通貨 国際通貨

通貨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 20:38 UTC 版)

国際通貨

外国為替市場における取引高の通貨分布[24][25]
順位 通貨 ISO 4217 コード
(通貨記号)
一日当たりシェア(%)
(2019年4月)
1
アメリカ合衆国ドル
USD ($)
88.3%
2
ユーロ
EUR (€)
32.3%
3
日本円
JPY (¥)
16.8%
4
イギリス・ポンド
GBP (£)
12.8%
5
オーストラリア・ドル
AUD ($)
6.8%
6
カナダ・ドル
CAD ($)
5.0%
7
スイス・フラン
CHF (Fr)
5.0%
8
人民元
CNY (¥)
4.3%
9
香港ドル
HKD ($)
3.5%
10
ニュージーランド・ドル
NZD ($)
2.1%
11
スウェーデン・クローナ
SEK (kr)
2.0%
12
韓国ウォン
KRW (₩)
2.0%
13
シンガポール・ドル
SGD ($)
1.8%
14
ノルウェー・クローネ
NOK (kr)
1.8%
15
メキシコ・ペソ
MXN ($)
1.7%
16
インド・ルピー
INR (₹)
1.7%
17
ロシア・ルーブル
RUB (₽)
1.1%
18
南アフリカ・ランド
ZAR (R)
1.1%
19
トルコ・リラ
TRY (₺)
1.1%
20
レアル
BRL (R$)
1.1%
その他通貨 8.0%
総計 200%

国の経済力は、自国通貨ではなく外貨保有量ではかることができる[26]。自国通貨を大量に所有していても、そのままでは他国で使えないただの紙切れだからである[26]。経済活動がグローバル化してくると、輸出入・国際投資には他国の通貨が必要になってくる[27]

普通、通貨はその価値を保証するの中だけで利用されるが、ユーロや米ドルのような国を超えて利用されている通貨を国際通貨という。

世界の金融取引・貿易取引で中心的に使用されている通貨を基軸通貨といい、2019年現在では米ドルがユーロや円などをはるかに超えて使用されている[28]。19世紀頃は、英国ポンドが基軸通貨の地位を占めていたが、第二次大戦後は米ドルが基軸通貨となった[28]

地域通貨

地域通貨とは、法定通貨のように政府によって発行されている通貨ではないが、あるコミュニティにおいて通貨のような性質を認められたものである。


  1. ^ 「おかね」のはじまり 八十二文化財団
  2. ^ 岩田規久男 『国際金融入門』 岩波書店・新版〈岩波新書〉、2009年、8頁。
  3. ^ 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、123頁。
  4. ^ 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、122頁。
  5. ^ 伊藤元重 『はじめての経済学〈下〉』 日本経済新聞出版社〈日経文庫〉、2004年、169頁。
  6. ^ 僕たちの国家p43(三橋貴明【TAC出版】)
  7. ^ 「知らないと損する 池上彰のお金の学校」一限目
  8. ^ 田中秀臣 『経済論戦の読み方』 講談社〈講談社新書〉、2004年、216頁。
  9. ^ 神樹兵輔 『面白いほどよくわかる 最新経済のしくみ-マクロ経済からミクロ経済まで素朴な疑問を一発解消(学校で教えない教科書)』 日本文芸社、2008年、27頁。
  10. ^ a b 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、123頁。
  11. ^ a b 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、124頁。
  12. ^ a b 早わかり経済入門 通貨のはじまりの巻 (2) 管理通貨制度man@bowまなぼう
  13. ^ 神樹兵輔 『面白いほどよくわかる 最新経済のしくみ-マクロ経済からミクロ経済まで素朴な疑問を一発解消(学校で教えない教科書)』 日本文芸社、2008年、162頁。
  14. ^ 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、120頁。
  15. ^ 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、122頁。
  16. ^ 道路交通安全施策の現況(内閣府交通安全対策HP)
  17. ^ a b 竹中平蔵 『竹中教授のみんなの経済学』 幻冬舎、2000年、147頁。
  18. ^ 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、154頁。
  19. ^ 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、160頁。
  20. ^ a b c 栗原昇・ダイヤモンド社 『図解 わかる!経済のしくみ[新版]』 ダイヤモンド社、2010年、20頁。
  21. ^ 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、152頁。
  22. ^ 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、68頁。
  23. ^ “新興国通貨が軒並み下落、インドなど一部中銀は介入実施か”. ロイター. (2014年1月25日). http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYEA0N08D20140124 2014年1月25日閲覧。 
  24. ^ World’s Most Traded Currencies By Value 2012”. investopedia.com. 2013年6月10日閲覧。
  25. ^ Global foreign exchange market turnover in 2019 (PDF)”. Triennial Central Bank Survey. バーゼル, スイス: Bank for International Settlements. p. 10 (2019年4月). 2019年9月16日閲覧。
  26. ^ a b 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、168頁。
  27. ^ 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、64頁。
  28. ^ a b 神樹兵輔 『面白いほどよくわかる 最新経済のしくみ-マクロ経済からミクロ経済まで素朴な疑問を一発解消(学校で教えない教科書)』 日本文芸社、2008年、190頁。
  29. ^ a b 日本経済新聞社編 『マネーの経済学』 日本経済新聞社〈日経文庫〉、2004年、149頁。
  30. ^ a b 神樹兵輔 『面白いほどよくわかる世界経済-日本を取り巻く世界経済の現状とその問題点(学校で教えない教科書)』 日本文芸社、2010年、112頁。
  31. ^ a b c 弘兼憲史・高木勝 『知識ゼロからの経済学入門』 幻冬舎、2008年、22頁。
  32. ^ ポール・クルーグマン 『通貨政策の経済学-マサチューセッツ・アベニュー・モデル』 東洋経済新報社、1998年、141頁。
  33. ^ a b 栗原昇・ダイヤモンド社 『図解 わかる!経済のしくみ[新版]』 ダイヤモンド社、2010年、146頁。
  34. ^ 栗原昇・ダイヤモンド社 『図解 わかる!経済のしくみ[新版]』 ダイヤモンド社、2010年、147頁。
  35. ^ ポール・クルーグマン 『通貨政策の経済学-マサチューセッツ・アベニュー・モデル』 東洋経済新報社、1998年、75頁。
  36. ^ ポール・クルーグマン 『通貨政策の経済学-マサチューセッツ・アベニュー・モデル』 東洋経済新報社、1998年、13頁。
  37. ^ a b c d e ポール・クルーグマン 『通貨政策の経済学-マサチューセッツ・アベニュー・モデル』 東洋経済新報社、1998年、128頁。
  38. ^ ポール・クルーグマン 『通貨政策の経済学-マサチューセッツ・アベニュー・モデル』 東洋経済新報社、1998年、129頁。
  39. ^ 上念司 『デフレと円高の何が「悪」か』 光文社〈光文社新書〉、2010年、177頁。
  40. ^ 上念司 『デフレと円高の何が「悪」か』 光文社〈光文社新書〉、2010年、188頁。
  41. ^ http://www.swift.com/about_swift/shownews?param_dcr=news.data/en/swift_com/2014/PR_RMB_Nov_Dec.xml RMB breaks into the top ten most-used currencies for payments
  42. ^ http://www.swift.com/about_swift/shownews?param_dcr=news.data/en/swift_com/2014/PR_RMB_Jan.xml Chinese Renminbi Overtakes the Swiss Franc as a World Payments Currency
  43. ^ http://www.swift.com/about_swift/shownews?param_dcr=news.data/en/swift_com/2014/PR_RMB_records_offshores.xml RMB reaches record levels of payments activity between offshore centres
  44. ^ https://www.swift.com/assets/swift_com/documents/products_services/RMB_tracker_November_2015_english.pdf
  45. ^ https://leaprate.com/2016/01/swift-chinese-yuan-gains-share-as-world-payments-currency-in-nov15/






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