運動量 相対性理論

運動量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 13:37 UTC 版)

相対性理論

相対性理論において運動量とエネルギーミンコフスキー空間における四元ベクトルを為し、

である(m は質量、τ固有時間)。これの空間成分は

となる。非相対論的極限 v/c → 0 において前述の運動量(質量と速度の積)に一致する。

運動量とエネルギーは

の関係を満たしている。運動量が 0 の場合は有名な E = mc2 の式になっている。


注釈

  1. ^ : kinetic momentumdynamical momentum
  2. ^ : angular momentum
  3. ^ : linear momentumtranslational momentum
  4. ^ : generalized momentum
  5. ^ : canonical momentum
  6. ^ : conjugate momentum

出典

  1. ^ 松田 1993, p. 21.
  2. ^ Newton 1729, Axioms, or Laws of Motion; Law II.
  3. ^ 須藤 2008, pp. 42–43, 48–51, §5 ハミルトン形式と正準変換.
  4. ^ 須藤 2008, pp. 42, 51, §5 ハミルトン形式と正準変換.
  5. ^ a b c 須藤 2008, pp. 202–204, 付録 A 電磁場の古典論.
  6. ^ 砂川 1987, p. 234, 第 5 章 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  7. ^ 砂川 1987, pp. 156–160, 234–240, 第 3 章 §5 定常電流間に作用する力; 第 5 章 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  8. ^ 須藤 2008, pp. 45–47, 5.2 ルジャンドル変換.
  9. ^ 田崎 2000, pp. 259–270, 270–278, 付録 G. 凸関数; H. Legendre 変換.
  10. ^ ランダウ & リフシッツ 2008.






運動量と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「運動量」の関連用語

運動量のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



運動量のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの運動量 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS