逆転裁判の登場人物の一覧 逆転裁判の登場人物の一覧の概要

逆転裁判の登場人物の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 04:42 UTC 版)

逆転裁判 > 逆転裁判の登場人物の一覧

以下に登場話別に記述する。なお、個別記事がある登場人物についての詳細な説明は、リンク先を参照のこと。

登場人物の名前について

逆転裁判シリーズの登場人物には極めて個性的な名称が用いられており、これは「ミステリーで一番面倒なのは名前を覚えることなので、わかりやすく覚えやすい名前を付けた」との製作者側の配慮である。また、名前の付け方にはいくつかのパターンがある。

ダジャレや物の名前をそのまま付ける
「成歩堂」「王泥喜」「矢張」「糸鋸」など。大半のサブキャラクターはこのパターンである。
名前に使用する漢字の意味から付けられる
「御剣」「千尋」など。
名前そのものを矛盾点や物語の核心に使用する
「須々木 マコ」「華宮 霧緒」「森澄しのぶ」など。ボルジニア語(ゲーム中での架空の言語)を含めれば「ラミロア」も該当する。
ヒロインの名前の漢字はシンメトリー(左右対称)
「真宵」「春美」「冥」「茜」。これはディレクターである巧舟の信条であるが、『4』のみぬきと『検事』『検事2』の美雲と『5』の心音はこの条件に該当していない。
登場タイトルの新システムから命名
「みぬき」「心音」。
氏名ではなく呼称を用いて表現する人物
例外的に氏名が登場しない人物も存在し、物語に関係する登場人物では裁判長とその弟である裁判官、板東ホテルのボーイなどが該当する。警察署の課長、法廷の係官、糸鋸の部下の刑事(いずれもテキスト欄に「カチョー」「カカリカン」「ケイジ」などカタカナの名前が書かれる)などもこの類と言える。オバチャンなど、名前は設定されているがもっぱら呼称で呼ばれる人物もいる。
シャーロック・ホームズシリーズから引用する
『大逆転裁判』で見られる。代表例としては1作目第3話のベッポや、2作目第3話のイーノック・ドレッバーなどがいる。

成歩堂 龍一編

主要登場人物

成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)[ナルホド]
声 - 巧舟(ディレクター、ゲーム『1』-『4』『蘇る』)・近藤孝行(『3』『4』プロモーション映像・『特別法廷』・ゲーム『5』[1]『6』・ドラマCD ・『パチスロ 逆転裁判』)・成宮寛貴(実写版映画・『レイトン教授VS逆転裁判』)・鳥海浩輔(『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』日本語版)・サム・リーゲル(『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』英語版)
主人公。弁護士。愛称は「なるほどくん」。初登場時24歳。以前は師匠である綾里千尋が所長を務める「綾里法律事務所」に所属していたが、ある事件による千尋の死後から同事務所を「成歩堂法律事務所」に改称し、同所の所長として活動する。青色のスーツと、後方に向かって尖った髪型が特徴。千尋から受け継いだ「発想の逆転」で事件の真相に喰らいつく。名前の由来は、「成歩堂」は納得を意味する「なるほど」、「龍一」は音楽家の「坂本龍一」からで、仮設定段階の名前は「爽果(そうか)なるほど」[2]
綾里 千尋(あやさと ちひろ)[チヒロ]
声 - 河原深雪(開発サポート業務担当、『3』)・大原さやか(ドラマCD・『パチスロ 逆転裁判』[3]
もう1人の主人公[4]。弁護士。綾里真宵の姉で倉院流霊媒道の家元候補であった。享年27。元は「星影法律事務所」に所属していたが、後に独立して「綾里法律事務所」を設立し、敏腕弁護士として話題になる。成歩堂の初法廷後、ある事件に巻き込まれて故人となるが、それ以降は真宵か春美に霊媒される形で登場し、窮地の成歩堂をサポートする。妹の真宵によると、倉院流霊媒道における霊力は桁違いに強かったらしい。弁護士として初めて法廷に立った際に、同じく検事として初めて法廷に立った当時20歳の御剣と対峙した経験を持つ。名前の由来は、「千回尋問する」という意味から[5]
綾里 真宵(あやさと まよい)[マヨイ]
声 - 花村怜美(『3』プロモーション映像・『特別法廷』・ゲーム『6』 ほか)・桐谷美玲(実写版・『レイトン教授VS逆転裁判』)
霊媒師(『1』では修行中の身)。『1』『2』『3』のメインヒロインで成歩堂のパートナー。初登場時17歳。綾里千尋の妹で、倉院流霊媒道の家元候補である。千尋が巻き込まれた事件がきっかけとなって成歩堂と知り合い、以後はパートナーとして成歩堂を様々な形でサポートする。食べ物に目がなく、特に味噌ラーメンに関しては並々ならぬ愛着を持っている。逮捕や誘拐など、度々酷い目に遭っているが、持ち前の明るい性格で乗り切っている。
綾里 春美(あやさと はるみ)[ハルミ]
声 - 佐伯美由紀(ゲーム『5』[6])・豊崎愛生(『パチスロ 逆転裁判』[3]
霊媒師見習い。愛称は「はみちゃん」。初登場時8歳。『2』『3』のサブヒロイン。真宵の従妹で、倉院流霊媒道の分家筋にあたる。本家の家元候補である真宵を姉のように慕い、尊敬している。心配のあまりに真宵を追って事務所を訪れた時まで、倉院流霊媒道の総本山「倉院の里」から出たことがなく、少し世情に疎い部分がある。真宵が不在の時は成歩堂のサポーターとなり、千尋を霊媒する役目も引き受ける。裁縫は得意だが図画工作は大の苦手。分家筋でありながら、本家の真宵に匹敵、あるいは凌駕するほどの絶大な霊力を持ち、心の秘密を導き出す「心理錠(サイコ・ロック)」の力を込めた勾玉を成歩堂に授けるなど、物語の展開に重要な役割を果たす。
御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)[ミツルギ]
声 - 岩元辰郎(キャラクターデザイン、ゲーム『1』から『3』・『蘇る』・『検事』シリーズ)・竹本英史(『3』『検事』『検事2』プロモーション映像・『特別法廷』・『レイトン教授VS逆転裁判』・ゲーム『5』『6』 ほか)
検事。成歩堂の小学校時代からの親友だが、現在は職務上のライバルである。初登場時24歳。ワインレッドのスーツが特徴。法曹界で生きる伝説とうたわれた狩魔豪の弟子であり、狩魔の掟「狩魔はカンペキをもってよしとする」に忠実に従う。20歳という日本最年少の検事デビュー時から5年にわたって完璧な無敗を重ね、検事局では「天才」と称される一方で、「有罪判決のためなら何でもやる」という黒い噂が囁かれていた。その後、成歩堂に敗北したことで徐々に考え方を見直し、検事としての自分の在り方を再確認するようになる。幼少期に巻き込まれたある事件の経験から、地震に強い恐怖を示す。「御剣」はその頭脳の切れ味の鋭さ、「怜侍」は怜悧・侍といった『張りつめた静』のイメージから[7]
糸鋸 圭介(いとのこぎり けいすけ)[イトノコ]
声 - 石井康嗣(『特別法廷』・『検事』『検事2』プロモーション映像・ドラマCD)
刑事。通称は「イトノコ刑事」。初登場時30歳。深緑色のコートが特徴。初動捜査担当であるために事件現場には必ず姿を現し、本来は敵対関係にある成歩堂に捜査状況を教えている。御剣を心から尊敬している。脇が甘い性格で見落としや勘違いなどが非常に多く、審理での事件概要説明では毎回のようにドジを踏み、検察側を不利な状況に陥らせるため、その度に御剣や狩魔冥などから給与査定での減点を言い渡されている。そのため、安上がりで済むソーメンなどを主食としている。見た目に反して機械関係には詳しい。『蘇る』で警察を解雇されるが復帰。さらに『2』第4話でも成歩堂に捜査状況を教えているところを狩魔冥に発見されて解雇されたが、事件の解決後に御剣の便宜もあって2度目の復帰を果たした。名前の由来は、「糸鋸」は「鋸」が入った名前の人を見た時に巧が思い付いたもの、「圭介」はロックミュージシャンの「桑田佳祐」から[8]
矢張 政志(やはり まさし)[ヤハリ]
声 - 小野坂昌也(ドラマCD・『特別法廷』・ゲーム『6』)
成歩堂の小学校時代からの親友。初登場時23歳。成歩堂が担当した最初の被告人で、成歩堂が弁護士を志すきっかけを作った。お調子者で、小学生のころから「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」と称されるほど、彼が関わると何かしらの事件を巻き起こすトラブルメーカーであり、法廷内でも非常識な振る舞いで成歩堂たちを困惑させる。会うたびに自分の彼女を自慢するものの、後に必ず振られている。定職を持たず様々なアルバイトを転々としているが、絵や工作に非凡な才能を発揮し、後に絵本作家として活躍するようになる。
狩魔 冥(かるま めい)[メイ][カルマ]
声 - 諏訪部ゆかり(開発サポート業務担当、ゲーム『2』『3』『検事』シリーズ)・沢城みゆき(『検事』プロモーション映像・『特別法廷』・ドラマCD ほか)
『2』から登場する検事。狩魔豪の娘であり、真宵と同い年。13歳の時に母国アメリカで検事となり、以来5年間の無敗を誇った天才検事。狩魔の掟「狩魔はカンペキをもってよしとする」に異常なまでの執念を持ち、狩魔の名前に泥を塗った成歩堂から完璧な勝利をもぎ取るためにアメリカの検事局を捨てて来日した。父の豪と同じく、完璧な有罪判決のためには不利な証拠の隠滅や有利な証言の操作なども辞さない(『3』以降は多少改善された)。常にを携帯しており、審理中のみならず、日常でも気に入らない人物に対面すると容赦なく振るう。父とは違って感情の起伏がやや激しいが、年長者などには敬意を払って接する礼儀正しい一面がある。
ゴドー[ゴドー]
声 - 神谷英樹(『デビルメイクライ』などディレクター、ゲーム『3』)・小山力也(ドラマCD・『特別法廷』)
『3』で登場する、本名・年齢・国籍すべてが不明の検事。ハードボイルドを絵に描いたような男で、褐色の肌に逆立った白髪と顔の半分を覆うゴーグル状のマスクが特徴。成歩堂のことを「まるほどう」と呼び、彼に敵意を抱いている節がある。有罪判決よりも事件の真相究明を最優先とし、まるで成歩堂の実力を試すようにして審理を進める。無類のコーヒー好きらしく、法廷でも裁判長の意に介さずコーヒーを飲んでおり(本人の談では、法廷で飲むコーヒーは17杯までと決めているらしく、裁判長から「胃に穴が空きますよ」と突っ込まれている)、独自のブレンドコーヒー「ゴドーブレンド」を何種類も開発している。成歩堂にコーヒーをカップごと投げつけることがある。意味不明な比喩表現(コーヒーで例えることが多い)を用いる他、「クッ‥‥!」「そいつが俺のルールだぜ」「話してみな‥‥聞いてやるぜ」など、独特の言い回しが多い。名前の由来は『ゴドーを待ちながら』という戯曲から[9]
BGMは「珈琲は闇色(やみいろ)の薫り」。自身の携帯電話の着信音にも使用している。
亜内 武文(あうち たけふみ)[アウチ]
声 - 浜亘(サウンド・SE担当、ゲーム『1』から『4』・『蘇る』)・いずみ尚(『パチスロ 逆転裁判』[3]
全シリーズを通して第1話(『3』の第2話後半および第3話冒頭は例外)の担当検事として登場する、やや弱腰気味のベテラン検事。初登場時52歳。性質上、「初心者が入門編として対峙する、あまり強くない敵キャラクター」といった位置付けになっている。かつては巧妙な審理手法で7年間の無敗を誇り、「新人つぶし」、「新人キラー」の異名を取った辣腕検事だったが、千尋に敗北してから急にその面影を失っている。妻帯者であり、は会った人が首を傾げてしまうほどの美人。登場ごとに髪型とスーツの色に変化があり、『1』『2』では後退気味の頭髪に鼠色のスーツで登場しているが、『3』で登場した過去の亜内検事はリーゼント風の髪型に深緑色のスーツで登場。
裁判長(さいばんちょう)[サイバンチョ][10](『1』では[サイバンカン])
声 - 外波山文明(『特別法廷』・『レイトン教授VS逆転裁判』・ゲーム『5』『6』・ドラマCD・『パチスロ 逆転裁判』[3]
全シリーズに登場する地方裁判所の裁判長。本名、年齢共に不明。スキンヘッドと灰色の髭が特徴で、シリーズを通して外見に一切の変化が見られない。『2』の第1話に成り行きで成歩堂に名刺を渡したが、草書風であまりの達筆のために読めなかった。他人の意見に左右されやすく、審理の迷走を引き起こす人物だが、最終的には必ず正しい判決を導き出す。かなりの天然ボケで、『蘇る』ではID番号を1桁目から読み間違えるほどである。気が強いほうとは言えず、検事の横柄な態度や強面の証人に尻込みすることもある。同じ地方裁判所で裁判官を務める弟がおり、たまに話題に上る孫は後述の「マキシミリアン・ギャラクティカ」および「ガリューウエーブ」のファン。
裁判官(さいばんかん)[サイバンカン]
裁判長の弟。風貌は似ているが鼻髭は無く、頭には栗色の髪がたっぷりと残っている。こちらも本名・年齢共に不明。「しめやかに」「どうかと思いますな」が口癖で、やたらと判決を急ぎたがる。温厚で呑気な兄とは対象的に真面目だが気難しく、法廷のルールには厳格で、冥からムチを取り上げようとしている(ただし、神乃木のコーヒーについては全く言及しない)。兄である裁判長はよく彼から「勉強不足だ」と言われている。子供のころの夢は落語家。『3』第2話、第4話、第5話で登場し、御剣および千尋の初法廷の裁判官でもあった。御剣とはこの裁判以降、第5話まで対面が一度もない。デザインは裁判長のドットを基に岩元が即興で作り上げたもの。そのためデザイン設定やラフ画などの資料が一切存在しない[11]

『逆転裁判』

『初めての逆転』(『蘇る逆転』では『はじめての逆転』)

高日 美佳(たかび みか)
被害者。モデルだが収入は少ない。享年22。矢張と交際していたが、検察側の調査報告で複数の男性と援助交際をしていたことが判明した。事件の前日まで矢張とは無関係にニューヨークへと旅行しており、検察は「矢張は振られていた」と認識している。ただ、凶器となった「考える人の置時計」をわざわざニューヨークに持って行っていることから矢張に確かな愛情を持っていたと考えられる。名前の由来は、「高日」は「高飛車」から。「美佳」は特に理由は無い[12]
山野 星雄(やまの ほしお)[ヤマノ]
目撃者。新聞勧誘員。『1』では36歳とされていたが、『蘇る』で44歳に設定変更された。不自然な髪型ともみ手をしており、妙にクネクネしている。名前の由来は、警察隠語「事件(ヤマ)の犯人(ホシ)」という意味から[12]

『逆転姉妹』

松竹 梅世(しょうちく うめよ)[ウメヨ]
目撃者。情報調査会社「コナカルチャー」社員で小中の秘書。23歳。ピンクのボブヘアーにハートをあしらったピンクのボディコンスーツが特徴。大きなバストや綺麗な脚といった色っぽい容姿をしている。事件当時に事務所向かいのビジネスホテル「板東ホテル」に宿泊しており、事件の一部始終を目撃した。持ち前のチャーミングな美貌と猫のような可愛らしい振る舞いで男性を虜にするが、自分に都合の悪い場面になると顔と性格が豹変し凶暴になり、ハートのブローチも逆さになる。初期設定では彼女に見とれた成歩堂の目がハートになるという演出も考えられていたが、ボツになった。名前の由来は「松竹梅」で、仮設定段階の名前がそのまま採用された[13]
ボーイ[ボーイ]
板東ホテルのボーイ長。本名は不明で、証言台に立っても名乗っていない。初登場時26歳。右手には常にティーセットを持っている。堅苦しい口調であり、一見するとまともな人物のように見えるが、事件を利用してホテルの規模を拡大しようと画策するなどやや物騒な思想を持つ。梅世のような美人の宿泊客には甘い一面もある。
小中 大(こなか まさる)[コナカ]
「コナカルチャー」社長。20階建ての本社ビルを構え、本人曰く「依頼人の必要な情報を調査、収集して売買を行う画期的なビジネス」を行っている。39歳。髪は紫色で、桃色のスーツを着用している。極めて自信過剰な性格で日本人ながら怪しげな英語交じりの発言を好み、両手の指輪を始め悪趣味と思えるほど煌びやかなアクセサリーを着けるなど、かなりの成金趣味。体格が良く、社長室には自身をモデルにした像やデスクがある。名前の由来は「小中大」で、仮設定段階での名前をそのまま用いたらしい[13]
星影 宇宙ノ介(ほしかげ そらのすけ)[ホシカゲ]
弁護士。「星影法律事務所」の所長で、千尋の師匠に当たる。初登場時64歳。「ウォッホン!」という咳払いと、二人称の「君」を「チミ」と言い、台詞の「じ」が「ぢ」になるのが特徴。茶色のスーツの上から分かるほど恰幅が良く、形の良い鼻髭を蓄え、所長室のインテリアはマホガニーなどの高級志向といういかにも「先生」という言葉が似合う人物。壁に掛けている大きな釣り人の絵を非常に大切にしている。

『逆転のトノサマン』

荷星 三郎(にぼし さぶろう)[ニボシ]
被告人。「成歩堂法律事務所」の最初の依頼人で、通称は「ニボサブさん」。初登場時23歳。映画制作会社「英都撮影所」に所属し、人気ヒーロー「大江戸戦士トノサマン」(ゲーム中での架空のヒーロー)のトノサマン役を務めるアクションスターだが、着ぐるみで出演しているため素顔は世間に知られていない。ライオンのような強面と大柄で屈強な体格をしているが、実は非常に気が小さく優しい心の持ち主であり、レースのハンカチでよく涙を拭っている。「恐縮です」が口癖。名前の由来は、「荷星」は「煮干」(メジャーになれない「小さい魚」のイメージ)、「三郎」は「三男のようなイメージ」から[14]
衣袋 武志(いぶくろ たけし)
被害者。荷星の先輩に当たる二枚目顔のアクションスター。享年37。「大江戸戦士トノサマン」でライバルのアクダイカーン役を務めているが、かつては撮影所の絶頂期を築き上げた、押しも押されもせぬ大スターだった。仮設定段階での名前は「衣袋サケル(胃袋サケル)」だった[15]
大場 カオル(おおば カオル)[オバチャン]
声 - 井関佳子(『特別法廷』・ドラマCD)
目撃者。撮影所の警備員一人称と通称は「オバチャン」。年齢不詳。ミーハーで押しの強い初老の女性。荷星によると「偉い人には弱いが、一度ナメられると一生頭が上がらない」という人物。語尾には「ヨ」を付けて話す。衣袋の大ファンであり、その情熱は誰にも負けない。かつては大道具担当のスタッフだった。法廷内で出会った御剣に一目惚れして「ミッちゃん」と呼び、彼の前では頬を赤らめて乙女の顔つきになるが、彼からは非常に嫌がられている。糸鋸から巧みに捜査情報を引き出したり、成歩堂への情報提供に交換条件を突きつけたりと抜け目がなく、時にプレイヤーが読めないほどの速度で一方的に話を進める「マシンガントーク」を繰り出す。そのマシンガントークの中で、「ムスコも三年も電話をよこさない」と発言していることと左手の指輪から、既婚者であることがわかる。
大滝 九太(おおたき きゅうた)[キュータ]
目撃者。撮影所に無断で忍び込む小学生で、トノサマンに関して知らないことはないほどの熱狂的なファン。7歳。子どもながらに頭も言葉も鋭く、真宵の装束を「狂ったファッションセンス」と称して泣かせるなど攻撃的な性格だが、真宵の霊媒で現れた千尋の前では非常に素直に振る舞う。買ってもらったばかりのデジタルカメラを肌身離さず持っている。
間宮 由美子(まみや ゆみこ)[スタッフ]
英都撮影所で大道具や小道具を担当するアルバイトスタッフ。茶色のシャツを着用、丸い眼鏡にポニーテールの髪型、顔に雀卵斑があるなど地味な外見。初登場時18歳。手先がかなり不器用らしく、撮影用の道具を懸命に修理しても却って状況を悪くしてしまう。トノサマンのトレーディングカードを熱心に集めている。
宇在 拓也(うざい たくや)[カントク]
「大江戸戦士トノサマン」の撮影監督。オタクを絵に描いたような人物で、語尾に(笑)や(怒)、(汗)などの感情記号を付ける。ちょんまげが付いたキャップ帽が特徴。初登場時32歳。以前はそれほど有名ではないB級映画の監督だったが、姫神の鶴の一声でトノサマンの撮影監督に抜擢されて以来、業界にその名を轟かせている。名前の由来は「宇在」は煩わしさを表す「うざい」で、「拓也」は「オタク」から[16]
姫神 サクラ(ひめがみ サクラ)[ヒメガミ]
「大江戸戦士トノサマン」のプロデューサー。キセルを吹かし、セピア色を強調したセクシーな服を着ている。髪型はショートヘアだが普段はフードに隠れている。34歳。撮影所が倒産寸前だったところに現れ、立て続けにヒット作を連発して撮影所の経営を立て直した「神様」とも称される敏腕プロデューサー。そのため、撮影所の関係者は彼女に頭が上がらない。名前はイメージで付けられた[17]

『逆転、そしてサヨナラ』

生倉 雪夫(なまくら ゆきお)
被害者。これまでの事件と異なり最初は身元不明だが、真宵が被害者を千尋が以前勤めた星影法律事務所の弁護士だと思い出し成歩堂は再び星影の元へ行くことになり、そこで身元不明の被害者が「生倉 雪夫」だと判明。「DL6号事件」を担当した弁護士。享年48。『123』で顔が若干変更された。名前は巧舟が以前から考えていた面白い名前の中から適当に選ばれた[18]
大沢木 ナツミ(おおさわぎ ナツミ)[ナツミ]
目撃者。自称「大学の研究生」。大阪弁と茶髪のアフロヘアーが特徴で、緑色のフリースを着用。初登場時22歳。流星群を撮影するためにひょうたん森でキャンプをしていた。その際に偶然殺人の瞬間を捉えた現場写真を撮り、それと同時に自分も殺人を目撃したことを思い出し、目撃者として証言台に立つことになる。成人式を終えた妹がいる。名前の由来は、「大沢木」は「大騒ぎ」、「ナツミ」は夏のイメージから[19]
狩魔 豪(かるま ごう)[カルマ]
声 - 杉森雅和(BGM担当、ゲーム『1』『蘇る』『検事2』)・武虎(特別法廷)・小村哲生(『パチスロ 逆転裁判』[3]
検事。御剣の師匠。初登場時65歳。検事就任以来、40年の無敗記録を今なお更新し続ける検事局の生ける伝説。狩魔の掟「狩魔はカンペキをもってよしとする」の体現者。御剣曰く「私の10倍(直後に20倍に変更)タチが悪い」。その言葉の通り、御剣以上の証拠隠滅と証言操作、関係者への根回しなどで成歩堂に付け入る隙を与えない。裁判の進行も裁判長をねじ伏せてまで自分で行おうとする。名前の由来は、仏教用語の「カルマ」から[20]
ボート小屋の管理人(ボートごやのかんりにん)[オヤジ]
目撃者。本名および年齢は不詳。ニット帽を被った白髭に白髪頭の初老男性。「サユリ」というオウムを飼い、「サユリさん」と呼ぶ。極度の認知症の模様で言動に曖昧な部分が多く、自分のことを老舗の蕎麦屋「長寿庵」の主人だと思い込んでいる上に自分の名前すら忘れている。それにもかかわらずひょうたん湖公園でボート小屋の管理人をしているのは「ボートに乗りたがる客のために仕方なくボートを置いてある」との事。忘れっぽいことに自覚がある模様で、大事なことはサユリに記憶させている。常に体を左右に揺らし、ぼんやりした顔を浮かべ眠そうにしている。そのため鼻提灯を膨らませて居眠りしていることが多い。自立して家を出て行った2人の子供がいるらしく成歩堂を息子の「ユキヒロ」、真宵を娘の「メグミ」と誤解して彼らに長寿庵の暖簾を継がせようとした。同じようにボート小屋に来た糸鋸を友達の「タミオくん」と誤解した。この曖昧な記憶から糸鋸もボート小屋の管理人の素性が分からず目撃者としての信憑性も薄いと判断された。
サユリ[オウム]
ボート小屋の管理人が飼っているオウム。「オハヨー」など数種類の言葉を記憶している他に、極度の認知症で記憶が混乱しているボート小屋の管理人から大事なことを記憶されている。ボート小屋の管理人から「サユリさん」と呼ばれ、そう呼ばれないと返事しない。ところが「サユリさん」と呼ばれると誰に対しても反応してしまうために、ボート小屋の管理人の大事なこともあっさり喋ってしまう。
灰根 高太郎(はいね こうたろう)[ハイネ]
法廷係官。事件当時37歳。「DL6号事件」の被告人で、裁判の末に無罪判決を受けたものの社会的地位を失いその後は行方不明となる。名前の由来は「灰根」は詩人の「ハインリヒ・ハイネ」、「高太郎」は彫刻家の「高村光太郎」から[21]
御剣 信(みつるぎ しん)
弁護士。「DL6号事件」の被害者で、怜侍の父。享年35。敏腕弁護士として名を馳せ、かつて法廷で狩魔と対峙した経験がある。名前は適当に付けられた[18]
綾里 舞子(あやさと まいこ)
倉院流霊媒道家元。「DL6号事件」の関係者で、千尋と真宵の母。46歳。千尋と真宵の父親にあたる夫を亡くしている。御剣信の霊を呼び出して灰根を告発したが、灰根が無罪となった後、失踪し行方不明となる。
星影 宇宙ノ介(ほしかげ そらのすけ)[ホシカゲ]
星影法律事務所所長。真宵が被害者を千尋が以前勤めた星影法律事務所の弁護士だと思い出し、成歩堂は再び星影の元へ行くことになる。若い人を見ると「“青春の日々はぁ・・・・青いレモンのカオリぃ・・・・”かァ」と呟く。呑気な性格で、起きるのが非常に遅く以前自分の法律事務所で勤務した生倉が御剣に射殺された事件のことも知らなかった。第2話で非常に大切にしていた大きな釣り人の絵をある被害で手放し、絵に対する未練こそ断ち切っていたものの掛けていた壁の色が非常に目立ち被害届を出したくても出せない状況になっている。
ミサイル[ミサイル]
所轄署で訓練中の警察犬。とても可愛く円らな瞳が売り。公園に連れて行くと、矢張のアルバイト先のまんじゅうを食べ尽くしてしまう。

『逆転裁判 蘇る逆転』

『蘇る逆転』

宝月 茜(ほうづき あかね)[アカネ]
声 - 花村怜美(『特別法廷』・『4』プロモーション映像)
成歩堂に巴の弁護を依頼した高校2年生の少女。初登場時16歳。科学捜査官に憧れている。制服の上に白衣を着ている。真宵に似た雰囲気を持ち、成歩堂をサポートする。トレードマークのピンクのサングラスは普段は額にかけている。細かな情報をいちいちメモする癖がある。
BGMは「逆転姉妹のテーマ2005」。
宝月 巴(ほうづき ともえ)[トモエ]
被告人。御剣の上司にあたる地方検事局の主席検事であり、宝月茜の姉。両親を亡くしているため、唯一の肉親でもある。29歳。勲章など軍人を意識した服装。千尋の法科大学院時代の先輩にあたる。
多田敷 道夫(ただしき みちお)[タダシキ]
被害者。捜査官。白で統一された服装が特徴。享年36。検事局と警察局の両方で刺殺されている。
罪門 恭介(ざいもん きょうすけ)[ザイモン]
保安課の巡査。直斗の兄で、検察局の事件の現場責任者。33歳。カウボーイのような格好をしており、キザな言い回しをする。ポンチョの下に制服を着ている。愛用のナイフと飲み物が入ったスキットルを携帯している。検事に対して不信感を抱いている。元・捜査官だが巡査に降格。機械が苦手で、証拠保管庫の管理もたびたびサボっている。響華の「ステーキ弁当」が好物。
市ノ谷 響華(いちのたに きょうか)[キョウカ]
目撃者。弁当屋「ベントーランド」の販売員で、検事局と警察局を行き来している。31歳。弁当屋らしからぬゴージャスな風貌が特徴。片目は前髪で隠れており、前髪の向きで口調が変化。左目を出しているときは優しく、右目を出しているときは強気になる。その弁当の味は絶品だが、ソース、ケチャップ、キャビアなど異色系のものも多く、輪ゴムなどもはや食べ物ではない弁当まで扱っている。元・捜査官であり、取調べで必ず自白(ゲロ)させる腕前から「ゲロまみれのおキョウ」と呼ばれていた。罪門と同じく、検事に対して不信感を持っている。開発段階では分かり易く、「明日か今日か」で明日香 響華(あすか きょうか)になる予定だった[22]
巌徒 海慈(がんと かいじ)[ガント]
地方警察局長。65歳。紫眼鏡を掛けた白髪と白髭の老人で、常に笑顔で口調や雰囲気はとても軽い人物だが、その実警察のトップという地位に見合った凄まじい実力と威厳を持つ。裁判長を「チョーさん」と呼ぶほどの親しい間柄で仕事以外の付き合いも長い模様。誰にでも親しく接しているが、真面目になった際の威圧感は御剣ですら気圧される。元・優秀な捜査官で副局長を務めながら巴と組んで捜査をしており、警察局では伝説となっていた。SL9号事件の解決により局長に就任した。
原灰 ススム(はらばい ススム)[ハラバイ]
総務課の巡査。初登場時22歳。勢いだけが売りで、成歩堂曰く「頭も運も良くない」。後に警察局で多田敷を殺害した容疑で逮捕される。常に拡声器を肩から下げており、感情が昂ぶると人が目の前にいるにもかかわらず、それを使用して叫ぶ度に拡声器がハウリングを起こす。左手を怪我しており、包帯を巻いている。事あるごとに右手で敬礼する。二回に一度は自分の名前を「灰原」と書き間違える。一人称は「本官」。口癖は「〜でありますッ!」「〜でありましてッ!」。
青影 丈(あおかげ じょう)
「SL9号事件」の犯人の元サラリーマン。死刑執行当時42歳。2年前に逮捕されて死刑判決を受けており、既に刑が執行されている。
罪門 直斗(ざいもん なおと)
検事。恭介の弟で、兄と同じ趣味の服装をしている。享年27。「SL9号事件」の捜査を行っていた際、青影に刺殺された。
ボーイ[ボーイ]
『1』第2話で登場した板東ホテル(『2』以降はホテル・バンドー)のボーイ。この時点で同ホテルの支配人でもある。御剣にストレートティーを注文され、態々ホテルから御剣の執務室まで運んで来ている。
曲角 中也(まがりかど ちゅうや)
戸鉢 里恵(とばち りえ)
名栗 武史(なぐり たけし)
草葉 影丸(くさば かげまる)
八ノ巣 玉美(はちのす たまみ)
以上の5名は「SL9号事件」の被害者。

『逆転裁判2』

『失われた逆転』

須々木 マコ(すずき マコ)[マコ]
声 - 花守ゆみり(ドラマCD『逆転の裁判SHOW』[23]
被告人。元気一杯の婦人警官。初登場時22歳。眼鏡を掛け制服に赤い羽根を付けている。研修生時代に世話になった糸鋸を尊敬しており、糸鋸同様語尾に「ッス」と付ける癖がある。自他共に認める不幸体質。非番の日には裁判を見に行くほどの法廷マニアで、特に成歩堂の大ファン。今回の裁判で成歩堂に弁護を依頼していたが、成歩堂が何者かに消火器で頭を殴られ記憶喪失になったことに気付かないまま法廷に出廷した。これまでの被告人と違い被告席に座らず成歩堂共々弁護席に立ち、記憶喪失になった成歩堂に弁護のやり方を教える。『蘇る』第5話で写真で登場したが、マコが直接登場したのが本話(『2』第1話)から。
町尾 守(まちお まもる)
被害者。派出所勤務の警察官。検察側は「マコとは恋人同士だった」と認識しており、糸鋸も「結婚の話が出ていた」と話しているが、マコは否定している。好きな色は黄色。野球が大好きだった。わんぱく公園の石垣の上からマコに突き落とされたとされ、首を骨折して死亡し、それと同時に落ちた弾みに腕時計が壊れており、解剖の結果、時間がはっきりした。即死に近い状態だったが、死に際に右手で地面の砂にマコの名字を示したダイイングメッセージを残し、彼の死体の下にはマコから突き落とされる寸前に奪ったとされる壊れた眼鏡があった。検察側はこの眼鏡をマコの眼鏡と見ているが、マコは「事件当日に偶然踏み潰した」と主張。事件当日である9月6日が誕生日だった。享年30。名前の由来は、「街を守る」という意味から[24]
諸平野 貴雅(もろへいや たかまさ)[モロヘイヤ]
目撃者。自称「ほぼ大学生」の浪人生。22歳。プライドの塊のような男で、全てにおいて一流でなければ気が済まず、それを理解できない者を三流呼ばわりし、やたらと見下す。首にマフラーを巻いている。

『再会、そして逆転』

霧崎 哲郎(きりさき てつろう)[キリサキ]
被害者。「霧崎外科医院」院長。享年35。医者の腕は確かだが、ヒステリックで神経質な性格。話している最中に眼鏡がずり落ちることがある。看護師医療ミスを巡る一件で患者離れが進んでいる。医療ミスを起こした直後に死亡した看護師を倉院流霊媒道の霊媒で呼び出し、事件に関する謝罪文を書かせることで、医院に対する悪評を振り払おうとした。
綾里 キミ子(あやさと キミこ)[キミコ]
春美の母。綾里舞子の姉であり、千尋と真宵の伯母にあたる。非常に大きな結髪と呪詞が書かれた黒の着物が特徴。年齢不詳(人物ファイルには記載されない)。「ござあます」などの言い回しをする。渋いお茶と口がひしゃげるほど甘い大福を好む。本家の長女に生まれながら霊力が弱かったため、やむなく素質に恵まれた妹の舞子に倉院流家元の座を譲ったものの、家元であった舞子が失踪して以降は里の実質的な指導者として後進の指導にあたっている。娘の春美を大切に育てるあまり、異常なまでの溺愛ぶりを見せる。
葉中 のどか(はなか のどか)[ノドカ]
超心理学超常現象オカルト)を研究している大学生。21歳。倉院の里の不思議な霊力について調べている折に、霧崎に倉院流霊媒道を紹介した人物。梵字の書かれたオレンジのセーター、奇妙な形のブレスレットなどのオカルトグッズに身を包み、どこか方向がずれた発言が特徴。そばアレルギー持ち。
大沢木 ナツミ(おおさわぎ ナツミ)[ナツミ]
目撃者。自称「スクープカメラマン」。本作品の時点で23歳。前作の最終話で撮影した写真心霊写真であることに気付き、これを契機に「オカルト系カメラマン」に転向して倉院の里を訪れていた。
葉中 未実(はなか みみ)[ミミ]
「霧崎外科医院」に勤務していた看護師で、のどかの姉。三白眼が特徴。享年不明。生前は高級車を乗り回すほど羽振りの良い生活を送っていた。重大な医療ミスを起こして14人もの患者を死亡させてしまい、その数日後に交通事故により死亡。この一連の事件がゴシップとして取り上げられ、霧崎医院の風評被害を引き起こした。
堀田院長(ほったいんちょう)[ホッタ]
自称「堀田クリニック院長」だが、実際は聴診器と白衣を無断で拝借している入院中の男性患者。すきっ歯と一本だけの金歯に加え、僅かに残った桃色の頭髪が特徴。若い女性に目がなく、女性の話になるといやらしい笑みを浮かべる。健康そうに見えるが、長期の入院患者らしく病院の内部事情に精通している。
綾里 供子(あやさと きょうこ)
「倉院流霊媒道」の創始者。享年不明。倉院の壺の中に魂が保存されていると言われている。元々は神に供える子としての巫女であったが、口寄せとして霊媒師の創始者となった(2-2の留置所での千尋談)。

『逆転サーカス』

マキシミリアン・ギャラクティカ[マックス]
被告人。通称「マックス」で「マックス・ギャラクティカ」と呼ばれることもある。本名・山田 耕平(やまだ こうへい)。21歳。空中飛翔で名を馳せる世界的マジシャン。「ゴージャス」が口癖で、真宵や成歩堂などを「ハニィ」と呼ぶなど普段はキザな言動をとるが、実は小心者で田舎育ちらしく、ステージ前には牛乳を飲まないと落ち着かず、我を忘れると東北弁の訛りが出る。マジシャンを目指したのは「田舎の父ちゃんの借金を返したかった」ためである。ステージ衣装は「シルクハット」「マント」「白いバラ」の三点セットが特徴で、つけ睫毛を始めさまざまな化粧をした端正な顔立ちだが、動揺すると涙で化粧が流れるため黒い涙を流す。サーカス団「タチミサーカス」と独占契約を結んで人気を博しているが、何かと鼻につく言動が多いために団員たちとの折り合いは悪い。本名の「山田耕平」に関するネタは思い付きで入れたもの[25]。人物ファイルには本名の記載なし。
ベン[ベン]
腹話術師。リロの相方。本名・木住 勉(きずみ べん)。31歳。長身で白のタキシードに大きな赤い蝶ネクタイが特徴。奇妙なほど口下手かつ臆病な人物で、リロがいないと会話すらままならない。実は腹話術が下手で口が動いている[26]。名前およびコンビ名の由来は腹話術を意味する「ventriloquism(ベントリロキズム)」から[26]
リロ[リロ]
ベンの相方である人形であり、実際にはベンが腹話術で喋っている。ベンとは正反対の性格で、饒舌かつ情熱的だが少々ガラが悪い。自称「テノール歌手」で、しばしば即興の歌を披露するが歌詞は最悪。名前の由来はベンと同様。
ミリカ[ミリカ]
タチミサーカスの猛獣使いで団長の娘。タチミサーカスのアイドル。本名・立見 里香(たちみ りか)。16歳。頭に王冠を乗せ、額を見せた金髪縦ロールに右手に猛獣使いのステッキを持ち、スパンコールが付いた赤いレオタードを着用しており、常に体がキラキラしているのが特徴。サーカスで生まれ育ったため、トミー曰く「サーカスで繰り広げられる夢の世界が彼女の現実」という大変な世間知らず。マックスの帽子をデザインしたのは彼女である。サーカス団員の中ではマックスを嫌っていない数少ない人物。
立見 七百人(たちみ なおと)[ダンチョー]
被害者。タチミサーカス団長。ミリカの父でアクロとバットの伯父。享年52。恰幅の良い体形に燕尾服を着用し、僅かに髪が残った禿頭に大きな髭が特徴。髪と髭は金色。他人のことを第一に考える優しい性格で苦労を共にしてきた古株のトミーを始め団員全員に慕われていた。名前の由来は、「立ち見が700人」という意味から[27]
トミー[トミー]
目撃者。ピエロ。本名・富田 松夫(とみた まつお)。46歳。タチミサーカス創設時からの団員で、立見団長とは親友だった。ジョーク(ダジャレ)を連発しては自分で大笑いしている剽軽者だが、実は真面目な苦労人で、ベテランであるにもかかわらず観客の反応が薄いことを常に気にしており、自分より人気の高いマックスに嫉妬している。離婚した妻と、妻に引き取られたトモコという娘がいる。
アクロ[アクロ]
アクロバット芸人。バットの兄で、団長の甥。本名・木下 大作(きのした だいさく)。26歳。落ち着いた物腰で、日焼けした肌に筋骨隆々な身体が特徴。半年前に起こった練習中の事故で脊椎を損傷し、下半身麻痺となった現在は車椅子でのリハビリ生活を送っている。名前の由来は、実在のサーカス団「木下大サーカス」から[26]
バット
アクロバット芸人。アクロの弟で、団長の甥。本名・木下 一平(きのした いっぺい)。22歳。半年前に起こった練習中の事故が原因で意識不明の重体となり、病院で眠り続けている。名前の由来はアクロと同様。

『さらば、逆転』

王都楼 真悟(おうとろう しんご)[オートロ]
被告人。映画制作会社「英都撮影所」に所属し、「大江戸戦士トノサマン・丙!」のトノサマン・丙役を務める人気絶頂のアクションスター。ホテル・バンドーの近くに私邸を構える。通称は「オートロ」。21歳。前髪が降りていて右目が常に隠れている。バイクレーサーとしても有名であり、劇中でも赤いバイクスーツを着用している。少々頼りない感じが漂い、何かにつけて通話機能のついたブレスレットで関係者に連絡を取る癖がある。藤見野とは公私にわたって険悪なライバル関係と噂されていたが、本人は眼中になかったとのこと。名前の由来は、「煮干」との対比にある「大トロ」から[28]
藤見野 イサオ(ふじみの イサオ)
被害者。映画制作会社「光映撮影所」に所属し、「大江戸戦士トノサマン・丙!」に対抗して制作された「忍者ナンジャ」のナンジャ役を務めるアクションスター。享年21。年齢の割には少々老けており、暑苦しい雰囲気を漂わせている(開発当初はベテランで、若手に押されているという設定だったため[28])。常に口には草をくわえている。自伝でクマと格闘したという話を語ったことからクマがトレードマークとなっており、控室にはクマのグッズが犇めいている。好きな色は赤で、キムチやケチャップを冷蔵庫に入れるほか、忍者ナンジャのギターの色にもなっている。王都楼とは公私にわたって険悪なライバル関係にあった。名前の由来は、「不死身なのに死んじゃった」イメージから[28]
華宮 霧緒(かみや きりお)[キリオ]
目撃者。王都楼のマネージャー。初登場時23歳。眼鏡をかけ、徳利首のホルターネックを着ており、左手には常にスケジュール帳を携帯している。小柄な女性だが頭脳明晰でしっかりしており、王都楼から非常に頼りにされている。名前の「霧緒」は男か女かわからないような名前にしたくて入れた[29]。苗字の「華宮」は神谷英樹に由来[30]
荷星 三郎(にぼし さぶろう)[ニボシ]
目撃者。王都楼の先輩に当たるアクションスターで、現在は子ども番組で体操のお兄さんをしているが着ぐるみ姿のため未だに顔は知られていない。本作品の時点で24歳。「ケチな」という枕詞を付けて話すまでに自分を卑下することが多い。『1』の事件以降も成歩堂たちと付き合いがあるようで、「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」授賞式典が開催される「ホテル・バンドー・インペリアル」(成歩堂法律事務所前にある「板東ホテル(『2』以降はホテル・バンドー)」の系列店舗)に招待した。『トノサマン・丙!』にも続投を希望していたが、売れっ子の王都楼に押されて断念している。本作品で芸能界のゴシップが好きであったことが判明。
大場 カオル(おおば カオル)[オバチャン]
目撃者。警備員。イサオの大ファン。自称「魔性の女」。本作品では年齢不詳の理由について「二十歳から年齢を数えたことがない」としており、裁判長によると調書にも年齢が書かれていなかったらしい。前作では通常の警備員の服装だったが、本作品では金魚鉢のようなフルフェイスヘルメットをかぶり、通信機のようなテープレコーダーを首から下げ、右手には「カタカタカタ‥‥」と音をたてる玩具光線銃を持ち、まるで宇宙人のような風貌で登場する。調書にもこのヘルメットをかぶった姿のまま載っていたらしく、御剣は証言台に立つまで気付けなかった。前作の事件で英都撮影所の警備員をクビになったため、当初は御剣のボディガードになろうとしたが「そのようなアレは、困る」と断られた。今回も「マシンガントーク」は健在。
大沢木 ナツミ(おおさわぎ ナツミ)[ナツミ]
自称「イヤらしい芸能カメラマン」。倉院の里での事件をきっかけに標的を変更し、スターのスキャンダルを追いかけている。授賞式典会場となったホテルでの張り込み中、高価なカメラを何者かに盗まれてしまった。
堀田院長(ほったいんちょう)[ホッタ]
負傷した冥の担当医。御剣からは本物の医師と勘違いされている。
天野 由利恵(あまの ゆりえ)
霧緒の先輩マネージャー。享年不明。2年前に自殺したが、遺書は見つかっていない。
田中 太郎(たなか たろう)[タナカ]
王都楼家の執事。初老の男性。左目にモノクルを装着し、顔面中央に縦一文字の縫い目があり、常に朗らかで優しい笑みを浮かべる。王都楼や自身のことなど多くを語らない。成歩堂は「いかにも執事」といった印象を受けているが、本人は去り際に「人は見かけによらないと申しますよ」と、意味深な言葉を残す。
虎狼死家 左々右エ門(ころしや さざえもん)[コロシヤ]
プロの殺し屋。「虎狼死家」は屋号であり、100年前から続いている老舗で、彼は3代目。年齢不詳。殺害現場に必ずサザエのカードを残す。仁義を何よりも重んじており、依頼人との信頼関係を大切にし「サービス」や「アフターケア」を徹底する一方で、裏切りを最も憎む。警察では一般の署員には知らない者も多く、特別捜査課がずっと追い続けているが未だ逮捕の手がかりはない。

『逆転裁判3』

『思い出の逆転』

成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)[ナルホド]
被告人。勇盟大学芸術学部に在籍する3回生。当時21歳。ある事情のために、弁護士を目指して猛勉強をしている。風邪をひいての出廷のためにやたらと咳き込み、ちなみの話題になると途端にのろけ話になってしまう。
呑田 菊三(のんだ きくぞう)[ノンダ]
被害者。勇盟大学薬学部薬科学専攻に在籍する4回生で、ちなみの元恋人。享年22。その風貌などから「イギリスかぶれ」と呼ばれていた。名前の由来は、「薬を飲んだら効くぞう」という意味から[31]。デザインについては岩元辰郎によると神谷英樹をモデルにするよう指示があったとのこと[32]
美柳 ちなみ(みやなぎ ちなみ)[チナミ]
目撃者。勇盟大学文学部に在籍する3回生で、成歩堂の恋人。20歳。お嬢様のような美女で、3匹の蝶が舞っており、法廷内でも日傘を差しており、清楚な色香で裁判長や亜内検事を惑わす。彼女が編んだセーターは成歩堂が愛着している。名前の由来は、発言の付与を表す「ちなみに」から[33]
星影 宇宙ノ介(ほしかげ そらのすけ)[ホシカゲ]
「星影法律事務所」の所長で弁護士。当時61歳。このころのスーツは、茶色でなく赤だった。本来ならば彼が成歩堂の弁護を担当する予定だったが、千尋のたっての希望により交代する。痔を患っているらしく、感情が昂ぶると疼き出す。千尋からは胸倉を掴まれたり、足蹴にされたりとはけ口の対象にもなっている。

『盗まれた逆転』

天杉 優作(あますぎ ゆうさく)[アマスギ]
被告人。王子様のような風貌の青年でバネのような髪型が特徴。23歳。怪盗「怪人☆仮面マスク」として自首した。声が細くなるほど消極的な性格で、何か疑問が生じると首を傾げて独り言を呟きながら考え込む癖があるが、急に感情が爆発することもある。名前の由来は、「天杉」は「甘過ぎる」、「優作」は「優しい」から[34]
毒島 黒兵衛(ぶすじま くろべえ)
被害者。警備会社「KB警備」社長。享年48。社長室にある特殊な金庫の中から撲殺体で発見され、社長室にあった置き物で殺害された。生前は金に目が無く、かなりあくどいことをして儲けていた。社名の由来は、名前のイニシャル「Kurobē Busujima」から。名前の由来は、先に「KB」の名称を決めていたため、「B」から始まる苗字として巧が以前読んだ小説の主人公である「毒島」を採用したもの[35]
怪人☆仮面マスク(かいじん☆かめんマスク)[カイジン]
世間を騒がせている怪盗。白いマスクをつけ、タキシード風の服装に唐草模様の風呂敷を背負った外見をしている。独特の犯行予告状と華麗な手口が持ち味で、犯罪者にもかかわらずブロマイドが販売されるほどの人気がある。
天杉 希華(あますぎ まれか)[マレカ]
優作の妻。23歳。赤いバイクスーツが特徴。夫の優作とは正反対に男勝りでさっぱりとした性格で、金遣いが荒い上に常にスリルを求めているが、卑怯なことを何よりも嫌う。結婚前は銀行員で、優作とはそのころに知り合った。名前の由来は、巧の幼馴染の「まれか」という名前の女性から[36]
星威岳 哀牙(ほしいだけ あいが)[アイガ]
私立探偵。自称「名探偵」で、仮面マスクのライバルを主張している。34歳。尖った長い鼻に黄色のモヒカン、モノクルのように装着している虫眼鏡レトロチックな服装の他、「やあれ!」「あいや!」「ズヴァリ!」などの独特の口癖と漢字を多用した古風な言い回しが特徴。左手の中指に填めている赤いダイヤの指輪をとても大切にしている。ファンが多く、バレンタインデーには彼に宛てたチョコレートがカプコンに送られたことがある(成歩堂やゴドーよりも数が多かった)[37]。名前の由来は、「愛が欲しいだけ」という意味から[38]。BGMは「愛がほしいだけさ」であり、彼の「探偵事務所」内の蓄音機からもこのBGMが聞こえるが、そこでは自身の作品として「哀牙のエレジイ」と紹介されている。
華宮 霧緒(かみや きりお)[キリオ]
前作の事件の後にマネージャー業を廃業し、現在は創業200年を迎える老舗デパート「高菱屋百貨店」に勤務している。本作品の時点で24歳。「倉院の里・秘宝展」の企画とプロモーションを手がけ、責任者を務めている。『2』とは色違いのホルターネックを着用しており、さらに髪をアップにしている。性格は前作に比べて明るく前向きになっているが、しっかりした才女ぶりは健在。

『逆転のレシピ』

須々木 マコ(すずき マコ)[マコ]
被告人。前作の事件が原因で警察を退職し、フレンチレストラン「吐麗美庵(とれびあん)」のウェイトレスとして勤務している。本作品の時点で23歳。成歩堂を装った偽者の弁護で殺人罪の有罪判決を受けている。自身の体型を「悩ましいボディライン」と言っている。
岡 高夫(おか たかお)
被害者。株式会社「バグダス」社員で優秀なコンピュータープログラマー。左目にモノクルを付け、ニット帽を被っている。享年28。無類のギャンブル好きだったらしく、特に競馬に熱を上げていた。名前が回文になっている。
本土坊 薫(ほんどぼう かおる)[ホンドボー]
目撃者。「吐麗美庵」店長。39歳。話の節々にフランス語を交え、その口調や態度こそ女性だが、誰がどう見ても筋骨隆々のれっきとした暑苦しい男性(いわゆるオネエ)。ポエムとアロマテラピーに凝っている。料理の腕はひどく、成歩堂は法廷記録にてそのランチのことを「想像を絶するマズさ」と表記しており、ゴドーもコーヒーについて「こんなにすっぱいコーヒーは初めて」「ヒトクチ飲む以上の価値はない」と発言している。おまけに割高で、通常のランチでも2980円(さらにドリンクやデザートやお土産をつけると6400円で、成歩堂は驚愕している)、コーヒー一杯が980円もする。『蘇る』第5話では糸鋸が御剣に送った捜査の報告書として「吐麗美庵」の開店予告チラシの裏が使われた(御剣はその際、「吐麗美庵」を「うまいフランス料理のレストランらしい」と語っている)。名前の由来は、「『フォン・ド・ヴォー』が薫る」という意味から[39]
五十嵐 将兵(いがらし しょうへい)[ジーサン][イガラシ]
目撃者。「吐麗美庵」の常連客。熟練の紋章上絵師だが、時代ゆえ本職はなかなか上手くいかず、ハンバーガー屋のバイトなどをしている。真っ赤で大きな鼻をしており法被に腹掛け、角刈りにねじり鉢巻という格好をしており、江戸っ子を絵に描いたような人物。68歳。非常に頑固な一方で卑屈な面があり、気に入らないことがあると枡に入った豆を投げつけてくる。その一方「吐麗美庵」のウェイトレスの制服が好みで、それが目当てで高いコーヒーを飲みに「吐麗美庵」に通い詰めている。名前の由来は特に無い[40]
小池 ケイコ(こいけ ケイコ)[コイケ]
「株式会社バグダス」社長。ロボットを髣髴とさせる容姿と教育番組の司会者のような説明口調が特徴で、無機質な雰囲気を漂わせている。年齢不詳。彼女含め「バグダス」社員は全員名前が回文になっており、左目にモノクルと呼ばれるコンピューターを装着して社員にも左目にモノクルを装着させる。
芝九蔵 虎ノ助(しばくぞう とらのすけ)[ゼニトラ][シバクゾー]
金融会社「カリヨーゼ」社長。通称「ナニワのゼニトラ」。42歳。大柄で龍と虎の刺繍が縫い込まれたワイルドな朱色のスーツを着込み、鬼のような風貌と恐ろしい怒鳴り声を持つ極めてガラの悪い人物。ただしうらみの前では非常におとなしくなる。信条は「三日坊主」。これは「一度捕まえた客は、3日で丸ボーズにムシるべし」という経営理念。名前の由来は、「芝九蔵」は「しばくぞ」(関西弁で「叩くぞ」あるいは「殴るぞ」という意味)、「虎ノ助」は成歩堂龍一の「龍」との対比にある「虎」から[41]
鹿羽 うらみ(しかばね うらみ)[ウラミ]
金融会社「カリヨーゼ」社員。虎ノ助を「トラ様」と呼び慕っている女性で、強大な勢力を持つ組織「鹿羽組」組長の孫娘。25歳。頭に包帯を巻いている。恐ろしく恨めしげで湿っぽく、影があるどころか影そのもののような人物で、来客に差し出すお茶などに何かを一服盛ったかのような発言を好む。『123』では目元に影が出来てさらに不気味さが増している。名前の由来は「屍」で、仮設定段階での名前は「ナンバミナミ」や「シカガネ」(「鹿」の下に「金」(鏖)で「皆殺し」と読むことから)[42]
鹿羽 権太(しかばね ごんた)
うらみの祖父。「鹿羽組」組長で、街の闇金融の総元締。78歳。本人は物語に登場せず、人物ファイルで登場。スキンヘッドで頭に傷がある。名前の由来は、サザンオールスターズのツアー名である「ゴン太君のつどい」から[43]

『始まりの逆転』

尾並田 美散(おなみだ みちる)[オナミダ]
被告人。脱走した死刑囚で、千尋が担当した最初の被告人。25歳。長身で額、顔面中央、顎の3箇所に横一文字に走る傷跡がある。手には鎖で繋がれた鉄球を持っている。突然叫んだ後に鉄球を噛む凶暴な人物に見えるが、実は根は片言な口調で話す気弱な人物。現に思わず嘘を付いた際は少し泣きながら謝罪する。5年前に誘拐殺人事件を起こすまではちなみの家庭教師を務めていた。名前の由来は「涙が美しく散る」という意味から[44]で、囚人ナンバーも「073D(オナミダ)」になっている。
美柳 勇希(みやなぎ ゆうき)[ユウキ]
被害者。巡査部長。急流「吾童川(ごどうがわ)」に架かる吊り橋「おぼろ橋」付近に駐車されていた車のトランクから死体で発見された。享年23。誘拐殺人事件で尾並田を逮捕し、死刑判決の際の決定的な証人となった。名前の由来は、「勇気」というイメージから[45]
無久井 里子(むくい さとこ)[サトコ]
目撃者。現場付近を散策していた大学生で、文学部の1回生。19歳。
神乃木 荘龍(かみのぎ そうりゅう)[カミノギ]
生前は弁護士。「星影法律事務所」ナンバーワンの実力の持ち主で、後輩の千尋を「コネコちゃん」と呼ぶ。27歳。常に右手にコーヒーカップを持っており、たとえ審理中であっても手放さない。千尋に「発想の逆転」、「弁護士はピンチの時こそふてぶてしく笑うもの」の信条を教えた人物でもある。後日談あり。
美柳 ちなみ(みやなぎ ちなみ)[チナミ]
勇希の妹。尾並田が惚れていた。公式に死亡認定を受けている。

『華麗なる逆転』

毘忌尼(びきに)[ビキニ]
目撃者。「葉桜院」の住職を務める尼僧であやめの育ての親。48歳。一人称は「オバサン」。倉院流霊媒道の流れを汲む霊行道の繋がりから綾里家とは遠い血縁に当たり、「DL6号事件」で失踪するまでの綾里舞子について知る数少ない人物。大笑いすると頬肉が揺れるほどふくよかな顔付きと体型をしており、豪快な性格。冬の腰痛が悩みの種。全シリーズ中の証人で最も背が不自由で、目撃証言のために出廷した際にはあまりの背の低さに驚いた裁判官が係官にみかん箱を2個用意させたほど。冥からは「ジューショクさま」と呼ばれ、優しく接されている。名前の由来は「坊さんらしい漢字」として選んだ「毘」と「忌」を見て思い付いたものから[46]。作中ではその名前から幾度か誤解を生んでおり、誰も法名の漢字を聞かない。
あやめ[アヤメ]
被告人。街から遠く離れた山奥にある霊行道場「葉桜院」の尼僧。苗字が「葉桜院」となっているが、これは便宜上で本来の苗字は不明。25歳。美柳ちなみと瓜二つな容姿をしており、成歩堂はそのことで「葉桜院」に向かう決意を固めている。幼いころに毘忌尼に引き取られた孤児であるため、彼女との血の繋がりは無い。普段は世俗との関わりを絶った本堂で毘忌尼と2人暮らしをしているが、たまに山を降りて街へ出かけることがあるらしく、携帯電話とパソコンを使いこなせたり、スノーモービルの運転も可能など、ある程度都会への順応もあるという一面を見せる。
天流斎 エリス(てんりゅうさい エリス)[エリス]
被害者。絵本「まほうのびん」で賞を受賞した有名な絵本作家。読者に癒しを与える作風で知られる。絵本を読む子供たちが抱く魔法使いのイメージを壊さないためとして、常に黒いローブに身を包み、水晶が埋め込まれた杖を持って自ら魔法使いの扮装をしている心優しい人物。

その他

ここでは『3』EDで登場した人物を紹介。

大場 カオル(おおば カオル)[オバチャン]
『2』と同じ服装で登場する。現在は「KB警備」に勤務しているらしく、同じ会社でアルバイトをしていた矢張からは先輩と呼ばれていた。なお、このエンディングでの登場によって、主要人物を除いた登場人物で唯一の成歩堂編皆勤を果たした。
本塚 カズトモ(もとづか カズトモ)[プログラマ]
顔だけ登場。岡高夫の補充でバグダス入社。『3』第3話でも登場したが、『3』第3話でも顔だけ。眼鏡の上にモノクルを掛け、無精髭を生やした男性。区切らず喋るのが特徴。『3』第3話では名前不明だったが、『3』EDで名前が判明。高夫と小池同様名前が回文になっている。

  1. ^ 2013年5月20日配信『カプコンちょこっと公認 ハギーのニコ生でとこトンやってみよう! 新作2時間特番!!』より。
  2. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.112
  3. ^ a b c d e キャラクター紹介 - パチスロ 逆転裁判”. エンターライズ (2017年4月24日). 2020年1月22日閲覧。
  4. ^ 『逆転大全 2001-2016』93頁。
  5. ^ 逆転裁判 開発者コラム 第23回 ファミリー (1)
  6. ^ 佐伯美由紀の2013年8月15日のツイート2020年1月22日閲覧。
  7. ^ 逆転裁判 開発者コラム 第24回 ファミリー (2)
  8. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.147
  9. ^ ドリームマガジン 2004/05/07・21日合併号
  10. ^ ゲームボーイアドバンス版においてキャラクター名の字数が6文字までの関係でこの表記となっている。「サイバンチョ」の表記が定着したため、ニンテンドーDSの『4』から7文字以上を表記したキャラクターが登場したが、それ以降の全作品や特別法廷においても裁判長だけは「サイバンチョ」のまま。
  11. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.208
  12. ^ a b 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.212
  13. ^ a b 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.213
  14. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.215
  15. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.219
  16. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.216
  17. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.217
  18. ^ a b 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.224
  19. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.222
  20. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.221
  21. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.223
  22. ^ 『逆転裁判事典』の市ノ谷 響華の項目参照。
  23. ^ 逆転裁判123 成歩堂セレクション イーカプコン特設ページ”. イーカプコン. 2020年1月22日閲覧。
  24. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.225
  25. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.228
  26. ^ a b c 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.230
  27. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.229
  28. ^ a b c 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.231
  29. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.168
  30. ^ Twitter上における巧と神谷の会話より
  31. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.157
  32. ^ Twitterでの岩元の発言
  33. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.127
  34. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.165
  35. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.169
  36. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.167
  37. ^ 逆転裁判3 岩元コラム 第9回 ボクと小ネタ・其の2
  38. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.161
  39. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.182
  40. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.187
  41. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.173
  42. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.177
  43. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.179
  44. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.196
  45. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.197
  46. ^ 『逆転裁判3 真相解明マニュアル』P.201
  47. ^ a b c d CAPCOM:逆転裁判5 公式サイト-新要素-アニメパート”. CAPCOM (2013年6月6日). 2013年8月22日閲覧。
  48. ^ 成歩堂のことは「成の字」、王泥喜のことは「泥の字」など。
  49. ^ 『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』大逆転裁判 ダイジェスト劇場 その壱





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