講談社 沿革

講談社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 04:52 UTC 版)

沿革

講談社野間記念館。美術品を中心に展示している美術館(文京区関口、2000年設立)。
  • 1909年明治42年) - 初代社長野間清治により本郷区駒込坂下町(現・文京区千駄木)にて大日本雄辯會を創立。
  • 1910年(明治43年) - 大日本図書発行元として『雄弁』を創刊。
  • 1911年(明治44年) - 講談社を起こし『講談倶楽部』を創刊。
  • 1914年大正3年) - 『少年倶楽部』を創刊。
  • 1920年(大正9年) - 『現代』『婦人倶楽部』を創刊。
  • 1924年(大正13年) - 『キング』を創刊。
  • 1925年(大正14年) - 社名を大日本雄辯會講談社と改称。
  • 1931年昭和6年) - レコード部(現・キングレコード)を設置。
  • 1933年(昭和8年) - 本社を小石川区音羽町(現・文京区音羽)に移転。
  • 1938年(昭和13年) - 野間恒、2代目社長に就任(11月没)。野間左衛、3代目社長に就任。組織を株式会社とする。
  • 1945年(昭和20年) - 日本報道社を定款変更し、光文社を設立。野間省一、4代目社長に就任。
  • 1946年(昭和21年) - 豊国印刷を設立。
  • 1952年(昭和27年) - 第一紙業を設立。
  • 1954年(昭和29年) - 第一通信社を設立。
  • 1958年(昭和33年) - 商号を株式会社講談社に変更。
  • 1961年(昭和36年) - 音羽サービスセンター(現・講談社ビジネスパートナーズ)を設立。野間省一社長、出版文化国際交流会会長に就任。
  • 1963年(昭和38年) - 講談社インターナショナル設立。
  • 1964年(昭和39年) - 音羽建物を設立。
  • 1970年(昭和45年) - 講談社サイエンティフィクを設立。
  • 1972年(昭和47年) - ペック設立(現・講談社エディトリアル)を設立。野間省一社長、国際出版連合副会長に就任。
  • 1975年(昭和50年) - 日刊現代を設立。
  • 1977年(昭和52年) - 三推社(現・講談社ビーシー)を設立。
  • 1981年(昭和56年) - 野間惟道、5代目社長に就任。
  • 1987年(昭和62年) - 野間惟道死去に伴い、野間佐和子が6代目社長に就任。
  • 2005年平成17年) - 講談社(北京)文化有限公司を設立。
  • 2008年(平成20年) - 講談社USA、講談社USAパブリッシングを設立。
  • 2009年(平成21年) - 創業100周年。なお、100周年記念日の12月17日は、創業者・野間清治の誕生日に由来する[9]
  • 2010年(平成22年) - 星海社を設立。
  • 2011年(平成23年) - 野間佐和子の死去に伴い、野間省伸が第7代社長に就任する。台湾講談社媒体有限公司を設立。
  • 2015年(平成27年) - 講談社学芸クリエイトを設立。ハースト婦人画報社と業務提携、同社発行雑誌の発売元になる。
  • 2016年(平成28年)11月 - 一迅社を完全子会社化。群像創刊70周年。本社、米国進出50周年。
  • 2017年(平成29年)10月 - ポリゴン・ピクチュアズとの合弁会社講談社VRラボを設立。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月 - pixivとの協業でマンガアプリ「Palcy」を立ち上げ。
    • 4月 - マッチング型マンガ投稿サイト「DAYS NEO(デイズネオ)」オープン[10]
  • 2019年(平成31年)3月 - 週刊少年マガジン週刊現代創刊60周年。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月 - Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)の運営を開始[11]
    • 9月 - インディーゲームクリエイターを支援するプロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」を始動[12]
  • 2021年(令和3年)
    • 4月 - 海外へのコンテンツ発信時に「講談社の作品」である事を周知してもらう事などを主な趣旨として、講談社としては初となるコーポレートロゴを制作・使用開始。ロゴを作成したのはNetflixナショナルジオグラフィックなどのロゴ作成を手掛けた米国企業「グレーテル社」。
    • 9月 - ネット通販大手・アマゾン取次会社を経ない直接取引を開始[13]
  • 2022年(令和4年)
    • 4月 - 100%出資子会社株式会社KPSホールディングスが豊國印刷株式会社、第一紙業株式会社を吸収合併[14][15]。講談社ビジネスパートナーズの個人情報取扱事業・不動産事業以外の全事業をKPSホールディングスに譲渡[16]
    • 4月 - 株式会社KPSホールディングスの事業分割により株式会社KPSフルフィルメント、株式会社KPSシステムズ、株式会社KPSソリューションズ、株式会社KPSプロダクツを設立[17]
    • 11月 - ウォルト・ディズニー・ジャパンとの間で講談社が出版している漫画のアニメ作品の配信を含む戦略的協業の拡大を行うことで合意[5]

  1. ^ a b c d e f 第85期決算公告、2024年(令和6年)3月19日付「官報」(号外第61号)78頁。
  2. ^ 交通・地図 : 講談社”. www.kodansha.co.jp. 2022年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 講談社の歴史”. 講談社. 2021年9月4日閲覧。
  4. ^ レファレンス協同データベース”. 2021年9月4日閲覧。
  5. ^ a b c ディズニー、講談社とアニメ作品の配信を含む戦略的協業の拡大を発表 第一弾として『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』をディズニーの動画配信サービスにて見放題世界独占配信”. ディズニー公式 (2022年11月30日). 2022年12月1日閲覧。
  6. ^ オフィシャルスポンサー、東京ディズニーリゾート
  7. ^ 講談社は東京ディズニーシー®/東京ディズニーランド®のオフィシャルスポンサーです。、講談社公式サイト
  8. ^ リバプールFCとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約締結のお知らせ” (PDF). 講談社 (2021年6月22日). 2021年9月4日閲覧。
  9. ^ 読みたい:最前線 創業百年の「書き下ろし100冊」毎日新聞、2009年12月15日[リンク切れ]
  10. ^ オープンわずか3週間でキャッチコピーを反故に。講談社発のマンガ投稿サイト「DAYS NEO(デイズネオ)」、〝講談社7誌100人超の編集者と出逢える場所〟のはずが…?』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧
  11. ^ 「ミクサライブ東京」が1周年を記念して2.5次元俳優や声優などのVRコンテンツ専用チャンネルを開設!』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧
  12. ^ 講談社がインディーゲーム開発者に年間最大1000万円支給&全力サポート!』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧
  13. ^ “講談社とアマゾン、「異例」直接取引の背景は 待ったなしの流通改革”. 朝日新聞. (2019年9月16日). https://www.asahi.com/articles/ASP9J5CJVP8NUTIL051.html 2021年9月17日閲覧。 
  14. ^ 講談社 グループ会社を再編 豊国印刷、第一紙業は解散”. 文化通信デジタル (2022年2月22日). 2022年2月23日閲覧。
  15. ^ KPSホールディングス、豊國印刷と第一紙業を吸収合併”. マールオンライン. 2022年2月23日閲覧。
  16. ^ 講談社ビジネスパートナーズ、KPSホールディングスに個人情報取扱事業・不動産事業以外の全事業を譲渡”. マールオンライン. 2022年2月23日閲覧。
  17. ^ “令和4年2月16日(本紙第676号)29ページ、新設分割公告”. 官報. (2022年2月16日) 
  18. ^ 20万部で創刊し話題!料理家・栗原はるみが新雑誌で伝えたいこと | mi-mollet NEWS FLASH Lifestyle | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/2)”. mi-mollet(ミモレ). 2022年4月9日閲覧。
  19. ^ “講談社より電子BL・ハニーミルク創刊、コンセプトは「癒ししかいらない!」”. コミックナタリー. (2016年5月25日). https://natalie.mu/comic/news/188431 2016年5月25日閲覧。 
  20. ^ 【恋に染まる、あなたに染まる】甘く刺激的なデジタルコミック誌「comic tint」4月6日(金)創刊』(プレスリリース)、講談社、2018年3月15日。2018年7月8日閲覧
  21. ^ 「ルラ ジャパン」の発売元が講談社からマガジンハウスに”. WWD JAPAN. 2019年3月31日閲覧。
  22. ^ 『ぴちぴちピッチ』イメージソングコンテスト結果発表&『どうせ、恋してしまうんだ。』イメージソングコンテスト開始!』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧
  23. ^ 映画「AKIRA」YouTubeで無料公開、28日まで 講談社「大友克洋全集」発売記念で”. ITmedia NEWS. 2022年4月9日閲覧。
  24. ^ TBS・講談社 ドラマ原作大賞
  25. ^ MBS:7月に深夜アニメ枠スーパーアニメイズム新設 アニメイズムは継続”. MANTANWEB (2019年3月8日). 2021年8月10日閲覧。
  26. ^ 講談社 BOOK倶楽部:文芸書 小説現代 江戸川乱歩賞募集要項
  27. ^ 「デスノート」から盗作…少年マガジンが謝罪 - 産経新聞2007年12月22日
  28. ^ 和田武士 (2010年9月29日). “賠償訴訟:韓国「ダイエット主婦」側、無断で和訳本と提訴 講談社に賠償求める”. 毎日jp. 2010年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月2日閲覧。
  29. ^ 河西智美さんの胸、少年隠す…ヤンマガ発売延期”. YOMIURI ONLINE (2013年1月11日). 2013年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月20日閲覧。
  30. ^ 金森俊樹 (2016年10月27日). “髙橋洋一著書籍「中国GDPの大嘘」について”. 幻冬舎 GOLD ONLINE. 幻冬舎. 2021年10月31日閲覧。
  31. ^ 間渕隆 (2016年10月31日). “経過報告書”. 嘉悦大学. 2021年10月31日閲覧。
  32. ^ 講談社社員が慶應大生を名乗りアンケートを漫画ブログ運営者に送付INTERNET Watch2007年11月29日
  33. ^ 社史昭和編(1959), p727
  34. ^ a b 社史明治・大正編(1959), p591-592
  35. ^ (株)講談社『講談社の80年 : 1909〜1989』(1990.07)”. 渋沢社史データベース. 渋沢栄一記念財団. 2023年12月13日閲覧。
  36. ^ (株)講談社『講談社の80年 : 1909〜1989』(1990.07)”. 渋沢社史データベース. 渋沢栄一記念財団. 2023年12月13日閲覧。
  37. ^ 社史昭和編(1959), p201
  38. ^ 講談社が一迅社を完全子会社化、コミックナタリー、2016年10月14日
  39. ^ 講談社インターナショナル、4月末で解散、新文化オンライン、2011年3月9日
  40. ^ 出版社の武田ランダムハウスが破産、負債総額9億3千万円”. MSN産経ニュース (2012年12月17日). 2013年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月9日閲覧。
  41. ^ 株式会社講談社フェーマススクールズ国税庁法人番号公表サイト
  42. ^ 講談社とDNP 米国の翻訳マンガ出版ヴァーティカル買収”. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月13日閲覧。
  43. ^ 講談社コミッククリエイトが解散”. 文化通信デジタル (2021年9月14日). 2021年9月19日閲覧。
  44. ^ 株式会社Cygames、株式会社講談社と業務提携 コミックスレーベル「サイコミ」の創刊を発表”. 2017年7月30日閲覧。






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