豊島将之 豊島将之の概要

豊島将之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 02:02 UTC 版)

 豊島将之 九段
名前 豊島将之
生年月日 (1990-04-30) 1990年4月30日(33歳)
プロ入り年月日 2007年4月1日(16歳)
棋士番号 264
出身地 愛知県一宮市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 桐山清澄九段
弟子 岩佐美帆子
段位 九段
棋士DB 豊島将之
戦績
タイトル獲得合計 6期
一般棋戦優勝回数 5回
2022年3月20日現在
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史上最年少で奨励会に入会し[6]、2007年に四段に昇段して平成生まれ初のプロ棋士となった[7]。2018年に5回目のタイトル挑戦で初タイトルとなる棋聖を獲得[8]、その後に王位名人とタイトルを獲得し、2019年には竜王を獲得して史上4人目の竜王名人となった[9]

棋歴

プロ入り前

4歳の頃、羽生世代の棋士を追ったテレビ番組を見かけたことをきっかけに母に将棋を教わる[10][11]。5歳で大阪府豊中市に転居後は[12]、小学3年生でアマ6段となるまで[13](同年、史上最年少で奨励会入り)、関西将棋会館の道場で指導棋士・土井春左右から指導を受けた[13][6][14]。豊島は「師匠(桐山清澄)や土井先生がいなかったら、棋士になっていなかった」と述べている[13]

小学1年生でアマ四段となり、脇謙二に指導対局を受けて飛香落ちで完勝した[15]。1998年には豊島を紹介する「恐るべき天才少年」というカラー写真入りの記事が週刊将棋の1面トップを飾った[15]。9歳・小学3年でアマ六段となった[13][16]

小学3年生の9月に6級で奨励会に入会し、史上最年少記録としてNHKで報道された[6]。成績には波があったが、小学5年生の9月までに1級に昇級するというスピード出世で、史上初の小学生プロ棋士の期待がかかった。しかし、そこから初段昇段までに1年半を要した。それでも三段昇段は中学2年生の4月で当時の史上最年少記録を作った[注釈 1]、2007年3月に三段リーグを14勝4敗の1位で抜けるまでに2年半(5期)かかり、プロ入りは関西大学第一高等学校2年生になってからであった[17]平成生まれ初のプロ棋士となった[7]

公式戦への初登場は、三段時に出場した第36期新人王戦における14歳6か月で,これは藤井聡太の14歳5か月に次ぐ史上2番目の年少記録である[18]

プロ入り後

プロ1年目の2007年度は、8月3日から10月9日まで9連勝(王位戦の予選で谷川浩司を破った一局も含まれている)。10月23日に1敗を喫した後、さらに、10月30日から1月11日まで10連勝する。いわば、良いとこ取りで19勝1敗で、年度勝率も全棋士中3位の.714という活躍を見せる。

2009年度の初戦も白星となり、連勝を12に伸ばしたものの、次の対局(5月1日、第35期棋王戦予選、対・稲葉陽)で敗れ、その後に阿久津主税が13連勝したため連勝賞を逃した。しかしその後も破竹の勢いを見せ、5月から6月にかけて10連勝、8月から10月にかけても10連勝している。また第22期竜王ランキング戦5組で優勝。初参加からの2年連続優勝は、行方尚史に次ぎ14年ぶり2人目。その後の竜王戦本戦トーナメントでは、当時絶好調の稲葉陽と久々のタイトル挑戦を狙う田中寅彦を破り、ベスト9に入った。また第59期王将戦において、一次・二次予選のトーナメントを7連勝で駆け抜け、初のリーグ入りを果たす。王将リーグは定員7名、残留4名という棋界随一の難関であり、10代でのリーグ入りは加藤一二三屋敷伸之に続く史上3人目で、谷川浩司羽生善治もなし得なかった快挙である。リーグ表にタイトルホルダー、永世称号者がずらりと5名並ぶ中で2勝を挙げる健闘を見せたが、残留はできなかった。順位戦では、初参加から3期目となる第68期順位戦C級2組で開幕から8連勝。2戦を残して早々とC級1組への昇級を決めた(最終成績は10勝0敗)。2009年度は全棋士中1位の45勝(14敗)と勝率.763を記録する大活躍で、第37回将棋大賞の最多勝利賞と勝率1位賞を受賞[19]

2010年度は、第60期王将戦で二次予選を勝ち抜き、2年連続で王将リーグ入り。羽生、森内俊之ら並み居る強豪を破り、最終局で佐藤康光との1敗同士の直接対決を制して5勝1敗で挑戦権獲得、六段に昇段[20]。自身初のタイトル挑戦となったが、久保利明王将との七番勝負は2勝4敗に終わり、タイトル奪取はならなかった。2010年度は、第38回将棋大賞の新人賞を受賞[21]

2011年度は、第70期順位戦C級1組で、7勝3敗で2位となり、B級2組への昇級を決める。

2012年度は、4月19日竜王ランキング戦連続2回昇級により七段昇段。また、第71期順位戦B級2組で9勝1敗で2位となり、B級1組への2年連続昇級を決めた。

タイトルの壁

2014年度、第62期王座戦挑戦者決定戦で丸山忠久を破り、羽生王座への挑戦権を獲得するも、2勝3敗で奪取ならず。

2014年3月29日、第3回将棋電王戦第3局にてYSSと対局し、83手で勝利した。

2015年度、第86期棋聖戦挑戦者決定戦で佐藤天彦を破り、再び羽生棋聖に挑むも、1勝3敗で敗れる。

2016年10月23日に将棋日本シリーズで決勝戦で佐藤天彦名人を破り、棋戦初優勝を果たした。

2016年度の第75期順位戦B級1組にてA級昇格のかかった最終戦で糸谷哲郎に勝利し、8勝4敗の成績で終了し、同じくA級昇級のかかった山崎隆之阿久津主税の直接対決は山崎が敗れて、今期の順位の差で豊島が2位の成績で自身初のA級昇級を果たし、同時に八段昇段となった。

2017年度は、第67期王将戦・挑戦者決定リーグ戦において5勝1敗で1位となり、久保利明王将への挑戦を決めた[22]ものの、2勝4敗の成績でタイトル奪取とはならなかった。第76期順位戦A級では、前半に5連勝するも、後半失速して6勝4敗に終わり、自身も含めた6人によるプレーオフとなる。王将戦の番勝負を合間に挟むほどの過密スケジュールの中、プレーオフで久保利明・佐藤康光・広瀬章人に連続勝利するも、羽生善治に敗れて名人挑戦権獲得はならなかった。

初タイトル獲得、名人獲得

2018年度には、第89期棋聖戦挑戦者決定戦で三浦弘行を破り、羽生棋聖への挑戦権を獲得する。五番勝負は7月17日の第5局で豊島の3勝2敗で決着し、豊島は初タイトルとなる棋聖を獲得[8][23]、8大タイトルを8人が分け合う群雄割拠に突入した[24]。その棋聖戦第1局が行われる2日前の6月4日に、第59期王位戦の挑戦者決定戦で羽生善治を破り、菅井竜也王位への挑戦権を獲得し、七番勝負では9月27日の第7局で豊島の4勝3敗で決着し王位を獲得。自らの手で作り出した群雄割拠状態を、これまた自らの手で早々と終止符を打った[25]第77期順位戦A級では、後半で広瀬章人に1敗したのみで8勝1敗の成績を挙げ、佐藤天彦名人への挑戦権を獲得した。これらの成績により、第46回将棋大賞にて最優秀棋士賞を初受賞した[26]

2019年度、第77期名人戦七番勝負では、豊島が4勝0敗のストレート勝ちで名人(実力制第十四代)を獲得し、同時に九段への昇段も果たした。この名人位獲得により三冠(名人・王位・棋聖)を達成したが、これは史上9人目のことである[27][28]。関西所属棋士による名人位獲得は1997年の谷川浩司以来、22年ぶりである。

令和初の竜王名人の誕生

名人獲得以降は第90期棋聖戦では渡辺明に1勝3敗、第60期王位戦では木村一基に3勝4敗で敗れ名人のみとなっていたが第27期銀河戦で渡辺を破り優勝し、竜王戦では王位戦と並行して戦った木村に勝ち挑戦者となった。第32期竜王戦七番勝負では豊島が広瀬章人を4勝1敗で破り令和初の竜王名人となった(竜王名人は2013年の森内俊之以来史上4人目。関西所属の棋士では1997年の谷川浩司以来。)[9]

そのうち名人位は、第78期名人戦で名人初挑戦となった渡辺明に対して2勝4敗に終わり、2020年8月15日に失冠となった[29]。一方、第5期叡王戦本戦決勝三番勝負では渡辺に対して2勝1敗として挑戦権を獲得した[30]。名人戦と並行して行われた永瀬拓矢叡王との七番勝負は、千日手1局と持将棋2局を含む「十番勝負」となり[31]、2020年9月21日の最終局に豊島の勝利で決着、4勝3敗2持将棋(1千日手)で叡王を奪取した[32]

タイトル初防衛

2018年から約2年間で5タイトルを獲得するも、棋聖・王位・名人と3つの防衛に失敗した[33]。2020年、通算100期目のタイトル獲得を目指す羽生善治との対決となった第33期竜王戦は4勝1敗で豊島が勝利し、初めてのタイトル防衛を果たした[34]

藤井聡太との「19番勝負」

2021年度の第62期王位戦挑戦者決定戦では、羽生善治九段に勝利して藤井聡太王位への挑戦を決めた[35]第6期叡王戦では藤井が斎藤慎太郎八段を破り叡王挑戦を決め[36][37]、さらに第34期竜王戦では藤井が永瀬拓矢王座に勝利し竜王挑戦を決めたため、豊島と藤井のタイトル戦は王位戦・叡王戦・竜王戦の「19番勝負」となった[38]

王位戦七番勝負では、8月24日、25日の第5局に敗れ1勝4敗で挑戦失敗[39]。叡王戦五番勝負では、9月13日の第5局に敗れ2勝3敗で防衛失敗[40]。竜王戦七番勝負では藤井にストレートで敗れて、豊島は3年ぶりに無冠となった[41]。王位戦開幕前は藤井に対して豊島の驚異の6勝1敗で、全棋士の中でも特に藤井に対する天敵として認知されており、快進撃を続ける藤井の最後の障壁となることを期待されていたが、藤井との「19番勝負」となった3連続のタイトル戦は全て挑戦・防衛に失敗した[42][41]

タイトル戦以外においても第71期王将戦挑戦者決定リーグ、第42回将棋日本シリーズJTプロ公式戦決勝でも藤井と対局し王将戦挑戦者決定リーグでは敗れたものの、JTプロ公式戦では勝利し、2年連続3度目の優勝を決める[43]。対藤井戦では7連敗と苦戦していたが、辛くも一矢報いることとなった[44]

日付 棋戦 豊島の
手番・手数・勝敗
備考
2021年06月29・30日 第62期王位戦第1局 △後手 104手 勝ち [45]
2021年07月13・14日 第62期王位戦第2局 ▲先手 102手 負け [46]
2021年07月21・22日 第62期王位戦第3局 △後手 117手 負け [47]
2021年07月 0025日 06期叡王戦第1局 △後手 095手 負け [48]
2021年08月 0003日 06期叡王戦第2局 ▲先手 161手 勝ち [49]
2021年08月 0009日 06期叡王戦第3局 △後手 121手 負け [50]
2021年08月18・19日 第62期王位戦第4局 ▲先手 140手 負け [51]
2021年08月 0022日 06期叡王戦第4局 ▲先手 091手 勝ち [52]
2021年08月24・25日 第62期王位戦第5局 △後手 077手 負け 挑戦失敗[53]
2021年09月06・07日 第62期王位戦第6局
2021年09月 0013日 06期叡王戦第5局 △後手 111手 負け 叡王失冠[54]
2021年09月28・29日 第62期王位戦第7局
2021年10月08・09日 第34期竜王戦第1局 △後手 123手 負け [55]
2021年10月22・23日 第34期竜王戦第2局 ▲先手 070手 負け [56]
2021年10月30・31日 第34期竜王戦第3局 △後手 091手 負け [57]
2021年11月12・13日 第34期竜王戦第4局 ▲先手 122手 負け 竜王失冠で無冠に[58]
2021年11月26・27日 第34期竜王戦第5局
2021年12月04・05日 第34期竜王戦第6局
2021年12月17・18日 第34期竜王戦第7局

タイトル失冠後の連続挑戦

2022年度の第63期王位戦挑戦者決定戦では、池永天志五段に勝利して2年連続で藤井聡太王位への挑戦を決めた[59]。王位戦七番勝負では、9月5日、6日の第5局に敗れ1勝4敗で挑戦失敗となった[60]第70期王座戦挑戦者決定戦では、大橋貴洸六段に勝利し永瀬拓矢王座への挑戦を決めた[61]。王座戦五番勝負では、10月4日の第4局に敗れ1勝3敗で挑戦失敗となった[62]

4期振りの名人戦登場

第82期順位戦A級では7勝2敗の成績を挙げ、藤井聡太名人への挑戦権を獲得した[63]

棋風

攻守のバランスに優れた万能タイプで、序盤・中盤・終盤すべてに隙が無く、居飛車振り飛車も指しこなすオールラウンドプレーヤーとされる[64][65]

将棋電王戦に出場した2014年から将棋ソフトを用いた研究を始め[66]、将棋ソフト研究の先駆的存在とされている[65]。2014年の王座挑戦の頃から研究会やVSから遠のき、対人での研究をやめて完全に将棋ソフト研究に転換した[65][67]が、2020年頃から対人研究を再開した[68]。序盤に時間を使わず終盤戦に時間を残す戦いが多い[要出典]。力戦形も得意としていて、最速の勝ちを目指すよりも抜群の大局観で押し切る将棋が真骨頂である[要出典]

評価

2018年時点では、豊島・菅井竜也稲葉陽糸谷哲郎斎藤慎太郎佐藤天彦(元関西奨励会所属)の6名が「関西若手6強」とされていた[69][注釈 2]

2012年のNHK杯1回戦で佐藤紳哉が「豊島?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ」と評価したことが話題になった[64]将棋電王戦での二つ名は「若き天才オールラウンダー」。


注釈

  1. ^ 後に藤井聡太が更新。
  2. ^ 2011年頃は豊島・稲葉陽糸谷哲郎村田顕弘の4名が「関西若手四天王」と呼ばれていたが[70]、4名のうち村田のその後の活躍が目立たないこともあり、2018年現在は、メンバーを明確にせず「関西若手四天王」と言及されたり[71]、豊島・稲葉・糸谷の「3名」で「関西若手四天王」と言及される状況である[72]
  3. ^ ちなみに、真部が指さなかった「幻の△4二角」に対して、死去後の真部に升田幸三賞特別賞が贈られている。

出典

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  92. ^ 豊島将之竜王・名人が「第28回関西囲碁将棋記者 クラブ賞」を受賞 日本将棋連盟(2020年4月22日)
  93. ^ トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト”. global.toyota. 2020年3月21日閲覧。


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