赤城山 赤城山の概要

赤城山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 16:57 UTC 版)

赤城山
南東(桐生市・茶臼山)から望む赤城山
標高 1,827.6 m
所在地 日本
群馬県前橋市桐生市渋川市
沼田市利根郡昭和村
位置 北緯36度33分39秒 東経139度11分37秒 / 北緯36.5608度 東経139.1936度 / 36.5608; 139.1936座標: 北緯36度33分39秒 東経139度11分37秒 / 北緯36.5608度 東経139.1936度 / 36.5608; 139.1936
山系 独立峰
種類 複成火山活火山ランクC)
赤城山 (群馬県)
赤城山 (関東地方)
赤城山 (日本)
赤城山の位置
プロジェクト 山
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南西(前橋市・群馬県庁舎)より望む赤城山と前橋市街
南西(高崎市・高崎白衣大観音)より望む赤城山と高崎・前橋市街

注釈

  1. ^ 赤城山は黒檜山など、いくつかの山の総称であり、裾野の長さはその総称としての値である。
  2. ^ 上毛かるたのには、赤城山の裾野の長さが2番めに長いということが書かれている。
  3. ^ 上毛かるたに「雷と空風」などと詠まれるように、雷は群馬県の特徴の一つとみなされている。実際、渡良瀬川方面の雷雨は赤城山から生じることが多い[2]
  4. ^ 「嵓秀(くろほ)」の字をあてるとも[4]「嵓」は「巖」(巌)の異字体。
  5. ^ このとき同時に「伊賀保神」=榛名神社にも従五位下が与えられている。(『続日本後紀』巻八、承和六年(八三九)六月壬申条)
  6. ^ 地方によっては「大ムカデ」と「大蛇」が入れ替わり、赤城山が大蛇で二荒山が大ムカデとも。
  7. ^ 現存するのは、前橋市の「富士見町赤城山」(1960年昭和35年〉設置)、桐生市の「新里町赤城山」(1950年〈昭和25年〉より)、渋川市の「北橘町赤城山」(1954年〈昭和29年〉より)がある。またかつては敷島村横野村に「赤城山」(1942年〈昭和17年〉 - 1956年〈昭和31年〉)があったが、両村が合併し赤城村となった際に同名回避のため「北赤城山」「南赤城山」と改名し、現在は「渋川市赤城町北赤城山」・「同市赤城町南赤城山」となっている。
  8. ^ a b オトギの森湖を消失させたのはガラン沢という西側の流れ。小沼を縮小させたのは現在も小沼と繋がる東側の流れである。
  9. ^ 群馬県内の小学校では、運動会の組分けを、上毛三山の名前を用いて「赤城団」、「榛名団」、「妙義団」の3組とし、対抗させることが多い。かつては「浅間団」(浅間山に由来)または「白根団」(白根山に由来)を含める場合もあったが、少子化の影響で4組対抗が困難になっている。

出典

  1. ^ 富士山に次いで日本では2番目に裾野が長い山は?じゃらん2021年2月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 平凡社日本歴史地名大系』「10 群馬県の地名」、1987年、pp.476-477「赤城山」
  3. ^ a b c d 『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』、pp.19-20「第3章 赤城山の名前」「くろほの嶺」
  4. ^ a b c d ナカニシヤ出版『改訂 新日本山岳誌』、日本山岳会編、2016年。pp.632-633「赤城山」
  5. ^ a b 『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』、pp.13-14「赤城神社の社歴」
  6. ^ 『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』、p.21「第3章 赤城山の名前」「赤城の名前の登場」
  7. ^ 岩沢正作『赤城山大観』毛野研究会、1932年10月30日、81頁。 
  8. ^ a b c d 『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』、pp.21-23「第3章 赤城山の名前」「赤城の名前の由来」
  9. ^ a b 三省堂『日本山名事典』、編/石井光造・徳久球雄・武内正、2004年。p.8「あかぎやま」
  10. ^ a b 人文社「県別シリーズ8郷土資料事典 群馬県・観光と旅」、1991年、pp.31-32「赤城山」
  11. ^ 五十嵐誠祐・柳井久雄、『赤城山の文学碑』、上毛新聞社、1997年、pp.70-75「赤城の神と日光の神のたたかい」
  12. ^ 富士見村誌編纂委員会『富士見村誌』富士見村役場、昭和29-11-23、36頁。 
  13. ^ 勢多郡誌編纂委員会『勢多郡誌』勢多郡誌編纂委員会、1958年3月30日、49頁。 
  14. ^ コトバンク 赤城山”. 2016年10月9日閲覧。
  15. ^ a b c 栗原久『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』上毛新聞社、2007年、p.6「あかぎやま・あかぎさん?」
  16. ^ 県立赤城公園 群馬県環境森林部自然環境課サイト
  17. ^ 角川書店角川日本地名大辞典 10 群馬県』、p.67「赤城山」
  18. ^ 上毛新聞社『群馬新百科事典』、p.10「赤城山」
  19. ^ 山と渓谷社『分県登山ガイド10群馬県の山』、編著・太田ハイキングクラブ、2016年、p.70「黒檜山」
  20. ^ 上毛新聞社、『まるごとガイド ぐんま百名山』、2007年(初版1刷)、2016年(初版4刷)、p.8
  21. ^ 国土地理院公式サイト、日本の主な山岳標高、群馬県の山、2023年5月5日閲覧。
  22. ^ 赤城山”. 気象庁. 2016年10月9日閲覧。
  23. ^ 近藤酒造株式会社”. 近藤酒造. 2016年10月9日閲覧。
  24. ^ コトバンク 赤城山(日本酒・本格焼酎・泡盛銘柄コレクション)”. 2016年10月9日閲覧。
  25. ^ 山と渓谷社『世界山岳百科事典』1971年、pp.7-8「赤城山」
  26. ^ 早川由紀夫「赤城山は活火山か?」(1999年地球惑星関連学会合同大会 As-012)(当該大会予稿集PDF)
  27. ^ 中央防災会議-災害教訓の継承に関する専門調査会『災害教訓の継承に関する専門調査会報告書(第3期)』「1947 カスリーン台:4章 山間部の土砂災害、特に渡良瀬川流域について」2010年(PDF)
  28. ^ 『宮城村誌』(主著・尾崎喜左雄、1973年)
  29. ^ 『赤城山名勝案内』5 - 6ページ。
  30. ^ 創業明治26年 元祖カリカリ梅の開発メーカー | 赤城フーズ株式会社”. 創業明治26年 元祖カリカリ梅の開発メーカー | 赤城フーズ株式会社. 2020年5月31日閲覧。


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