - 飯沢耕太郎の写真談話(26) 知的好奇心をくすぐる自然写真(4)”. マイナビニュース. 2019年4月26日閲覧。
  5. ^ 佐藤洋一郎、石川隆二『〈三内丸山遺跡〉植物の世界-DNA考古学の視点から-』裳華房〈ポピュラー・サイエンス〉、2004年。ISBN 4785387653 [要ページ番号]
  6. ^ Jared Diamond, "Collapse: How Societies choose to fail or succeed", Penguin Books, 2005, pp297-298.
  7. ^ Ibid, p298.[要文献特定詳細情報]
  8. ^ 別項「はげ山」に「1894年」という記述がある。
  9. ^ 太田猛彦『森林飽和』NHK出版〈NHKブックス〉、2012年、161-163頁。 
  10. ^ 有岡 2004b, pp. 67–98.
  11. ^ 穂別高齢者の語りを聞く会『穂別高齢者の語り聞き史(昭和編)大地を踏みしめて 下 冨内駅・物流拠点としての役割』穂別高齢者の語りを聞く会、2014年、213頁。 
  12. ^ 若林幹夫『郊外の社会学』筑摩書房、2007年。ISBN 9784480063502 [要ページ番号]
  13. ^ 有岡、前掲書、113-166ページ[要文献特定詳細情報]
  14. ^ 有岡、前掲書、180-184ページ[要文献特定詳細情報]
  15. ^ 内山節『「里」という思想』新潮社、2005年。ISBN 4106035545 [要ページ番号]
  16. ^ 野本寛一『生態と民俗』講談社〈講談社学術文庫〉、2008年5月、299-301頁。ISBN 9784061598737 
  17. ^ 有岡、前掲書、170-173ページ[要文献特定詳細情報]
  18. ^ 有岡、前掲書、192-230ページ[要文献特定詳細情報]
  19. ^ 市街地山林への相続税---高過ぎる評価額と物納の可能性”. バードレポート. 2019年4月26日閲覧。
  20. ^ 有岡、前掲書、35-58ページ[要文献特定詳細情報]
  21. ^ 宮本常一「世間師(二)」『忘れられた日本人』岩波書店〈岩波文庫〉、1984年。 
  22. ^ 有岡 2004b, pp. 1–5.
  23. ^ 有岡、前掲書、1ページ[要文献特定詳細情報]


「里山」の続きの解説一覧




里山と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「里山」の関連用語

里山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



里山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの里山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS